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日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

『ガセネタ』で墓穴を掘った民主党

2006-02-21 13:06:07 | 社会・政治
先週末のテレビでいわゆる民主党の『ガセネタ』メールを巡って自民党とのやりとりを視聴したが、時間の無駄だった。

民主党は『ガセネタ』メールのコピーと称するものを示して、ライブドアの堀江貴文前社長が自民党の武部勤幹事長の二男へ3000万円送金するよう指示した事実があったかのごとく主張している。

自民党のみならず常識のある国民はメールの信憑性に大きな疑問をもっている。あのようなコピーはその気になれば簡単に作り上げることができるからである。

テレビで見た限りではあるが、私の目を引きつけたのはメールで指示された送金先の黒塗りのスペースが一文字分しかないことである。二文字分かも知れない。それを武部幹事長の二男に結びつけるとは、リンゴの落ちるのを見て地球の引力を発見したニュートンなみの異能の才が民主党にいるのであろう。

しかし異能の才はなかなか世間に受け入れられないものである。世間を納得させるためにはありとあらゆる努力が必要であるのに、あの紙切れ一枚で事足れりとする民主党の無知蒙昧さというべきか傲岸さは嗤うべきものである。

武部幹事長の二男に3000万円が送られたと言い始めたのは民主党、その言い出した側に全ての立証責任があるのは世間の常識であるが、こととすると自民党側にその無実の証明を求めようとする。本末転倒も甚だしい。多分これ以上国民を納得させる補強証拠は民主党からは出てこないだろう。民主党は自ら墓穴を掘ったのである。

国会での不毛な論議をしている全ての時間が国民の税金を食いつぶしていることを議員諸氏は肝に銘ずるべきである。『ヤーサン』に頼めば事実の有無ぐらいは直ぐに分かることだろうに、変に時間をかけているということは、民主・自民の双方に都合の悪い事柄がそれぞれあって、それから国民の目をそらす為に両者間で落としどころを探り合っているのだろうか。この突拍子もない妄想を一刻も早く『げすの勘ぐり』で終わらせて欲しいものである。

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