中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

【特別編】「もの補助」不採択の理由と次回採択に向けての対策_#2/5

2020年07月18日 12時45分18秒 | 2020特別編_採択されるものづくり補助金の書き方とは
皆様、こんにちは~!株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

『勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし』

企画競争というのは、〇×試験とは異なり絶対的な正解がありません。そのため、どこが良かったのか悪かったのか、ここを見つけるのが非常に難しい。考えたところで、よく分からないし、その考えが正しいかを確認することもできない。限界があります。

不採択だった我々には何ができるのでしょうか?

まずは事務局に不採択の理由を確認してみましょう。

私の申請書は何が悪かったのですか??・・・と、単刀直入に聞いてみます。

すると、事務局さんが、審査委員の審査コメントを読み上げてくれます。

私の申請書の場合、次のようなコメントをいただきました。

『生産性向上が見込まれる取り組みではあるが、効果の多くは最新機器の機能と性能に依存しており革新性に乏しい。作業の容易さなどのメリットの数的データを用いるなどしてより具体的に示すとよい。』

う~む。分かるような分からないような・・・

 ・生産性は向上していると認められているのに、それは革新的ではないということ??
 ・最新機器の機能と性能に依存したいからを導入するのに、依存して何が悪いの~??
 ・作業の容易さを具体的に~ってどういうこと??
 ・メリットを数的データって~??

ここが悪いという具体的な指摘を期待していた訳ではありませんが、これでは不採択の理由がますます分からなくなってしまいます。

う~む。いったん頭を冷やしましょう!!

もの補助の申請書を書くたびに思うのですが、事業が求める【革新性】とはどのようなことなのでしょうか??

もしかしたら、私は【革新性】を勘違いしているのではないか??そんな気がしてきました。。。


[ビジネスモデル構築型という事業もあったのですね。この採択率はたった5%(18/356)。これは厳しいですね]

今日のポイント
-------------------------------------------
 ・不採択の理由を事務局に聞いてみましょう。
 ・謎解き問答のような示唆ですが、そこには何かしらのヒントがあるはずです。
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~つづく~

もの補助で次こそは採択を狙う方。是非、お気軽にご相談ください。
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暗黙知化の形式知化は進んでいますか??

2020年07月18日 08時22分51秒 | 2019年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2019年版「ものづくり白書」186ページ「図 233-24 人材確保問題の状況(企業規模別)」を読みましたが、今日は187ページ「図 233-27 製造・生産現場の技能のデジタル化の取組(企業規模別)」を見ます。

下図について白書は、 我が国製造業のうち、製造・生産現場技能のデジタル化に取り組んでいる中小企業は、全体の3割弱にとどまるが、取り組む意向のある企業を含めると、全体の 85%に上る(図 233-27)、とあります。

中小企業が製造・生産現場の技能のデジタル化に取り組む、あるいは取り組みたい理由として最も多いのは「技能の見える化・共有化」であり、7割を超える企業が理由に挙げている。

製造現場のノウハウの暗黙知化に多くの中小企業が課題を抱えている状況が考えられる。そのほかに製造・生産現場の技能のデジタル化に取り組む理由としては、「人材不足への対応」や「若手への技能伝承」、「ベテラン技能者の減少」など「守り」の要素を挙げる企業が4~6割に上っている(図 233-28)。

技能人材の不足による企業経営への影響が深刻化する中、我が国製造業の強みである熟練技能が現場に残っているうちに、デジタル化や AI 化を進めることは待ったなしといえる。

ふと思うのですが、現場で熟練技能者を見ることが少なくなった気がしますね。暗黙知は継承されているのか、不安になりますね。

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