Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

日本を楽しむ~生☆新幹線~

2015-06-05 | 生後23ヶ月

【1歳11ヶ月】
私が銀行へ行く間、主人と実父が双子を子守してくれました。日本語しか話さない実父と、日本語は話せない主人、この二人だけにするのもどうかと思ったのですが、さらにそこへ「待った!」がきかない1歳児2人との組み合わせ。いやぁ~、面白くなりそうでしょ?
銀行前の広いデパートでベビーカーを押しながらグルグル歩き回っていてくれれば何とかなると思ったんですけどね、どうやら何とかならなかったようでして。
そこで実父は考えた。そうだ、新幹線を見に行こう!新幹線の停まる浜松駅までは、そこから徒歩10分ほどの近さなんですけど、これが実父、余裕で迷える勘の悪さなんですねえ。さらに加えて、自分で切符すら買ったこともない亭主関白ぶり。
それでも孫はかわいいのか、実父は頑張ってくれました。赤ちゃん2人+外国人を引き連れてウロウロと新幹線ホームを目指し、入場券の買い方も分からないから緑の窓口の長蛇の列に悩まされて、そしてとうとう、目指すものはそこにあった!
ビューンッと何台も走り抜けていく・・・


二人そろって、「ひこーきっ!」
だから違うって…。


日本を楽しむ~日本の保育園に驚いた!~

2015-06-04 | 生後23ヶ月

【1歳11ヶ月】
ママンの今回のミッション、それは、「我が双子を同年代の日本の子と交流させたい!」と考えていました。そこで、双子の従弟・ハチベエくんが通う保育園へお願いをして、園へ遊びに行かせてもらいました。ここでは常に園庭開放をしていて、地域の保育園へ通っていない幼児が自由に遊びに来られるようになっています。双子が同い年の、言葉も違う、遊び方も違う日本の園児から様々なことを吸収できたら良いなと、ママンは秘かな期待を持っていたんですけれどね、それがこの月齢、各人各様の動きをしてちっとも交わらんのですわ。日本人同士の子もしかり。そりゃそうだよね、フランスの保育園でも先生だって「まだお友達と一緒に遊ぶ月齢に達していない」と言っていたもんね。
それでもママン、双子の性格の違いをハッキリ見出しました。会話はなくても、手は出さなくても、人の輪の中にスーッと入って行く娘。それに引き換え息子は、同じように遊ぶのだけれど、誰かが近づいてこればスーッとその場を離れ、いつでも親の所在確認。


園長先生に挨拶をしました。行ってもすぐにはいらっしゃらなくて探してもらったんですが、裏の畑でラッキョウを植えていたという田舎っぷり。いいなあ~。ここの園児たちも短パン1枚、男子も女子も上半身は裸、それに素足で下駄を履いているという田舎っぷり。いいよねえ~。いや、この飾らない自然さが、園の教育方針なのでしょう。
園長先生によると、少し前まで、やはり近所にご実家のあるパリ在住の日本人女性が毎年、帰省する度に子供を連れて遊びに来ていたそうです。卒園する年齢の5歳になる頃には、上手に日本語を話せるようになり、毎年来るから園児たちも覚えていて、楽しく交流することが出来たとのこと。これぞ私の求める姿ですよ!


三輪車に初めて乗りました。でも、「ペダルをこぐ」と言う動作を知らないから、何度ペダルへ足をつけてあげても、やっぱり四輪車のように足で漕いでしまいます。ここには三輪車もあれば、登ったり滑ったりの遊具もあり、ウサギの飼育までやっていたりして、とにかく園庭が土なのですよ。フランスの保育園とは大違い!先生も、フランスの先生より動き回っているなと感じました。教室の中での活動も、ビジターの私たちは参加できないのですが、ピアノを弾いて歌をうたいながら歯磨きを教えるなどしていて、充実しているようです。私自身はフランスの保育園、日本の保育園を1ヶ所ずつしか知りませんが、主人が驚いていたぐらいですから、あながち外れてはいないでしょう。


初体験、第二段!砂場遊び~。家の子、大変にはまっていました。が、息子がそのうち砂を飛ばし始め、周囲の子も巻き添えにして砂まみれに。今日はここまで!退散、退散…。実父が言うには、集団生活に慣れていないと「人に迷惑がかかる」という意識が芽生えないんだそうで、よくハチベエくんの送り迎えへ来るけれど、こういう困ったちゃんはここには居ないよ、と言われてしまいました。


日本を楽しむ~ヘルメット通学~

2015-06-03 | 生後23ヶ月

【1歳11ヶ月】
我が双子より4ヶ月早く生まれた、私の従弟の娘ちゃんに会いに行きました。今週から幼稚園が始まったとのこと、知らなかったけれどちょうど帰宅時間に重なって、会えてよかった~♪
私のド肝を抜いたのは、2歳児ちゃんの通う通園バス。機関車トーマスだよー!私の幼少時代から変わらぬ日本家屋の軒先へ停車する、鮮やかな色彩のイギリス機関車・・・私の今日のヒットです。双子も窓からのぞき見て、「本物がいる!」と目が点になっていました。こういう遊び心があったなら、私の実弟も泣かずに幼稚園へ通っただろうになあ。
通園バスは便利そうだけど、ふと考えてみました。フランスの保育園は親が学校まで送り迎えで、通園時間も各人がお願いしてある時間の前後15分以内で…と言うアバウトさだけれど、もし我が家がバス通学だったら、バスを待たせる常習犯になりそうです…。


ところで、フランス人の主人も、バスから降り立った2歳児ちゃんを見てド肝を抜かれていました。日本へ来てまだ3日目であるのに、道行く小学生が皆、徒歩であるのにヘルメットをかぶっているのが不思議だったそうです。そうしたら、バス通学の園児までヘルメットを着用している!何で?どうして?質問の嵐です…。
私にも経験があるか、聞かれました。もちろん、かぶっていましたよー!暑いのに…。重いのに…。でも、少しは改善されているのか、軽そうで、通気性が良さそうなヘルメットでした。どうして徒歩通学なのにヘルメットをかぶるのか?尋ねられると答えられないぐらい疑問ですが、子供の安全を守っているのは確かです。
フランスでは義務化はないけれど、自転車へ乗る時、スポーツをする時、ヘルメットは進んでかぶります。親が必要だと感じて、かぶせます。そうしてね、そんな風に育った子供はある日、サイクリング中に(またはスキー中に)、ママンに言うんですって。「何でママンはヘルメットをかぶらないの?」
「え~、今さらヤダよ!」と言っちゃったら、良い子育てはできないんだろうなあ…。


日本を楽しむ~これがフランスの布おむつだ☆~

2015-06-01 | 生後23ヶ月

【1歳11ヶ月】
我が双子、日本へ初上陸!
日本で最初の初体験、セントレアでまず早速、「きし麺」を食べました~♪ 続いて、その日のおやつでは、「お好み焼き」も制覇しました~♪ これまで離乳食に毛の生えたようなものしか食べたことのない双子ですが、もう大人食をガンガン攻めています。
飛行機の中でも、せっかく持参したベビーフードではなく、私たちの機内食へ手を出していました。そもそも!配膳中のあんなに忙しそうな乗務員さんへベビーフードを差し出して、「これ、温めていただけますぅ?」とかお願いする勇気は、私にはありませんよ…。もっと言うと、座席について赤ちゃんを抱っこしてしまったら、離陸時にキャビネットへしまわれた鞄を取り出すのは一苦労。テーブルを出して食事トレイを置かれてしまったら、食べ終わっても片づけてもらうまでは立ち上がることもできません…。そんなわけで、私は機内食を半分も食べられず。ママンは搭乗前にお腹を満たしておくことをお勧めします!


今回のお里帰りのミッション、それは、従弟のハチベエくんに会うため、ほんの10日ほど前に産まれたばかりのハチベエ妹ちゃんとご対面するため。早速、初日から遊びに行きました。たくさんの誕生祝いを持って~。
今回のプレゼントとして選んだ中の1つに、ランジュ Lange と呼ばれるものがあります。縦横1mぐらいの大きなガーゼ布で、訳せば「おくるみ」、だから赤ちゃんを包んだり、タオルケット代わりにしたり出来る代物なのですが、実は今回、お店のマダムに聞いて初めて知りました!この大きなガーゼ布が、フランスの布おむつだったのです!これを長方形に折りたたんで赤ちゃんのお尻に当て、安全ピンでチョンと留めておくのが昔からのやり方だとか。トムとジェリーなんかの漫画に登場する赤ちゃんが、どうしてお尻にクルクルっと布を巻いただけだったのか、これで納得。さらには、安全ピンのことをフランス語で「épingle de nourrice(乳児用の挟む物)」と言うんですって!


さてさて、ハチベエくんが保育園から帰ってくるのを待って、出かけます。お祝いのプレゼントを包み、お土産も用意して・・・ここで初めて気付きました・・・お土産がないのです・・・目の前で主人が青ざめています・・・3番目のスーツケース、最後に追加した小型のものを、空港でピックアップし忘れましたー!! こんな話、聞いたことないよね。って言うか、私はそういうヘマをやるタイプではないー、と大声で言いたい…。双子を連れての海外旅行、神経は使うわ、機内でも眠れないわ、どれだけ大変だったか、想像していただけたでしょうか?



日本を楽しむ~機内での遊び道具~

2015-05-28 | 生後23ヶ月

【1歳11ヶ月】
何てこったい。息子のドゥドゥが昨日から行方不明。ドゥドゥとは、寝る時や出かける時など常に一緒にいるぬいぐるみやタオルのことで、これがないと子供は情緒不安定になって物事が何も進まなくなります。それが、よりによって海外旅行前に…。
朝一番で、息子のドゥドゥであるネズミのぬいぐるみと同じものをインターネット注文しました。ちょっと高くなるけど、最短で配達されるサービスを付けて。こんな時のために、商品番号はちゃんと控えてありました。同じぬいぐるみを、最初から2つ買っておく家もあるぐらいです。息子には、ネズミはパパと一緒に仕事へ出かけたと言い聞かせているんですが、1時間もすると忘れてまた探し回っている・・・出発前に届かなかったことを考えると、恐ろしい…。

ところで、旅行に持参するおもちゃの話。飛行機内で飽きさせない、ことは絶対ムリだけど、間を持たせる遊び道具を探して、おもちゃ屋へ行きました。これ、双子を一緒に連れて行ったのは間違いでしたー!我が双子、おもちゃ屋店内にて、「家の子に限って!?」状態でした・・・息子、先日の祖父母宅で乗った、地面を蹴って進む四輪車がよっぽど楽しかったのか、それを見つけると店内で乗り回したあげくに、大きなそれをかついで走って逃げた! 娘、動物が描かれた積み木の大型セットが欲しくて、でもこれは日本へ持って行くには不便だと取り上げたら、なんと店内の床へ仰向けに寝っ転がって大泣きした! ありえないし…。
早々におもちゃ屋を退散して、本屋へ行ってみました。9歳児のママンである同僚から、お古でミニサイズの本を何冊かもらった際、「飛行機へ乗る時に役立つよ」と教えてもらっていたからです。
薄くて小さな本を何冊かと、それから、ママンにとっては懐かしの塗り絵とシール本を買いました。塗り絵もシールも、「18ヶ月児用」から出ているんですね!それに、クレヨンと色マジックを。これ、水で洗い流せるものなんですって!


これは良い!だってね、娘の足、自分で描いてしまったボールペンのインクが、未だにうっすら残っちゃっているんですよ。


家へ帰って早速、お絵描きブームの双子へクレヨンを使わせてみました。ダメだ、力加減を知らないから、3秒で折られた…。