【2歳9ヶ月】
先日、初めてママ友ちゃんファミリーが遊びに来てくれた際、おまる2基をリビングへ出したまま(トイレを寒がるので、常は暖炉のそばに置いて、いつでも自ら座れるようにしています)トイレへ片づけるのを忘れていて、恥ずかしい思いをしたのですが、そこから子供のトイレについて話すキッカケとなりました。
私はここ最近、双子のおむつ外しにストレスを感じています。おむつが外れなかったら幼稚園へ通えない・・・幼稚園を留年・・・一人は幼稚園へ行けて、もう一人は幼稚園へ行けないなんてことになったら、その子の心にどれだけのダメージを与えるだろうか・・・子供が自宅にいるようになれば、仕事も辞めざるをえないだろう・・・娘は自分で洋服を着れるし、靴だって履ける。ただトイレが間に合わないだけで・・・もう、おむつを外すことが幼稚園“お受験”のようなイメージを持って、私の頭の中をグルグルめぐるのです。
子供の成長は様々なのに何故、幼稚園入園を境にするのか? だんだん不安が怒りに変わり始めていたのですが、そんな時、ママ友ちゃんが言うのです。「二人の子を育ててみると、3歳ってもう、おむつを外していい年齢に達しているなと思えるよ。」
自分のことを話せるようになっているのだから、「おしっこが出たい」も本当は言えるはず。頭で考えて行動できるようになってきているのだから、用足しだって本当はトイレでするものなんだと、もう理解できているはず。
それから、遅くなってからトイレトレーニングを始めると、おしっこが出たいとトイレへ座っても、自分の意思で膀胱をゆるめることが難しくなって、出たいのに出ない…となってしまうそうです。
そして彼女は、二人のお子さんたちが自ら「パンツ、はく!」と宣言したその日から、いっさい紙おむつは使わず、パンツで通したそうです。遊びに行った先でも、寝るときも。上の子ちゃんは最初、ダダ漏れだったそうです。彼女は頭にきて、「おしっこが出るまでオマルへ座っていなさい!」と怒ったそうです。それを聞いた友人たちが、「無理やりにトイレトレーニングを進めると、子供がストレスを感じるから…」と助言してくれたそうですが、それでも彼女は、「この子はもう、おむつを外せる時に来ている。親なら分かるでしょ?いま後戻りしたら、もう出来ない」と続行したら、3日目でおねしょもナシ。
私に足りないのはこの「潔さ」でしょうか? 家の子も「準備ができている」のは分かっているんです。娘は、機嫌がいい時は、知らない間にオマルへ座って、大えばりで報告に来る。息子も、家では甘えているのか、保育園では保育士さんに促されるままにトイレへ座り、おしっこができている。
もう少し頑張ってみようと思えてきました。それで昨日は、森へ散歩に行く時も、あえてパンツで出かけました! 保育園での持ち物になっている着替え一式に、パンツを一枚追加して持って行きました。まだ「待った!」がきかないはず、車の中ではチャイルドシートに防水シーツを敷きました。出かける前にオマルへ座らせてみたけれど、やはりママ友ちゃんの言うとおり、「今、少しでもおしっこ出して!」が出来なくなっています。もう3歳間近だからなあ…。
森の中では、初めて木橋を渡ったりして、楽しみました。足もとの隙間から下に川が見えるのを怖がるかと思えば、そうでもないみたい。
まだ残雪が残っていて冷えてきたからでしょうか、早々に息子が「かーちゃん、おしっこ…」と。言えた! 今日は布パンツだから濡らせられないぞ、と言うこともわかってる!
ところがですねー、男の子育児中の皆さん、立ちションって教えてますか? 立ちションをしたことがないママンは(当たり前だ…)、パンツをおろしてあげれば、尿が出る勢いで自然にできるものだと思っていたんですが、どうやら違うようです!! 主人に聞いても茶化されるだけ。それで、11歳児くんがいるママ友ちゃんへ電話したら、まだ2歳じゃ難しいんじゃないかな、と。彼女の家ではやはり、お父さんがするのを見て真似し始めたそう。「立ちション一つでも、子供の成長が見られるから面白いよ!小さい頃はパンツもズボンも足首まで下してお尻丸出しで立ちションするんだけど、そのうち、お尻を出すのが恥ずかしくなってくるのか、ズボンを下げずに立ちションするようになっちゃうの。お母さんとしては、子供らしさがなくなっちゃって、ちょっと寂しくなるのよねえ…。」
さて今夜は、実は双子そろって、布パンツで寝ています! 決して親が強制したものではなく、娘が自ら「パンツはく」と紙おむつを拒否し、それにつられた息子も布パンツをはいたのです。さてさて、どうなりますやら・・・