Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

フランスのメリーゴーランド

2014-12-15 | フランス小ネタ

アヌシー( Annecy )の教会前広場に、メリーゴーランド( Manège )が設置されていました。フランスでお祭り事があると突如、こういう遊具が町中へ出現します。それが「馬」ではないことも、特徴の一つ。メリーゴーランドはフランスの発明品らしく、もちろん当初は馬で、今でも馬のメリーゴーランドもあるんでしょうが、こういう「古いを良し」とするフランス人にしては他のまがい物のようなメリーゴーランドを作ってしまうのは珍しいな、といつも思うのですが。
それで、こんなルールは初めて知ったのだけれど、フランスのそれには乗車中にもう一つゲームがあって、上空からぶら下がったぬいぐるみをつかみ取ると当たり!景品がもらえるんですって。所変われば、だねえ。
そう言えばグルノーブルの10歳児双子ママンが、子供たちが2歳だった頃によく言っていたな・・・「一度のせたら、最後!」。子供は楽しさを覚えてしまって、その場所を通るたびに乗りたがる。毎回のせてあげるか、絶対にのせないのどちらかに、親はルールを決めておいた方がいいらしい。そうしないと、子供は混乱しちゃうんだって。

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フランスでワーキングホリデー~2004年12月15日~

雪は今週末に降るらしい。スケートも山岳博物館も今週末オープン。まだ眠っているこの町で「最後の狩人」という映画を観た。フランス語なのでよく分からないが、カナダの山中に暮らし、犬ゾリで狩りをして毛皮を売り生計を立てる夫婦が、文明の波に悩む話。植村直己の本を思い出す。ところで、映画の中でも重要な位置を占める犬、フランスではいたる所にいる。レストランにさえ。ブームなのか大型犬、そして放し飼い。よくしつけられているのか行儀はいい。どうしたらそうなれるのか、愛犬アルフに教えてほしいものである。ところで、犬嫌いはいないのか?