おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の75ページ「原料調達から製造、燃焼までの全段階における単位発熱量当たりの温室効果ガス排出量の比較」をみましたが、今日は79ページ「COP17で決定された森林吸収量の算定方式」をみます。
第1約束期間のルールでは、森林吸収量の算定方式について、約束期間における対象森林の二酸化炭素吸収量をそのまま排出削減量と同等に計上する「グロスネット方式」を採用していました。
しかし、第2約束期間では「参照レベル方式」を採用しています。

この理由について白書は、第2約束期間の森林吸収量の算定方式については、主に、第1約束期間と同様の算定方式である「グロスネット方式」、基準年と約束期間の吸収量の差を計上する「ネットネット方式」、国ごとに「参照レベル6」の値を定めて実際の吸収量との差を計上する「参照レベル方式」の3つの方式について議論が行われてきたとのことです。
これらの結果、我が国については、「参照レベル」を「ゼロ」とすることが認められ、「グロスネット方式」と実質的に同じ扱いとなったということです。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の75ページ「原料調達から製造、燃焼までの全段階における単位発熱量当たりの温室効果ガス排出量の比較」をみましたが、今日は79ページ「COP17で決定された森林吸収量の算定方式」をみます。
第1約束期間のルールでは、森林吸収量の算定方式について、約束期間における対象森林の二酸化炭素吸収量をそのまま排出削減量と同等に計上する「グロスネット方式」を採用していました。
しかし、第2約束期間では「参照レベル方式」を採用しています。

この理由について白書は、第2約束期間の森林吸収量の算定方式については、主に、第1約束期間と同様の算定方式である「グロスネット方式」、基準年と約束期間の吸収量の差を計上する「ネットネット方式」、国ごとに「参照レベル6」の値を定めて実際の吸収量との差を計上する「参照レベル方式」の3つの方式について議論が行われてきたとのことです。
これらの結果、我が国については、「参照レベル」を「ゼロ」とすることが認められ、「グロスネット方式」と実質的に同じ扱いとなったということです。