Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

手作り☆アドベントカレンダー

2015-12-23 | おもちゃ・遊び

【2歳5ヶ月】
今日は保育園でクリスマス会があったようで、我が双子がお菓子のいっぱい詰まった袋を持ち帰ってきました。あれ、今年は保護者がケーキの差し入れをしなくてよかったの? 昨年は突然の、そして初めての「パーティーケーキ持ち寄り」があり、新米ママンは本気で悩んだものです。今年はどうも、先生の数が足りなくて、保護者を呼んでのクリスマスパーティーを計画できなかったとのこと。いいです、いいです、どんな形でも子供はクリスマス会を楽しんだようですから。


保育園の玄関ホールに、手作りのアドベントカレンダーが飾ってあります。12月1日からクリスマスの日までをカウントダウンして楽しめるカレンダーで、一つ一つの日付が小窓になっていて、中にはチョコレートなどが入っているから、毎朝それを開けるのが楽しみになる、という代物。


なんと土台は、ヨーグルトの空きカップ、でした!こんなの、来年のクリスマスには子供と一緒に作ってみたいな。



日本語学習への取っ掛かり

2015-12-21 | 日本語教育

【2歳5ヶ月】
年末には呼んだり呼ばれたりと夕食会の機会が増えていくものですが、我が家は特に今年は引っ越しをしたことから、10月ぐらいから事あるごとに友人知人を我が家の夕食へご招待することが増えています。先日も主人の友人がわざわざ訪ねてきてくれて、カレーライスをご馳走したのですが、フランス人は本当にカレーライスが大好きですね! 私の経験上、すき焼きをやるよりウケがいいと思う。私のカレーがスペシャルにおいしいとは思わないから、フランス家庭で食べられている鶏肉をカレーパウダーで煮こんだだけの料理を「カレー」だと思っているフランス人からしてみれば、日本のカレーは“スペシャル”でしょう。在仏の皆さん、お寿司に飽きたら「おもてなしにカレー」、いけますよ!
和食は、料理ヘタ+材料そろわない外国で、私には高いハードルなんですけど、それでも我が家での日本料理は、「本当の食べ方」を知ってもらう良い機会ですね。近所の老夫婦に聞かれたのですが、お寿司の食べ方・・・最近ではスーパーでも売っているパック寿司を試しに買ってみて、でも食べ方を知らなかったから、いつもレンジでチンですって!
ところで先日のこちらの友人も、食後のデザートの後に緑茶を出しましたところ・・・砂糖を入れて飲んだ! サトウだよ! お茶に砂糖!! え~ん、来客時にしか出さない高級茶葉なのに~。お茶どころ静岡県民の私、お寿司事件よりも泣けました。噂には聞いていましたが、緑茶にも紅茶の要領で砂糖を入れて飲むって、本当だったんですね…。


今夜は私の会社の上司ファミリーをご招待しました。そこの息子さんがね、フランス生まれフランス育ちなんですけど、我が双子へ上手に日本の絵本を読んでくれるのです。「い~と~まきまき♪」と日本の童謡も歌えます。これ、みんな週末に通っていた日本語学校で教えてもらったんですって。だから、やはり我が家もちょっと月謝は高いけど、日本語学校へ通わせるのが日本語習得への近道かなあと意見を求めれば、「日本語学校へ通ったから日本語が上手になったわけじゃないよ!」と。えっ!?
彼は漫画が好きで、当時は日本の漫画がフランス語に翻訳されたりと流行りだした頃で、友達にストーリーの先をこっそり教えたりしたくって、それで日本語の漫画を必至で読んだそうです。それが始まり。「周囲のハーフっ児みてても、どれだけ日本が好きかで、日本語のレベルに差が出てたよ。」とのこと。

まず我が子にしてあげられることって、日本の面白いところを見せて、知って、好きになってもらえるようにしなければね。気軽に帰れない日本、どうやって生活の中に取り入れるか、ママンの今後の課題です。


べべとお出かけ~赤ちゃん向けショー@シャモニ~その3

2015-12-20 | 本・映画・音楽

【2歳5ヶ月】
シャモニの街中で開かれた幼児向け演劇があるとママ友ちゃんからお誘いあり、「家の子はまた、反応が薄いんだろうなあ…」と躊躇いましたが、行ってきました。それでも、前回より少しは成長があるかも?との想いから、連れて行ってみたのです。


ところが娘は、場内が暗くなって最初の陰気な音楽が流れ始めたところですぐに「帰りたい!」と騒ぎ始め、そういう“大人な態度”を取れないことに腹を立てた主人に連れられて、即退場。
残された息子、ママンの膝の上で必死に頑張って見ています。反応から、ぬくもりから、頑張っているのが痛いほどよく分かります。劇の内容は、はぁ、どうしてフランスの演劇とは抽象的なものが多いのでしょうか、最初に除夜の鐘のような物が舞台中央に置かれていて、その内そこから手足が出てきて・・・


次第に頭があらわれ女性となり、メトロノームを取りだして、どんどんと時間が経っているように表現しているのでしょうか、お腹から腸のような紐を引っ張り続けると赤ちゃんが出てきて、だけどその赤ちゃんは死んでしまう…、悲しむ女性の下へもう一人の女性が肩車をするようにスカートの中へ入って腕を出すから、まるで腕が4本あるモンスターのよう・・・


ギャーッ!と私が叫ぶより先に、息子が泣いた…。もう無理やり見せておくのは忍びなくて、私も息子を抱いて退席。これで我が家族全滅です・・・どの子も大人しく見ているというのに・・・生後6ヶ月から対象なので乳児もいると言うのに・・・ものすごい敗北感。
「家の子の何が足りないのだろう?」と、私は真剣に悩みましたよ。どうしてこんなに怯えたりするのだろう? 理解力が足りないのだろうか? 心の育ち方が曲がってる? 親の想像力が乏しいと、遺伝的に子供にまで影響を及ぼすのではないだろうか…。


誘ってくれた友人が心配して電話をかけてきてくれました。「どうしてあなたの家の子は、劇に惹きつけられている風ではなかったにしても最後までおとなしく見ていられるの?」と率直に聞いてみました。彼女の家では、児童演劇に限らず、大人向けの見せ物でもコンサートでも、チケット代が無駄に終わっても良しとして、いろいろな場所に子供を連れて足を運ぶようにしているそうです。演劇とか表現の世界は、感じたままに…で良いように思っていましたが、ある程度の“学習”は必要なのかもしれません。これに懲りず、また次の機会には誘ってほしいと、お願いしておきました。


初めて一人で眠れた夜

2015-12-18 | 生後29ヶ月

【2歳5ヶ月】
ママン、引越してきて2ヶ月、今日はじめて朝まで、自分の布団で寝られましたー! らりほ~♪

これまでベビーベッド2台を夫婦の寝室に詰め込んで、家族4人で川の字で寝ていたのですが、引越しを機に子供部屋を作り、そこへ我が双子を二人きりで寝かせ始めました。ジュニアベッドはあえて買わず、日本の畳方式で、フローリングの床の上にベビーベッドのマット3枚を敷き詰めた上で自由にゴロゴロと転がって寝ています。あえてベッドにしなかったのは、「自分で寝に行く。自分で起きてくる。」を覚えてほしいと思ったから。


ところがですね、子供二人っきりで寝かせることを、引越しという全ての環境が変わった時に始めたのがいけなかった!(たぶん…)
寝付かない・・・これまでほとんど寝かしつけとかやったことがなく、ベッドメリーを回しておけば親がいなくても双子だけで先に寝ていてくれたのに、今や主人が一緒に添い寝して、寝た振りをしてあげないと、寝ない。
夜中にとつぜん泣き出す・・・必ずどちらかが夜中に一度は目覚めるようで、その時に親がいないことが分かると泣き出し、その泣き声で相方も起きてしまって、夜中に泣き声コーラスのいい近所迷惑。ただ、息子は自分でドアを開けることを覚え、最近では泣かずに両親の寝室へママンを呼びに来るようになってはいたんだけれど。
朝が早い・・・今まで8時過ぎまで寝ていた双子が、ママンの起床時間6時に一緒に起きてしまうものだから、ママンは自分の身支度も整えられずに朝から双子に振り回されっぱなし。
これは冗談じゃないと、真剣に考えて、2歳を過ぎた今さらながら、ぬいぐるみを買ってあげました。


フランスで知らない人はいないんじゃないかと言うぐらい有名な「チュピ T'choupi 」と言うこのキャラクター、いったい何に見えます? ペンギンですって! 保育園の先生が教えてくれるまで、私はアシカだと思ってました…。
そう、それでこのぬいぐるみ、日中に太陽や電気の下など明るい所へ置いておくと、夜に暗闇で光る特殊なぬいぐるみなのです。これで双子が暗闇を怖がらないといいなと思い、買ってみたのですが、ぜんっぜん光のパワーが足りません! 商品パッケージの、子供の寝顔まで見られるぐらい発光するかのような写真に騙されました…。

仕方なく次の作戦、子供専用のライトを買ってあげました。


常夜灯のような明るさで、睡眠妨害にはならないぐらいの。主人は、電気を点けたままにしないと眠れない子になってしまっては困ると買うのを渋ったのですが、もう、苦しめられてるママンの即決。
夜中に目が覚めた時、真っ暗でなければ泣かない、なんてことはやはりなく、そうしてでも必ず夜中に起こされ、その後は子供部屋に置いてある固いソファベッドで寝る羽目になり、朝になると何だかアチコチ痛くて、熟睡できないから免疫力が下がって風邪はなかなか治らないし、フランスの義妹に相談してみれば「家は新生児の頃から一人で寝かせているから…」とけんもほろろな答えが返ってきて、思考も後ろ向きになってきて家の子が神経過敏なのではないかと思えば、自我が出てくる2歳児っていうのは夜泣き再発の時期であると聞いて、ちょっと安心してみたり。

これがいつまで続くやら…と思っていた矢先、昨夜は一回も起こされなかった! 快挙です。今夜もよろしくお願い…。



フランス出産準備リスト~ミスト缶~

2015-12-16 | 出産準備品

【2歳5ヶ月】

**私がお世話になった病院指定の入院準備リストに沿って赤ちゃんグッズを紹介します。**

妊婦である友人に持ち物リストを見せてもらいました。少なーい! 公立病院で用意しなければならない物は、私のプライベート医院のそれの三分の一ぐらいでした。
その中で友人が「これ何?」と聞いてきたものが、『 Brumisateur 』です。私の病院リストにも入っていました。「ミスト缶」とでも訳しましょうか、ミネラルウォーターのスプレーです。薬局に売っています。


それを「ヒィヒィフゥフゥ」と陣痛の合い間に顔にシューッ。麻酔中は飲食できないので、口の中めがけてシューッ。そう、飲めるのですよ。だから、真夏日の時には、赤ちゃんにもシューッ。そう言えば、こういうところにも双子の性格の違いが出ていましたね。娘は顔に水をスプレーされてもハシャギましたが、息子は怖がってましたっけ。
ちなみに帝王切開の私、リストに載っているからってたくさん用意していったのに、一度も使うことなく終わりましたよ…。本当に必要不可欠なものなのか?

それから、初産である友人は母乳育児にするだろう、と言っています。これ、出産直後に病院から聞かれますよ。仕事復帰のために(?)ミルクで育てると言えば、そこでお乳を止める薬を処方するからだそうです。
それで友人、まだ見ぬ「乳頭亀裂」を怖がっていました。しかし、恐れるなかれ、亀裂ができてしまった乳頭が衣服と擦れないよう保護する『乳頭保護サポーター Coquille d'allaitement 』だとか、赤ちゃんがおっぱいをうまく吸えない時、乳首が切れて痛い場合などに、はめて授乳することができる『乳頭保護器 Bouts de sein anatomiques 』など、世の中はいろいろな物が売られておりまして。でも、これも、悩んでからで十分だな、と。私はこれらの物に関しても、未使用で終わりましたし…。