中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

人気の通信機と日本の貿易収支の関係は?

2014年10月25日 04時47分55秒 | 2014年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2014年版ものづくり白書14ページ「コラム 輸出により大幅な黒字を稼ぐドイツの経常収支構造」を見ましたが、今日は16ページ「図112-5 「電気機器」の貿易収支の推移」をみます。

下図により、エレクトロニクスを中心とする「電気機器」の貿易収支の推移を見ると、エレクトロニクスを中心とする「電気機器」は、主要3品目の中で最も貿易黒字の縮小幅が大きく、直近2013年の貿易黒字は約1.7兆円に留まっており、2010年に比べると約6割、2005年に比べると約8割減少していることが分かります。

白書は些細な情報として、2010年と2013年の主な構成品の変化を見ると、「通信機」の貿易赤字額が約1.5兆円拡大(2010年:-0.6兆円→-2.1兆円)しており、また「半導体等電子部品」の黒字額が約0.9兆円縮小(2010年:+2.0兆円→+1.1兆円)している。

「通信機」と「半導体等電子部品」で合わせて約2.4兆円程度、貿易黒字の縮小に寄与しており、同期間における「電気機器」の黒字額の縮小額は約2.8兆円であることから、この2品目が大半を占めている、とあります。

輸入している通信機は日本だけでなく世界中で人気であることは周知の通りですが、日本の貿易収支にどれほどの影響を与えているのか、明日、見ていきます!

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