少々鬱陶しい話なので書くこと自体あまり気乗りがしないのであるが、最近、外出する機会がめっきり減ってそまった。あれほど気軽に出かけていた三宮にももう一ヶ月はご無沙汰である。朝鮮語もヴォイストレーニングもお休みにした。体調を崩しているために外出意欲が湧かないのである。と言っても別に寝込むわけでもなく、ある一事を除いては頭の働きも含めて正常なので、家ではこれまでと変わらない生活を続けている。ただ唯一の運動と言ってもよいぶらぶら歩きが出来ないものだから、その代わりにラジオ体操を始めることにした。子どもの頃に毎朝ラジオ体操会に参加していたことがあるが、ラジオ体操なんてそれ以来のことである。
ラジオ体操と言ってもラジオを聞きながら体操をするのではなく、YouTubeの「ラジオ体操第一・第二」をiPadで再生するのに合わせて身体を動かすのである。これだと時間・場所を選ばずどこでも出来るが、今のところは朝起床後に、裏庭を見渡しながら部屋の中で飛んだり跳ねたりしている。そのうちに庭に出て始めるかもしれない。
子どもの頃に聞いたラジオ体操第一とは明らかにメロディーが異なるが、それはそれ、画面でモデルの身体の動きを確かめながら真似している。でも正面からの画像を眺めるだけなので手足の動きがもう一つ掴めきれずにいる。それにしても私の身体が硬化しきっているのには唖然とした。モデルは手のひらを楽々床につけているのに、私は床上30センチ止まりである。さらには飛び上がるという動作そのものに抵抗感があって、身体がすんなりと反応してくれない。考えて見たら走ることすらもう絶えてなかったのである。そこで思い切って飛び上がったら、と言っても床上2、3センチ程度であるが、自然とその動作を繰り返すことができるようになった。もう1週間も続けると身体もかなり柔らかくなる予感がある。第一・第二を合わせて6分ほどであるが、今の私には適量のようで、身体がポカポカとしてくるのが分かる。問題はいつまで続くかであろう。
ウォーキングもできればよいのだが、もっぱら家の中を歩き回り、階段を上り下がりしている。独房に閉じ込められた囚人よりは恵まれているかなと思えば、必ずしも外に出なくても苦にはならない。それほどまでしてなぜ家にこだわるのかと言えば、トイレがみじかにあるから安心なのである。このような生活もいろいろと経験してくると、いささかうんちくを傾けて立ち入りたいところであるが、それはまたの機会に譲ることにしよう。
ラジオ体操と言ってもラジオを聞きながら体操をするのではなく、YouTubeの「ラジオ体操第一・第二」をiPadで再生するのに合わせて身体を動かすのである。これだと時間・場所を選ばずどこでも出来るが、今のところは朝起床後に、裏庭を見渡しながら部屋の中で飛んだり跳ねたりしている。そのうちに庭に出て始めるかもしれない。
子どもの頃に聞いたラジオ体操第一とは明らかにメロディーが異なるが、それはそれ、画面でモデルの身体の動きを確かめながら真似している。でも正面からの画像を眺めるだけなので手足の動きがもう一つ掴めきれずにいる。それにしても私の身体が硬化しきっているのには唖然とした。モデルは手のひらを楽々床につけているのに、私は床上30センチ止まりである。さらには飛び上がるという動作そのものに抵抗感があって、身体がすんなりと反応してくれない。考えて見たら走ることすらもう絶えてなかったのである。そこで思い切って飛び上がったら、と言っても床上2、3センチ程度であるが、自然とその動作を繰り返すことができるようになった。もう1週間も続けると身体もかなり柔らかくなる予感がある。第一・第二を合わせて6分ほどであるが、今の私には適量のようで、身体がポカポカとしてくるのが分かる。問題はいつまで続くかであろう。
ウォーキングもできればよいのだが、もっぱら家の中を歩き回り、階段を上り下がりしている。独房に閉じ込められた囚人よりは恵まれているかなと思えば、必ずしも外に出なくても苦にはならない。それほどまでしてなぜ家にこだわるのかと言えば、トイレがみじかにあるから安心なのである。このような生活もいろいろと経験してくると、いささかうんちくを傾けて立ち入りたいところであるが、それはまたの機会に譲ることにしよう。