バーゲン

本当は買いたいものがなかったんですけど、母のお供でバーゲンに行ってきました。
すると、お供のはずが、率先して爆買いをしてしまいました。
あとで、「あーあ。」と、思うことになったんです。

人が目の色を変えて、買いあさっているところを見ると、つられてしまう悪い癖があります。
「そーいえば、あれも欲しかったなぁ。」とか、「安いから、ちょっとぐらいいいかなぁ。」とか、欲望の渦は尽きません。
何がそんなに買いたかったのか、というと、「財布」が欲しかったんです。
しかし、売っているのは、スマホケースがほとんどで、財布らしいものは、結構値段が張るものでした。
「まあ、財布なんて、急いで買わなくても。」という気持ちも沸いてきました。

母は、もうすぐ親戚の集まりがあるので、年の近い女性たちにプレゼントするものを考えているようでした。
「何色がいいかなぁ。」と、私に聞くんですが、おばさんの好きそうな色がわかりません。
結局、無難な色を選ぶことになります。

バーゲンは、魔物です。
ついつい財布のひもがゆるくなります。