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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

旅の思い出(カプリ島「青の洞窟」)

2013年03月22日 | 旅の思い出(ブログ開設以前の旅)

平成17年の9月に夫とイタリアを旅しました。イタリア各地の観光地を巡るツアーで、その中にカプリ島が入っていました。

カプリ島はナポリから高速船で南へ4、50分の所にあり、周囲約17kmの小さな島です。ローマ初代皇帝のアウグストゥスは、近くの大きいイスキア島を所有していましたが、風光明媚なカプリ島を気に入り、イスキア島と小さなカプリ島を交換したそうです。理由はカプリ島には魅力的な「青の洞窟」があったからだとも伝えられているのだとか。

ナポリからの高速船でカプリ島のマリーナグランデ港に到着。
Photo <マリーナグランデ港>


いよいよ「青の洞窟」を目指します。この日は港周辺は好天気で波穏やかに見えたのですが、「青の洞窟」は入り口が波頭から1m程しかない為、ちょっとの波ですぐ閉鎖になるのだそうです。午前中オープン、午後からクローズとなることもあるそうです。特に冬場は閉鎖になることが多く、シーズン中の夏場でも入れるのは3日に1日位の割合だそうです。

港に到着するまで入れるかどうか判らないのは、こまりものですね~。私達が行った日はラッキーなことにオープンでした!もし洞窟に行けなくても、魅力的なこの島を観光出来るので、それなりの楽しみはあるのですが。

港で2、30人乗りのモーターボートに乗り換え、20分程進むと「青の洞窟」前に到着です。洞窟前には沢山の船が集まっていて、驚きました。
Photo_3 <洞窟前>

ここでモータボートから、下の写真の様な3人乗りの手漕ぎのボートに乗り換えます。洞窟前には洞窟に入るのを待っている、手漕ぎボートが沢山ありましたが、一定の秩序があるらしく、30分以上待った後混乱することなく、スムーズに洞窟内に入りました。
Photo_4 <洞窟に入るボート>

洞窟に入るときの姿勢ですが、入り口の高さと波頭の差が1m程しかないため、私達はボートの中で仰向けになる様に、ボートの船頭さんに言われ、波の上下にあわせて、何とか無事に洞窟の中に入れました。

洞窟の中は意外にも広くゆったりしていました。洞窟内の海水に狭い入り口から注ぐ太陽の光が反射して、色鮮やかな青に輝き、「青の洞窟」の名にたがわない、それはそれは美しい色でした。はるばるここまで来た甲斐があったと思いましたよ(^-^)
2 <洞窟の中>

「青の洞窟」の後はアナカプリを観光したり、島に沢山あるオシャレな土産物店を見たり、港近くのウンベルト1世広場辺りを散策して過ごしました。土産物店でカプリ島名産のレモンのリキュール「リモンチェッロ」を買い、日本に帰ってから飲んでみましたが、結構強いのには驚きました。 

<ウンベルト1世広場>

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