日本は実に平和である。
“バイオハザード”シリーズの二次創作的な流れになって来ているものの、そうそう簡単にバイオテロが(特に日本で)起きようはずもない。
なので、高橋のマグナムも手持無沙汰といったところである。
ここで1度、これまでの流れを振り返ってみたいと思う。
・“ユタと愉快な仲間たち”シリーズにも登場した学校法人
東京中央学園は、もちろん架空の学校法人である。
しかしながら、全く別世界のはずの雲羽作品で、どうして同じ名前の学校法人が登場しているのだろうか?
しかも高校にあっては、その立地場所に至るまで“ユタと愉快な仲間たち”シリーズのそれと同じである。
これはバンプレスト不朽の名作である“学校であった怖い話”に作者がインスパイアされたものである。
同ゲームでは色々なホラーストーリーがあり、展開によってはSFホラーも存在する。
しかしそれが“ユタと愉快な仲間たち”では取り扱っている内容が違う為、SF(“アンドロイドマスター”シリーズが科学であるなら、“私立探偵 愛原学”は化学)ホラーを展開できる“私立探偵 愛原学”で取り扱う為、同じ学校法人をそのまま登場させた。
“ユタと愉快な仲間たち”シリーズではその学校に巣くう妖怪や幽霊が出て来るホラーであったが、“私立探偵 愛原学”では日本アンブレラから派遣されていたという科学教師がもたらすSFホラー展開に期待したい。
・未だ過去が明らかにされていない主要登場人物たち
他の2作と違い、基本的に愛原の一人称で進む物語であるが、愛原が自分の過去を語ることはあまり無い。
高橋についても10代の頃は相当グレた生活をしていて、少年鑑別所、少年院、少年刑務所と渡り歩いたとのことだが、そこまでに至った理由が語られていない。
高野芽衣子にあっても、霧生市では地元の新聞社に勤めていたというが、それ以外の過去が一切語られていない謎の人物達である。
・国家機関が一私立探偵を利用する理由
BSAAは“バイオハザード”シリーズに登場する対バイオテロ専門の国連軍組織の一部である。
また、日本国内においては善場が所属する政府エージェント機関が情報収集に当たっている。
そのような中で、何故国家権力を発動すればすぐに済むようなことを、わざわざ国民の税金まで使って愛原学探偵事務所に依頼する理由がまだ語られていない。
まだ10代前半の少女であるリサ・トレヴァー(愛原リサ)を育成するにしても、やはり国家機関のどこかに収容した方が安全である。
それをせず、愛原に面倒を看させている理由も語られていない。
一般家庭(とも言い難いが)で育てられた場合、BOWは暴走せずに済むのかという壮大な実験の一環なのであろうか。
いずれにせよ、『お役所の民間委託』はロクでもない仕事しか無いように思うが……。
・結局、日本国内はバイオテロの脅威はあるのか無いのか
それをBSAA極東支部日本地区本部や政府機関が調査中であるが、リサという完全な(理性や自我が普通にあって、知性や知力も普通にある状態の)BOWが日本国内に存在する以上、それを狙うテロ組織が出てこないとは限らない。
・学内トラブルが十分に懸念される中、リサを中学校に本入させた理由並びにその編入先が東京中央学園である理由
学校生活が上手く行くかどうかの実験であると思われる。
もし実験に失敗してリサが暴走した場合、すぐにBSAAが投入される用意ができているのだろう。
その為、折に触れ機に触れ善場が様子伺いに来ているものと思われる。
国家機関が重要視するBOWを国公立の学校でなく、あえて私立の学校に入れた理由は不明だが、愛原達の行動(同じ学校法人が運営する高校内部の潜入調査)からするに、それを依頼する為の布石であったと考えられる。
いかに国家権力の強い組織とはいえ、それを発動するにはそれなりの理由が必要である。
民主主義が確立されている日本において、政府機関の独断で権力を発動するわけには行かず、あえて危ない橋は『民間委託』にしたのだろう。
日本のお役所とは、そういう所でもある。
・日本でバイオテロが起きた場合、BSAAの介入はあるか?
恐らく無いと思われる。
霧生市のバイオハザードで、自衛隊の投入すら遅れてしまい、霧生市を消滅させたほどだ。
ましてや、国連軍たるBSAAの介入を日本政府は妨げるだろう。
但し、自国の軍隊投入が遅れてしまうというのは他国(本場のアメリカや中国)でもよくあることなので、日本だけというわけではない。
今の安倍政権なら恐らく比較的早い判断をするのではないか。
尚、在日米軍にあってはさっさとBSAAにバトンタッチして早々に後方支援に回るだろう。
東日本大震災とはワケが違うのだ。
・愛原達が霧生市のバイオハザードで、ゾンビに噛まれても感染しなかった理由
必ずしも全員が発症してゾンビ化するとは限らず、中には元々抗体を持っている者がいるという。
どのシリーズでも大抵それは主人公達であるのだが、愛原は抗体を持っていても高橋と高野は無かったようだ。
作中で抗ウィルス剤などを使用している描写がある。
“バイオハザード”シリーズの二次創作的な流れになって来ているものの、そうそう簡単にバイオテロが(特に日本で)起きようはずもない。
なので、高橋のマグナムも手持無沙汰といったところである。
ここで1度、これまでの流れを振り返ってみたいと思う。
・“ユタと愉快な仲間たち”シリーズにも登場した学校法人
東京中央学園は、もちろん架空の学校法人である。
しかしながら、全く別世界のはずの雲羽作品で、どうして同じ名前の学校法人が登場しているのだろうか?
しかも高校にあっては、その立地場所に至るまで“ユタと愉快な仲間たち”シリーズのそれと同じである。
これはバンプレスト不朽の名作である“学校であった怖い話”に作者がインスパイアされたものである。
同ゲームでは色々なホラーストーリーがあり、展開によってはSFホラーも存在する。
しかしそれが“ユタと愉快な仲間たち”では取り扱っている内容が違う為、SF(“アンドロイドマスター”シリーズが科学であるなら、“私立探偵 愛原学”は化学)ホラーを展開できる“私立探偵 愛原学”で取り扱う為、同じ学校法人をそのまま登場させた。
“ユタと愉快な仲間たち”シリーズではその学校に巣くう妖怪や幽霊が出て来るホラーであったが、“私立探偵 愛原学”では日本アンブレラから派遣されていたという科学教師がもたらすSFホラー展開に期待したい。
・未だ過去が明らかにされていない主要登場人物たち
他の2作と違い、基本的に愛原の一人称で進む物語であるが、愛原が自分の過去を語ることはあまり無い。
高橋についても10代の頃は相当グレた生活をしていて、少年鑑別所、少年院、少年刑務所と渡り歩いたとのことだが、そこまでに至った理由が語られていない。
高野芽衣子にあっても、霧生市では地元の新聞社に勤めていたというが、それ以外の過去が一切語られていない謎の人物達である。
・国家機関が一私立探偵を利用する理由
BSAAは“バイオハザード”シリーズに登場する対バイオテロ専門の国連軍組織の一部である。
また、日本国内においては善場が所属する政府エージェント機関が情報収集に当たっている。
そのような中で、何故国家権力を発動すればすぐに済むようなことを、わざわざ国民の税金まで使って愛原学探偵事務所に依頼する理由がまだ語られていない。
まだ10代前半の少女であるリサ・トレヴァー(愛原リサ)を育成するにしても、やはり国家機関のどこかに収容した方が安全である。
それをせず、愛原に面倒を看させている理由も語られていない。
一般家庭(とも言い難いが)で育てられた場合、BOWは暴走せずに済むのかという壮大な実験の一環なのであろうか。
いずれにせよ、『お役所の民間委託』はロクでもない仕事しか無いように思うが……。
・結局、日本国内はバイオテロの脅威はあるのか無いのか
それをBSAA極東支部日本地区本部や政府機関が調査中であるが、リサという完全な(理性や自我が普通にあって、知性や知力も普通にある状態の)BOWが日本国内に存在する以上、それを狙うテロ組織が出てこないとは限らない。
・学内トラブルが十分に懸念される中、リサを中学校に本入させた理由並びにその編入先が東京中央学園である理由
学校生活が上手く行くかどうかの実験であると思われる。
もし実験に失敗してリサが暴走した場合、すぐにBSAAが投入される用意ができているのだろう。
その為、折に触れ機に触れ善場が様子伺いに来ているものと思われる。
国家機関が重要視するBOWを国公立の学校でなく、あえて私立の学校に入れた理由は不明だが、愛原達の行動(同じ学校法人が運営する高校内部の潜入調査)からするに、それを依頼する為の布石であったと考えられる。
いかに国家権力の強い組織とはいえ、それを発動するにはそれなりの理由が必要である。
民主主義が確立されている日本において、政府機関の独断で権力を発動するわけには行かず、あえて危ない橋は『民間委託』にしたのだろう。
日本のお役所とは、そういう所でもある。
・日本でバイオテロが起きた場合、BSAAの介入はあるか?
恐らく無いと思われる。
霧生市のバイオハザードで、自衛隊の投入すら遅れてしまい、霧生市を消滅させたほどだ。
ましてや、国連軍たるBSAAの介入を日本政府は妨げるだろう。
但し、自国の軍隊投入が遅れてしまうというのは他国(本場のアメリカや中国)でもよくあることなので、日本だけというわけではない。
今の安倍政権なら恐らく比較的早い判断をするのではないか。
尚、在日米軍にあってはさっさとBSAAにバトンタッチして早々に後方支援に回るだろう。
東日本大震災とはワケが違うのだ。
・愛原達が霧生市のバイオハザードで、ゾンビに噛まれても感染しなかった理由
必ずしも全員が発症してゾンビ化するとは限らず、中には元々抗体を持っている者がいるという。
どのシリーズでも大抵それは主人公達であるのだが、愛原は抗体を持っていても高橋と高野は無かったようだ。
作中で抗ウィルス剤などを使用している描写がある。