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中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

アップルに見るブランド戦略

2013年09月16日 05時00分00秒 | 2013ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2013年度ものづくり白書 112ページの「標準の種類」をみましたが、今日は116ページの「ブランド戦略の重要性」をみます。

ブランド戦略はマーケティングから製品開発、広告宣伝、販売、アフターサービスなど経営のあらゆる場面に関連する活動で、この表は米国のインターブランドが発表している世界ブランドランキングですが、これをみると、米国のアップルや韓国のサムスン電子は経営全体としてブランド戦略に注力し、ブランド価値の向上を図っていることが分かります。

仔細に見ると、アップルは2001年には49位であったが、2012年には2位と大きく上昇し、サムスン電子も2001年の42位から2012年には9位まで順位を上げていることが分かります。

この上昇の理由には、アップルの同社の直営店を活用した「ワークショップ」と呼ばれるサービスの提供が特徴的な取組として挙げられます。

アップルは、販売、アフターサービスにおける顧客との接点である同社の直営店を活用し、製品の操作方法を無料で指導しており、単に「製品を売ること」よりも、製品を通じて実現する顧客の「体験を売ること」を通じて、先進的な企業であるとのブランドイメージの浸透を図っています。

最近、ノマドしていると、iMacユーザーが増えていることを実感します。iMacの何が良いのかを探りに、上記の直営店にいくと、私のようなWindowsユーザーにiMacの良さを分かりやすく教えてくれます。

次に買うのはこれかな!と心を揺らすのが、ブランド戦略の基本なのでしょうね。
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