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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

気まま旅行の北海道 ~阿寒湖~

2016年08月10日 |    北海道

6日目は釧路でレンタカーを借り阿寒湖に向かいました。

途中、阿寒湖への道筋にある釧路市丹頂鶴自然公園に寄ってみました。ここは丹頂鶴を絶滅の危機から保護し飼育している公園で、一年を通じて見学でき、20羽の丹頂鶴を出来るだけ自然に近い環境で育てています。
<釧路市丹頂鶴自然公園>

着いたのは9時過ぎで、まだ観光客も少なくゆっくり見学できました。一つ一つの柵が広く自然に近い静な環境が保たれている様です。

それぞれの柵につがいで暮らしているようですが、間近で見る丹頂鶴は豪華で動きが優雅ですね。こんなに何羽もの丹頂鶴を見たのは初めてです。




阿寒湖では阿寒観光汽船に乗りました。お天気がよかったので
、新緑に包まれた美しい岸辺の景色を見ながら、静かな湖上を遊覧船でゆったり巡るのはよい気持でした。
<阿寒湖>

船からは雄阿寒岳や活火山の雌阿寒岳が望め、素晴しい景観でした。
<雄阿寒岳>
<雌寒岳>

この遊覧船のルートは「まりも」の生息地である阿寒湖の中のチュウルイ島に停泊し、そこのまりも展示観察センターでまりもを見るというものです。まりもは水槽に入っていて間近に観察できるようになっていました。
<チュウルイ島>




まりもは糸状の藻が絡み合い、湖の緩やかな流れにより球状になったものだそうですが、球形のまりもを見ていると、触ってみたい様な何だか不思議な気がしてきます。この水槽の中のまりもは、冬になると湖に戻されるそうです。

両側が原生林の舗装道路を20分ほど走行し、雌阿寒岳のふもとにあるオンネトーにも行きました。友人から素晴しい所なので、ぜひ行く様にと言われて訪れたオンネトーですが、その言葉通りの美しい湖でした。
<原生林の中の舗装道路>
<オンネトー>

上の写真の右の山は阿寒富士、左は雄阿寒岳です。オンネトーは深い森に包まれた小さな湖で湖底から湧き出す温泉の硫黄分により湖面の色が季節や天気、時間帯で変化することから五色湖とも呼ばれているそうです。この日も真っ青な美しい湖面で、湖畔には遊歩道があり、ゆっくりした時間を過ごしました。

オンネトーから戻り、阿寒湖畔のアイヌコタンに寄りました。アイヌ民族が暮らし、その文化を守り伝承している集落がアイヌコタンと呼ばれています。
伝統的な民芸品やアイヌ料理の店などが軒を連ねていました。
<アイヌコタン>

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