日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

一弦琴 郷愁の音色

2006-11-22 10:54:59 | 一弦琴
昨日(11月21日)は一弦琴のお稽古日で、いつものごとく京都に出かけた。小春日和とかで穏やかな天候が有難い。

習っているのは昭和の曲で 「玉簪花」(ぎぼし)、オリジナルは漢詩で「牡丹」と同じく花崎花崎采えん(王扁に炎)さんの訳詞に山城一水さんが曲をつけたものである。詞の趣というか風情が私にはぴったりとくる。琴の間奏が三味線をつま弾いているように流れるのが面白く、曲全体がとてもお洒落で弾いていて楽しい。それに音域がやや高音側に寄っているので、従来の女性向きの調弦で私も十分唄える。出来たら年内に仕上げたいものである。

10月29日の定期演奏会の紹介記事が、「一弦琴 郷愁の音色」の見出しと、大きな写真入りで地元の京都新聞に掲載されていた。そのコピーお師匠さんにお願いしていただいたが、写真に「優雅なしらべを披露する一弦琴京都山水会のメンバーら(京都市上京区・河村能舞台)」のキャプションが添えられている。「須賀」を演奏したときの舞台だと思う。私も最後列に顔をのぞかせているのがご愛敬である。