Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ベトナム縦断 17 ハノイ旧市街

2024-04-27 17:16:32 | 東南アジア

3月7日 続き

ハノイに来たからにはぜひ行きたい所があった。
以前この町で行ったブンチャーの有名店、ダックキム。ホテルから歩いてすぐ行ける。
  
店の看板は以前よりもだいぶ派手になって、厨房が1階の店頭にあるのは変わらず、その横のテーブルにちょうど空きがあったので座った。
するとすぐに英語のメニューが出てきて、ブンチャーと揚げ春巻きのセットが120,000ドン(720円)。
 
相変わらずてんこ盛りのハーブ類を甘酸っぱいタレに入れてビーフンと焼肉を食べる。
二人でこれをシェアしてちょうど良かったが、15年前の写真を見るとこれは一人前、当時は50,000ドンだったから2倍以上に値上がりしているわけだ。
以前は店頭でモクモクと煙を上げながら肉を焼いていたが、今は他所で準備しているようで、その分ちょっと味が落ちたように感じたのはこちらの期待値が高すぎたか。
 隣にも同じような垂れ幕の店があってまぎらわしいが、ダックキムが外国人客ばかりなのに対して隣はベトナム人ばかりの様子。あるいは隣の方がよかったかもしれないが、バンコクのピンクと緑のカオマンガイ屋のようなものかな。

お腹が膨れたらハノイ旧市街を散歩。
ホーチミンはすっかり変わっていたが、この旧市街は以前と全く変わらない。
  
 
狭い道の両側に古い建物がぎっしりと並び、仏壇屋やら手芸品屋やら、同じ業種の店同士が集まっている。

適当に歩いているとチェの店があったので食後のデザート。
  
 
温かいごまぜんざいには団子が2つ入って、一つはごま餡、もう一つはピーナッツ餡でおいし~。
冷たいのもいいが、ハノイは中部よりぐっと涼しいので温かいのもいい。

 
ATMを探してプラスチック椅子の並ぶホアンキエム湖畔に出ると
 
周りの遊歩道も、小さな島に渡る橋の上も観光客でいっぱい。
 
しかしこの湖はのんびり散歩するのにちょうどいい。

 
湖の南側には高級ショッピングモールがあったので入ってみたが、有名海外ブランドばかりでは面白くない。

 西側に回ってすぐにあるのは警察署。
 さらに行くとハノイ大教会の周りもツーリストだらけだが、この教会も中には入れない。

ここからホテルまではすぐ。近くのスーパーなどでちょっと買い物をして、暗くなったら今度は夕食を探しに行く。

夜もぜひ食べたいものがある、とグーグル先生を頼りに旧市街を北へ。
目星をつけていた店はなぜか見つからなくて、それではともう一軒までは30分も歩く羽目になってしまった。
それでも何とか見つけたのはバインダークアという蟹麺の店。
 
思い切りローカルな店でメニューも読めないが、おばちゃんは慣れた様子で何も聞かずに頷き、出されたのがこちら。
 
蟹麺とはいえ具に蟹の姿は見えず、サトウキビが練り込まれているという麺は茶色いきしめんのようで、ちょっと硬めで噛み応えがある。これがなぜ蟹麺かというとスープが思い切り蟹出汁だから。
 このスープの中につぶした蟹が入っているのだろう、これはおいしい。
地元の流儀でテーブルの下はゴミだらけだがプラスチック椅子に座れたし、35,000ドン(約210円)で大満足。

帰りもてくてくと夜道を歩くと、街灯は少ないながらお店は開いていて
 やっぱりみんな低いお風呂椅子に座って何か食べている。
 
ベトナムはどこでも花屋が目立つ。ブタの貯金箱ばかり並んでいる店があったり
 
ぬいぐるみやおもちゃが歩道にまで並んでいたり。
この歩道の商品、夜は片付けてまた朝並べるんだろうなあ。


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