Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

チロルの旅 8 メラーノ~ヴェルシュノーフェン

2024-09-02 14:55:42 | ヨーロッパ

7月14日 続き

国境から2時間ほどでメラーノという町に入り、まずは高台にあるチェアリフト乗り場へ。
  
 
 眼下に町が一望でき、緑の競馬場も見える。
チェアリフトに乗って下へ下りて行くと
 
すぐ横にブドウ畑が広がり、教会の尖塔も見えてくる。

下りた先は街の中心地。
 
石畳の道の両脇にいかにもヨーロッパらしい建物が並ぶが、標高300mほどのここまで下りてくると気温は30℃近い上に日差しがきつくて暑い!

今日はこの町中でお昼。チロル料理が続いたからとガイドが気を利かせてピザ屋に案内してくれたが
 
カラフルなサラダはともかく、ピザはかなり残念。イタリアならどこでもピザがおいしいわけではない。

昼食の後は小一時間の自由散策タイム。
  
街の中心なのでお店はたくさんあるものの、この日は日曜のためみんな閉まっているのが残念。

適当に歩いて行くとリフトから見えた教会の前に出た。
    
教会名の聖ニコラスはこの街の守護聖人、壁には旅人を守ってくれる聖クリストファーの絵も見える。
 
   
 
公園のキオスクでジェラートを買ったらタイムアップ。
集合してバスに戻るべくパッサー川を渡る。
 
 河辺には水に足を浸けて涼む人たち。
この時は知らなかったがこの奥には大きなテルメ施設があって、この町は温泉保養地として有名なのだとか。
オーストリア領時代、シシーこと王妃エリザベートも来ていたらしい。

町を出たら南へ向かい、ボルザーノからは東の山の中へ入って行く。
 
この辺りでは道路標識や地名もドイツ語とイタリア語の併記だ。

1時間ほどで今日から3泊するヴェルシュノーフェンの町に到着。町のイタリア語名はノヴァ・レヴァンテとまったく違ってまぎらわしい。

 
ホテルは街の真ん中、細いが幹線道路に面した所。周りには観光客向けの店が揃っていて便利。
 
部屋は広くて、外には小さな庭付きのテラスまであるが、西日が入って標高1,200mでも暑い。

そこで夕食までの時間、早速村の探索へ。
ホテルのすぐ周りはいかにも観光客向けの店ばかりだが、少し先の急坂を上るとその先は元々の地元民エリアらしい。
  
 
バス停の向かいのかわいい建物も1階は小さなスーパー。
  
これまたかわいらしい教会の中は意外にモダンだが、外の噴水(?)の動物はモルモットだろうか。

夕食は宿のレストランで、メニューは宿泊客全員同じらしい。しかしこのレストランが侮れなくて
  サラダはたっぷりのビュッフェ。
 
この日は白ワインスープから始まってトマトのリゾット、
 
仔牛のローストにチョコレート・ムースまで、これまでで一番おいしい。
やっぱりチロルはチロルでもイタリアは一味違うのか。


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コメント (1)
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