Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

マザーズバッグの中身

2014-04-25 | 出産・育児

おじいちゃん先生に診てもらった翌日は9ヶ月健診があり、そこでも双子の担当医に息子の異常を相談しました。シャモニには小児科医が居ないので、大人と同じ一般医にかかるしかなく、それでもその先生は下の町の総合病院にある小児科医と連携プレーを取っていて、何かあれば自己判断だけでなく、専門医としての小児科の先生の見解をその場で電話して聞いてくれます。選ぶならこういう医者だと、いつも感謝しています。
担当医の診断も、小児科医の判断も、息子の脳に異常があるようには見受けられないけれど、念のために脳波検査をすることになりました。もう私には自分が受けたことのないような検査を子供がしなければならないなんて、それだけでショックなのに、まだ遠い先まで検査室に空きがないとのこと。
そんなモヤモヤを抱えていた今朝、主人の元へ一本の電話が入り、乳児の検査を先延ばしにしない方がいいから、何時間待ちかの覚悟で救急病院へ飛び込めば、割り込みで検査をしてくれるはずだと言うのです。
すぐに主人から私へ連絡が入り、「30分で入院の支度!」エ~ッ!
こんな時にね、ベビーシッター経験のある実妹から常に言われていた『マザーズバッグの中身チェック』が生きましたよ。実妹によく注意されていたんです、夜に救急で飛び出して行かなければいけないことがあるから、お散歩から帰ってきたら、ドッカリ座ってお茶を飲む前に、マザーズバッグを整えておくこと!って。

<マザーズバッグへ常に入れておく物>
-紙おむつ2回分
-空の哺乳瓶と1回分の粉ミルク(←実はこの“1回分”に何度、粉ミルクを切らしてしまった折に助けられたことか…)
-おやつ

これに、ベビーフードとパジャマをつっこんで、抱っこ紐とバウンサーを用意して、ついでに自分のために文庫本を一冊。完璧か?とにかく、これでしのぎました。
20140425















検査は、空きが出た他の病院まで救急車搬送されるような大掛かりなことになりましたが、なんとか本日中に終えることができました。付添い人は一人のみと言うことで、もちろん言葉の分かる主人が。こういう時にね、子供に付き添えない母親という惨めな気持ちでいっぱいになってしまうんですよ…。それはさておき、本当にえらかった、頑張って検査を受けた息子も、空気を読んだのか始終おとなしくしていた娘も。