【2歳5ヶ月】
年末には呼んだり呼ばれたりと夕食会の機会が増えていくものですが、我が家は特に今年は引っ越しをしたことから、10月ぐらいから事あるごとに友人知人を我が家の夕食へご招待することが増えています。先日も主人の友人がわざわざ訪ねてきてくれて、カレーライスをご馳走したのですが、フランス人は本当にカレーライスが大好きですね! 私の経験上、すき焼きをやるよりウケがいいと思う。私のカレーがスペシャルにおいしいとは思わないから、フランス家庭で食べられている鶏肉をカレーパウダーで煮こんだだけの料理を「カレー」だと思っているフランス人からしてみれば、日本のカレーは“スペシャル”でしょう。在仏の皆さん、お寿司に飽きたら「おもてなしにカレー」、いけますよ!
和食は、料理ヘタ+材料そろわない外国で、私には高いハードルなんですけど、それでも我が家での日本料理は、「本当の食べ方」を知ってもらう良い機会ですね。近所の老夫婦に聞かれたのですが、お寿司の食べ方・・・最近ではスーパーでも売っているパック寿司を試しに買ってみて、でも食べ方を知らなかったから、いつもレンジでチンですって!
ところで先日のこちらの友人も、食後のデザートの後に緑茶を出しましたところ・・・砂糖を入れて飲んだ! サトウだよ! お茶に砂糖!! え~ん、来客時にしか出さない高級茶葉なのに~。お茶どころ静岡県民の私、お寿司事件よりも泣けました。噂には聞いていましたが、緑茶にも紅茶の要領で砂糖を入れて飲むって、本当だったんですね…。
今夜は私の会社の上司ファミリーをご招待しました。そこの息子さんがね、フランス生まれフランス育ちなんですけど、我が双子へ上手に日本の絵本を読んでくれるのです。「い~と~まきまき♪」と日本の童謡も歌えます。これ、みんな週末に通っていた日本語学校で教えてもらったんですって。だから、やはり我が家もちょっと月謝は高いけど、日本語学校へ通わせるのが日本語習得への近道かなあと意見を求めれば、「日本語学校へ通ったから日本語が上手になったわけじゃないよ!」と。えっ!?
彼は漫画が好きで、当時は日本の漫画がフランス語に翻訳されたりと流行りだした頃で、友達にストーリーの先をこっそり教えたりしたくって、それで日本語の漫画を必至で読んだそうです。それが始まり。「周囲のハーフっ児みてても、どれだけ日本が好きかで、日本語のレベルに差が出てたよ。」とのこと。
まず我が子にしてあげられることって、日本の面白いところを見せて、知って、好きになってもらえるようにしなければね。気軽に帰れない日本、どうやって生活の中に取り入れるか、ママンの今後の課題です。
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