Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

フランスの炊飯器

2014-11-13 | 離乳食

昨夜からキャバレールの家へ来ています。そして今日は、双子がそろって下痢なんです。なぜでしょう?水が変わったからなのか、食べ慣れないベビーフードが続いたからなのか?主人が言うには、赤ちゃん用の下痢止めの薬もないわけではないが、元気で食欲があるならなるべく薬に頼らない方がよいとのこと。そこで、これから毎日、ご飯を炊くことにします。フランスでは、下痢になったらご飯を食べろと言うのです。正確にはお米ではなくて研ぎ汁が作用するそうなんですが。その証拠(?)に、息子も離乳食初期の10倍がゆを食べだした頃から便がかたくなって、お尻が切れてしまったこともありました。
さて、フランスでご飯を炊く、もちろんお鍋で炊いてもいいけれど、育児中は手が離せる炊飯器があるとやっぱり便利です。探し回って、フランスの炊飯器を見つけました。それも意外と安価な50ユーロ前後で。こんなに安いとお米の芯が残るような炊き方しかできないんじゃないかと思いましたが、なんのなんの、十分においしく炊けてます。そして、蒸らしとかない分、出来上がりが早いのも嬉しい。たまにしかご飯を食べないフランス人がこんなもの買うの?とも思って聞いてみれば、知人はこれでスパゲティをゆでるそうです。やはり手が離せる利点と、コンロ数が少ないからだとか。面白いのは、付属品がついていて、電気蒸し器としても使えるのです。我が家では、離乳食完了期とはいえまだまだ、ご飯に野菜蒸しに、フル回転中です。

*****
フランスでワーキングホリデー~2004年11月13日~

アレクシ君と友達になった。日本語を習っている24歳ぐらいの映画技師。これからフランス語と日本語の交換授業を始めることに。お金を取らないからこれは仕事ではないが、私がフランスでやりたかったことのスタートだ!今日は初日だから一緒にランチして、映画『誰も知らない』を観た。カンヌ映画祭で賞をとった作品。日本語にフランス語の字幕がついているから何だか変な感じ。親に見捨てられた4人兄弟が子供達だけでたくましく生きた実話。私もフランスではまだ存在がないに等しくて、「誰も知らない」状態…。1年の間に、確かにここで生きたのだという何かを見つけたい。