臭い水仙

天々との散歩中、畑のおじさんに呼び止められました。
「畑に咲いている花を摘んで、持って帰りなはれ。」と。
うれしくなって、４本水仙の花を摘みました。

家に帰って、台所に飾っていました。
すると、父が「臭い。うんこのにおいがする。」と、わめき散らしました。
はじめは、「天々が、台所でうんこをしたのか。」と、思いましたが、いつもと違うことを考えると、水仙の花だけです。
とっても可憐な水仙の花が、うんこのにおいがします。
でも、捨てるには、もったいない。
と、言うことで、水仙は、私の部屋に持ってくることになりました。
ずっと、部屋にいると、鼻が麻痺して、においがしなくなります。
どうせなら、もっとたくさん持って帰ったらよかったと、思いました。
明日、また畑の道に花が咲いていたら、「ちょこっと摘んでこよう。」と、企んでいます。

母が言うには、「畑に肥料を撒くときに、お花にもかかってしまったんじゃないか。」とのこと。
肥料をいっぱい吸った花は、多分、そう簡単には枯れないと思います。
当分、私の部屋は、うんこ臭くて、誰も近寄らない、開かずの間になりそうです。