漫画家の故長谷川町子さんが、代表作「サザエさん」の構想を練ったという福岡市早良区の海岸にちなみ、早良区西新の脇山口からよかトピア通りまでと、そこからよかトピア通りを経て福岡市博物館と福岡市中央図書館の間の道から福岡タワーまで1,6kmの市道に「サザエさん通り」の愛称がつきました。これは地元の要望を受けたもので、街の活性化につなげたいという関係者の願いからのようです。
下は公民館に掲げられた「サザエさん通り」誕生を祝う幟です。
長谷川町子さんは1944年~46年にかけて現在の西新3丁目に住み、西新の海岸を散歩中にサザエさんの登場人物、サザエ、カツオ、ワカメ等を考案し、46年から地元の夕刊フクニチ新聞(92年に休刊)でサザエさんの連載を始めました。
福岡市は昔の海岸線だった今のよかトピア通りと西新通りの交差点の磯野広場に、2007年に「サザエさん発案の地」の記念碑を設置しましたが、地元住民の認知度は低かったのだとか...。
そこで、お年寄りから子供まで知っている、国民的な漫画の発案の地がここにある事を、多くの人に知ってもらいたいとの思いから、2012年5月27日の「サザエさん通り」誕生になったのだそうです。
現在、「サザエさん通り」誕生を記念して福岡市中央図書館郷土特別資料室ではサザエさん関連の文書資料の展示が行われています。
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ps. 早良区の「サザエさん通り」は財団法人長谷川町子美術館、既に「サザエさん通り」がある東京都世田谷区桜新町商店街振興会のご厚意により、全国2番目の「サザエさん通り」になったということです。
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