中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

従業員規模が大きい企業ほど輸出をしている!

2016年10月17日 04時31分58秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)169ページ「第 2-3-8 図 直接輸出企業の業種構成(中小製造業)」をみましたが、今日は170ページ「第 2-3-9 図 業種別に見た直接輸出企業数の推移(中小製造業)」をみます。

下図から、直接輸出企業の業種構成のうち、上位5業種についての輸出企業数の推移を見ると、最も多い生産用機械器具製造業がリーマン・ショック直後を除き一貫して増加傾向であるが、そのほかの4業種については、いずれも足下の数年間はリーマン・ショック前と同程度の水準で推移していることが分かります。

次に、下図から従業員規模別の中小製造業の輸出企業の割合を、2009年と2013年で比較したものを見ると、従業員規模が大きい企業ほど輸出を行っている企業の割合が高くなる傾向にあることが分かります。

この結果について白書は、規模が大きい企業ほど、2009年から2013年の上昇幅が大きいため、比較的規模の大きな製造業が直接輸出企業数の増加をけん引しているといえる、とあります。

この結果を従業員規模が大きいほど輸出を行っている割合は高いことを当然と捉えるのではなく、自社がどのようにしたら従業員をさらに生かせるのかを考えるデータにしなくてはならないということですね!

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