5月28日~6月4日まで夫と南フランスに行ってきました。添乗員さん付きの旅行で、旅のお仲間と楽しくプロヴァンス、コート・ダジュールをめぐりました。
福岡市から成田、パリ経由でアルル⇒マルセイユ⇒ニースの順で廻りました。今の時期の南仏は日本と同じ様な気温ですが、湿気が少なく爽やかで過ごしやすい気候でした。
よく知られた「ポン・デュ・ガール」はアルルの北にあり、アルルからバスで1時間位かかりました。徒歩で木立を抜け、目の前にこの橋が見えてきた時は感激しました!想像以上に大きく立派な橋で、下層の一番大きな石は6トン以上もあるそうです。この橋はユゼスからニームに水を送っていた全長50kmの導水路の一部で、1世紀中頃(古代ローマ時代)に造られたと考えられるのだそうです。
今回私達は特別に、このポン・デュ・ガールの一番上層の、古代ローマ時代に水が流れていた部分を歩いたんですよ。まず下の写真の様に橋の上へ上がります。
上がってみるとこんな感じでした。水路の幅は一定ではなく広い部分と狭くなっている部分がありました。そして水路にふたがある部分と、無い部分がありました(最初は全部にふたがあった?)。
こんな感じの所もあります。
橋の下にはガルドン川が流れています。
ポン・デュ・ガールは数え切れない程の修復を重ねて、約2000年間ここにありますが、その造形の美しさや周囲の緑や川と調和した素晴らしさに、思わず見とれてしまいました。
ポン・デュ・ガール見学の後、アビニヨンに行き、法王庁を見学しました。アビニヨンは1309年~1377年まで68年間教皇庁があった所で、今でも巨大な要塞のような当時の建物が残っています。
下の写真は見学コース入り口のシャンポー門。
中はこんな感じです。
<大礼拝堂>
当時使われていた家具などはフランス革命時に略奪されたりなどし、何もありませんでしたが、壁に描かれた当時のフレスコ画を見ることが出来ました。
法王庁の横を流れるローヌ川には、「アビニヨンの橋で踊ろよ、踊ろ」という歌で、よく知られるサン・ベネゼ橋が、途中で切れた姿で見えました。
南フランスには、白い石灰岩質の岩山の上にある集落が幾つもあります。そんな集落の一つ、レ・ポー・ド・プロヴァンスに行きました。今は250人が住むだけの村だそうですが、多くの観光客が訪れ、狭い道の両側にはオシャレな土産物屋が並んでいました。教会前の広場からは下の谷が見下ろせ素晴らしい景観でした。
今回の南フランス旅行の記事を何回かに分けて書いてみようと思います。お気が向いたら、又ご訪問下さい、よろしく(^-^)