Luntaの小さい旅、大きい旅

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マレー半島縦断 10 中華街とブキ・ビンタン

2022-12-17 16:55:46 | 東南アジア

11月8日 続き

市場での買い物を冷蔵庫に納めたら、お昼を食べにまた外出する。

アパートから5分ほど歩くと部屋の窓からも見えるそごう。
 
その並びにはプルタマ・コンプレックスなどショッピングモールがいくつも並んでいるが、どこもローカル色が強くて庶民的なにおいがする。

その向かい側にはオデオンという映画館があるが、ここはもう閉館している様子。
 
並びにはイベントスペースがあって、この時はタイ料理の屋台が並んでいたがここもあまりぱっとしない。

このオデオンの先にバス停があって、次から次へと様々な番号のバスがやってくる。
 
今回、このバスも使ってみようとMoovitという交通案内アプリを入れてみた。すると目的地であるチャイナタウンへまっすぐ行く路線があることがわかったのだが、かなり待ってもそのバスは来ない。
そこで作戦変更、かなり頻繁にやってくるGoKLのRed Lineに乗車。

GoKLとは誰でも無料で乗れる巡回バス。もともと観光誘致のために始めたサービスらしいが、今では全部で13ルートもあって、乗った印象では地元の人たちの利用が圧倒的に多い。

降りたい時には降車ボタンを押さなければいけないのに気が付かなくて、降りたい所の一つ先まで行ってしまった。
 降りた目の前にあるのはムガール様式で巨大なマレーシア鉄道公社ビル。

そしてその向かい側にあるのが昨晩のうらみの旧クアラルンプール駅。 
  
 
1892年にできたこの駅の設計者はお向かいも設計したイギリス人のハバック。細部まで凝ったデザインでかっこいいのだが、あちこちボロボロで実にもったいない。もっと利用の仕方がありそうなのだが。

 
線路をまたぐ橋を渡り、クラン川沿いの遊歩道を歩いて行くとその先にLRTのパサール・スニ駅が見えてくる。
この駅を通ってチャイナタウン方面に進むと見えるのが、まるでナイフのような姿のガラス張りの超高層ビル。
 ムルデカ118というこのビル、まだ開業はしていないそうだが、ペトロナス・ツインタワーを抜き、東京スカイツリーも抜く678.9mで、現在ブルジュハリファに次ぐ世界で二番目に高いビルなんだとか。実際、電車でちょっと街の中心を離れても、ツインタワーは見えないがこのビルはとても目立つ。しかしこのデザイン、比べるとツインタワーが愛しく思えてくる。

 テクテク歩いておなじみチャイナタウンのペタリン通りへ。
こちらは観光客もかなり戻っている様子でなかなかの盛況。

目指したのはパラソルの奥に隠れたような「冠記」というお店。
  
 お目当てのドライ・ワンタンミーは8リンギット(約240円)。
細い麺の色は濃いが味が濃すぎることはなく、ワンタンも優しい味でおいし~。

 中華街のごちゃごちゃした感じは相変わらずで、しかし暑い!
 
そこでマレー系のお兄さんたちのお店のチェンドール、3リンギット。緑のニョロニョロに小豆やコーンが入って、とにかく冷たいのがうれしい。

パサール・スニ駅まで戻ると駅前はバス・ターミナルになっていて、ここから無料のGoKLの今度はPurple Lineでブキ・ビンタンまで行ける。
 この路線は人気で、バスはすぐに満員になった。

降りたのはKLの銀座、ブキ・ビンタンでも一番大きなショッピングモール「パビリオン」の前。
 
お向かいにはドンキもあるらしい。

 パビリオンはとにかく巨大で、ブランド店もいっぱい。
わざわざここまで来たのはパンツを一本ハジャイのホテルに忘れてきて着るものがなくなったからなのだが、円安日本人には東南アジアの衣料品はもう安くない。

モール内にはスーパーもあるが、これを探し出すのも大変。
 
マンゴーだけでもたくさんの種類があるきれいなスーパーだけれど、輸入品が多い紀伊国屋のような店だ。

ブキ・ビンタンからはモノレール一本で帰れてやっぱり便利。
 今夜の夕食は市場で買った魚の尾の身。何の魚かよくわからないけれど、グリルして持参した醤油をちょっとたらしたらすごくおいしかった。


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