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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

旅の思い出 ~ブダペストのアンドラーシ通り~

2015年04月27日 | 旅の思い出(ブログ開設以前の旅)

H.20年(2008年)の秋に中欧を旅しましたが、ハンガリーの首都ブダペストについては、以前共産圏だったこともあり、自分の中でイメージがわかず、余り期待していませんでした。 

ところが、行ってみて初めて、あまりに重厚な堂々とした歴史ある大都会であることに驚き、「ドナウの真珠」「ドナウの薔薇」とも称されていると知りました。

ブダペストは街の中央をドナウ川が南北に流れています。ドナウ川の西側には王宮のあるブダ地区が、東側には現在の中心部のペスト地区が広がっています。この二つの地区を結ぶ橋の一つがよく知られた「くさり橋」です。
<くさり橋>

「くさり橋」を渡りペスト地区に入ると、「エルジェーベト広場」があり、この辺りから「英雄広場」までの2kmちょっとの道が「アンドラーシ通り」です。片側3車線の立派な通りで、おそらくこの通りがブダペストのメイン通りだと思いますが、地下には18世紀末からの地下鉄が通ってるそうです。
<アンドラーシ通り>

宿泊したホテルがこの通りに面していたので、この辺りを散策しましたが、イシュトヴァーン大聖堂、国立オペラ劇場など歴史ある壮麗な建物が建っていて、見ごたえのある落ち着いた通りでした。
<オペラ劇場>

アンドラーシ通りの端にある「エリジェーベト広場」の一角には皇妃エリザベートや作曲家リストもよく訪れたと言われている〝カ
フェ、ジェルボ″があります。散策の途中に入ってみましたが、店内はロココ様式というか、豪華なシャンデリアなど日本では考えられないカフェの内装で驚きました。コーヒーやケーキは日本とよく似た様なお味でしたが...。
<〝カフェ、ジェルボ″>

又、この通りにはハンガリーの陶器メーカー「ヘレンド」の直営店があります。「インドの華」シリーズのコーヒーカップ6客は既にあるので、ここでは同じシリーズのケーキ皿6客を買うと決めていました。

が、このショップでの値段は何故か日本のデパートなどで買うのとほとんど変わらず、ガッカリでしたが、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買い、大切に日本に持ち帰りました。
<ヘレンドのケーキ皿>

観光中に、たまたま以前秘密警察があった古い建物にカメラを向けていたら、現地の日本人ガイドさんが、共産主義時代は怖くてそんなこと出来なかったと言っておられたのが印象的でした。様々な国に支配されてきたこの国の歴史を感じましたね~。

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