草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

こんな夜。。

2008-06-30 04:52:20 | 山の暮らし
 苦しかったあ。

普段、寝入る前はどんなことを考えていたかなあ。
どんなふうな道筋を通って、その中に入っているのかなあ。

昨夜は、一睡もできなかった。
たぶん、生まれて初めて。
先の不眠の時ですら、1,2時間はうつらうつらできたのに。
なぜだか、全く眠れなかった。
頭が冴えていた。
そうなると、
普段、気になっていることのいくつかが、浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返す。
目を開けてしまうと、ホントに眠れなくなると、
少しでも寝ようと、しっかり目を閉じているのだが、
しまいには、右目の奥がズキズキ痛みだす。
うっすら目を開けて、時計を見てみると、
ああ!、2時間以上も寝られないでいる。
誰かは、そんな時はNHKの「深夜ラジオ便」を聴きながら寝ると言ってたっけ。
あいにく、ココは電波が入らない。
再び、目を閉じてじっと息をひそめていると、
目がくらくらと回りそうな気配。
とうとう、0時を回った。
誰かが、そんな時は思い切って起きて、何かやったらいいと言ってたっけ。
でも、起きてやることもないし、
なんといっても、あわよくば、少しでも眠れるかもしれないというみみっちさが本音。
何十回と寝がえりをうつ。
「明日、天気が良ければシーツを洗わないと」とか、
「あそこに電話しておかなければ」とか、
「朝の散歩はパスするかな。いや、そうはいかない。ゴミ出しだった」とか、
「明日の掃除は、テレビで言ってた重層と酢を使ってやろう」とか、
どうでもいいようなことまで、はい出してくる。
ダメだダメだ。
気を落ち着かせ、寝ることに集中しなければ。
左の耳を布団に押し付けると、
耳の奥から、ドキドキドキドキが飛び出しそうになる。
曲げたり伸ばしたりしていた足、
左足親指以外の指がジンジン電気を通した感じになる。
ラベンダーの精油を、枕に垂らしてみる。
ダメだ。
自分で自分に子守唄を聞かせてやる。
ダメだ。
何度もトイレに起き上がって、今度こそ眠れるかと仕切り直してみる。
ダメだ。

胃のあたりが痛みだしてくる。
午前2時になる。
ああ、もうすぐ朝が来ると思うと、溜息が多く大きくなり、
あせりで、時々、「アッー!」と、
叫びたたくなる。


午後9時少し過ぎに床に入り、
6回目にトイレに起き上がった午前3時40分。
普段より、少し早いものの、
とうとう、諦めて、布団から出て、顔を洗った。



   ほのかに外が明るくなってきた。
   ロールスクリーンをあげてみると、一面の霧。
   そろそろ、いつもの散歩の時間だ。

   

   今日は、どういう一日になるのかなあ。。
   
  

   


こんな一日。。

2008-06-29 17:25:19 | おでかけ
 どうしようかと迷ったんだけど・・・・


どしゃぶりの雨の中、
運転の苦手な、嫌いなワタシは、
片道60kmの道のりを、1時間半かけて、北軽井沢へ。

どうも、今日の群馬は大雨か?濃霧か?注意報が出ていたらしい。
もちろん、我が家周辺は___の・う・む。
雨足は強いし、
周りの人は、
「今日はやめたほうがいい」と言う。
初めての道、しかも山の方向。
霧は?山道は?
行けるかなと、確かに不安。
でも、目的の場所は、土日のみの営業。
そして、ワタシの土曜はギャラリーやらで、雨以外の日曜は、薪作り。
だから、行くなら、今日。

誰か言ってたなあ。
「迷ったら、自分が面白いと思う方へ」って。

途中、カーブのある上りになり、
ドキッ。
少しのぼると、霧が出てきて、
ドキッ。
でも、少し走るとすぐに晴れた。
薄目の霧だったし、わが高山の霧に比べたら、初級?


    ::::


そこは、___
天を仰いで雨をいっぱいに受ける木々に守られるように、静かにたたずんでいた。
やさしい明かりに誘われて、戸を開けると、
「満員なので、ちょっと・・・」と。
「外で待っていても・・・」と。
あら、あら、それじゃあ、帰るしかないかとあきらめかけたとき、
一人でいらしていたお客さんが、
「もう、帰るのでどうぞ。せっかくいらしたでしょうから」と。
まあ、まあ、これはどうもありがとうございます。


柔らかな空間の中で、
ハンバーガーと、おいしいカフェラテ。
そして、しっかり、谷川俊太郎と過ごした。


  帰りの車中、
  なんだか、すこーし、
  ワタシが、ムズムズッと動いた気がした。


    今日は、こんな一日だった。








そんな一日。。

2008-06-28 19:07:48 | 山の暮らし
今日は、どうも・・・・

5月中旬以降、体調は、ほとんど回復していたんだけれど・・・・
今日は・・・・
漢方薬を飲むようになってから、すこーし、朝方、ムカムカするようなことがあり、
数日前からソレ用の漢方も出ていたのだが、
今日は、なぜだか、一日中、ムカムカで、食欲もない。
それに、手指のしびれや、動悸、息切れもすこーしあって、
すこーしだけ、調子の悪い時に戻ったかんじ。

ひょっとして、薬のせい?
もともと、薬には弱く、今までも、数日服用するだけで、気持ちが悪くなっていた。
これまで、極力、薬を飲まずに生きてきたワタシにとって、
2か月以上も薬を飲むということは・・・・・

それとも、タケノコの食べすぎ?
またもや、ここ2日続けてタケノコづくしなのだ。。
今日の夕食にはやめとこう。

それとも、更年期症状の本格化?
どうも、今日は朝から、暑くなったり寒くなったりが交互に繰り返した。
そのたび、服を脱いだり着たり、窓を開けたり閉めたり。



ということで・・・・今日は、
すこーしだけ、片づけして、
すこーしだけ、本を読んで、
すこーしだけ、草取りをして、
すこーしだけ、昼寝をして、
ずーっと、ショパンを聴いて、
  そんな一日だった。。


あっ!
それと、
すこーしだけ、メグの散歩。
   このところ、
   草が刈ってある(いつも同じ)場所で、
   気が狂ったように、ひとりレスリング。
   ひとしきり、のた打ち回った後は、しばらくじっと寝転がったまま。
   チクチクが気持ちがいいのかな。。




野菜作り____途中経過報告

2008-06-25 16:21:35 | 山の暮らし
 昨夕、久し振りに、畑?を覗いてみたら・・・・

いや~びっくり。
1号畑(ミニトマトと小松菜)は、なんと大量の草に覆われ、
その中に、ミニトマトの苗が横たわっていた。
草の中でたくましくというのもいいけれど、
もう少し、太陽にあててあげなくっちゃ。
というわけで、
早速、今朝は、草取り。
絡みついている蔓性の草をはぎとり、
昨秋から植えたままになっていた菜っ葉も、引っこ抜く。
ミニトマトを起き上がらせ、支柱を立て寄りかからせる。
ウーーン。
重たいんだけれど・・・・
植える前に鶏糞を入れたのが、功を奏したのか、しっかり茂っている。
ウーーン。
確か、途中で、どこかを切らないといけなかったんじゃないかしら?
昨年、Tさんに教わったような・・・・
でも、どこを切るのか分からない。
すでに、時は遅しかも?
ウーーン。
テキトーに、あちこち切っちゃいました。
それでも重そう。
実が青いまま、すでに落ちているのもあるけれど、5~6個はなってるかな。
脇から伸びたほうにも、花が咲きそうだし・・・・
くっくっ・・・・
大収穫の予感?

スギナと同居していた小松菜は、もうあちこち穴あき状態。
オレンジと黒のまだらの虫たちが、パクパクおいしそうに食べている。
ウーーン。
負けるものか!
これはもう、今日の夕食にしちゃうしかない!

2号畑は、なぜか草はほとんどないけれど・・・・
ピーマンは、元気がなさそう。
ナスは、2つ花が咲いたうちの1つは、すでに枯れている。
昨秋の収穫に気をよくして植えたサツマイモも、心なしかよわよわしい?
やっぱり、草と共存させた方がいいのかなあ?

3号畑のエダマメも、少しも大きくなっていない。
早めに支柱だけは立てておいたのに・・・・
全く必要なし。
なぜか、植えたはずのない、ひょろひょろしたミニトマトの苗があった。
昨年のミニトマトの種から出てきたのかな。
ということは____
1号畑の昨秋の枯れ菜っ葉。
引っこ抜いてしまったけれど、そのままにしておくべきだった?
種がこぼれて、
今年は、蒔かずして、菜っ葉が食べられたかも?

4号畑に植えておいた、もらったネギたち。
青い部分にびっしり粟粒くらいの黒い虫がついている。
確かこのネギは、青い部分も食べられるといわれたのだけど、
これじゃあ・・・・
白い部分だけにしておきましょ。


野菜作り____
植えるときもそうだけど、
その後も、
いつ、何を、どのようにするのかもわからず。


   今年の収穫は、昨年を越せるのか!?

   いや、
   それより、収穫があるのか!?





初夏

2008-06-24 17:44:32 | 山の暮らし
  今日の前橋は、たぶん、30度くらい?

暑かった。
寒がりのワタシも、さすがに今年初めて、半袖Tシャツ一枚に。
でも、やはり、高山は・・・・
帰宅後、全ての窓を開け、風をいっぱいに入れる。
気持ちの良い風が、家の中をサアーと通りぬける。
でも、1時間もしないうちに、閉めて、そして、急いで長そでを羽織る。
ひんやり、ちょっと寒い。
___勝手に解禁したアイスの食べすぎだろうって?
___確かに、立て続けに4個は食べましたが・・・・
いえいえ、そのせいではなく、ホントに寒い。

夏は大好き。
とくに初夏は・・・・


風が吹いている
木々が揺れている。
光がちらついている。
花が歌っている
雲が休んでいる。
土が構えている。
水が踊っている。
山が見つめている。
ああ、子どもが汗をかいている。


   いのちの輝き、ツンツン見えるから。
   いのちの歓び、ツンツン聞こえるから。
   いのちの豊かさ、ツンツン匂うから。
   いのちの力強さ、ツンツン伝わるから。

   なぜか、遠い日が思い出される。
   ツンツン・・・・










見えない季節

2008-06-22 15:51:23 | 雑感
ごめんね。どうしても会えません。

あなたの名前を耳にしたとたん、
両の眼から、涙があふれ出し、
手が止まり、
やっていたことの続きが、
どうしてもできません。

アレから、何時間もたったというのに、
ワタシは、ずっと、ソファに座ったまま、
霧の覆う外に目を向けたまま。

  できるなら
  日々のくらさを 土の中のくらさに
  似せてはいけないでしょうか

牟礼慶子の詩の一節が、
繰り返し繰り返し頭の中を駆け巡る。

ごめんね。
どうしても会えません。

いつもいつも気になっているはずなのに・・・・


目の前の笑った写真のあなたと、
見えない季節にいるあなたのちぐはぐさが、
なんともつらく・・・・



急に雨足が激しくなり、
ショパンのピアノ小品曲を、
次々に消してゆく。

この霧のように、
何時間も、ワタシの中のもやもやが、
ずっと晴れないのはなぜ?
会った方が良かったのだろうか・・・・




    とぎれとぎれに聴こえる
    レギナ・スメンジャンカの丁寧なピアノが、
    「これでいいんだよ。」
    と、言ってくれたような気がした。

タケノコづくし

2008-06-21 20:14:59 | 山の暮らし
 真竹の子をたくさん頂いた。

今日のうちに、調理しないと苦みが出るとのこと。
茹でたタケノコの保存もあまりよくないとのこと。

ウーーン。。
料理の苦手なワタシは、ちょっと悩む。。

アドバイス通り、
とりあえず、帰宅後、すぐに皮をむき茹でる。
冷蔵庫を開けると・・・・
まいたけがあった。
___じゃあ、コレと煮ちゃえ!
豆腐もあり。
___マーボードーフに入れちゃえ!
インゲンかあ。
___ソレとあえてサラダもいいかぁ!
まだ、残っている。
あとは、味噌汁しかないな!

って、ことで、
本日の夕食は、タケノコづくしになっちゃた。


ああ~、どれもこれもおいしかったぁ。
たっぷり食べて、
ごちそうさま。。
ワタシの料理?も、なかなかのもの?
えっ!?
見てみたいって?


     あまりのおいしさ?に、
     写真を撮るのを忘れてパクパク。
     コレは、残り物の「マイタケとタケノコの煮もの」



旬のタケノコが料理の腕をカバーしてくれ、
単に、ソレがおいしかっただけかも・・・・ね。




   
   






成功!

2008-06-20 19:30:23 | 山の暮らし
 ちょっと、かわいそうな気もするだけど・・・・


メグの散歩____

アレから、やっぱり、メグの「散歩待ち姿」に仏心がでてしまい、数日で再開してしまった。
その後も、相変わらず、ドキドキしながらの散歩であったが・・・・
ある日、
例の急坂を一気に駆け上り、
畑仕事されていたMさんに、うしろから飛びついてからというもの、
他人に怪我でもさせたら大変と、
ワタシは、「ホントに、ホントにもう行かないぞ。」と、
固く固く決心した。
夕方になると、2時間も3時間もじっと座って待っている。
しばらくすると、あきらめて、小屋に入るのだが、
ワタシが夕食の準備などで、勝手口を開けたりすると、
その音で、また、小屋から出てきて、
その方向をじっと見つめて座っている。
散歩のとき、ワタシはそこから出入りするから・・・・
それでも、今回のワタシは、決意を翻すことなく、心を鬼に十日間を過ごしたのであった。


そして、晴れて、
メグの散歩の再開となった。

秘密兵器が登場したのだ。
鎖の首の部分に細工がしてあって、
飛び出そうとするとき、ぐいっとひっぱると、
首にそれが食い込み、犬はおとなしくなるというもの。

昨日、初めてソレをつけて散歩してみた。
つけるのを嫌がり、やはり、無理かなとおもったが、
4度目の試行で装着でき、
いざ、出発。
早速、例のMさんの畑仕事に出くわす。
メグは、ちょっと、横眼でみたものの、成功!
何事もなく、無事帰宅。

今日も、
気楽に、ルンルンで出発。
そして・・・・

ムクちゃんとばったり。
一瞬、緊張が走る。
相手が身構え、メグも数秒動かず。
と、そのとたん、メグがいつものように駆け出そうとする。
「ウーーー」
ワタシは、必死で鎖を引っ張り、別コースへ。
「今日は、だいじょうぶですよー。鎖を変えたからー。」
ムクちゃんの飼い主のお二人、
娘さんはニコニコ顔で、「ああ、そうですかあー。」
「こんにちはー。」
お母さんは、初めてごあいさつしてくださった。

それから、しばらくは、後ろを振り返り振り返り、
駆け出す態勢をとるメグであったが・・・・

ワタシの勝ち~。

帰りの急坂も、駆け出したい様子で、
坂下から、しばらく見つめていたものの、あきらめたのか歩き出した。


ほっ。


これで、
気が重かった散歩も、一安心。
良かった、良かった。



     ちょっと、かわいそうな気もするだけど・・・・ネ。








六月____あなたに

2008-06-18 13:47:01 | 雑感
 散歩道は、野ばらと野イチゴでいっぱい。


    ::::


今日の風をあげましょう。
強くもなく弱くもないこの風は、
あなたの心のあるものを
フッーとひと吹きするでしょう。

今日の空をあげましょう。
真っ青ではないうっすらしたこの空は、
あなたの心のあるものを
じっくり温めてくれるでしょう。

今日のメンデルスゾーンをあげましょう。
静かで力強いこの交響曲第2番は、
あなたの心のあるものを
すっぽり包んでくれるでしょう。

今日の野ばらと野イチゴをあげましょう。
毎年巡ってくるこの季節は、
あなたの心のあるものに
大切なものは何かと思いださせてくれるでしょう。


そして、
これもあげましょう。

   どこかに美しい村はないか
   一日の仕事の終りには
   鍬を立てかけ 籠を置き
   男も女も大きなジョッキをかたむける

   どこかに美しい街はないか
   食べられる実をつけた街路樹が
   どこまでも続き すみれいろした夕暮は
   若者のやさしいさざめきで満ち満ちる

   どこかに美しい人と人との力はないか
   同じ時代をともに生きる
   したしさとおかしさとそうして怒りが
   鋭い力となって たちあらわれる

茨木のりこ「六月」のこの言の葉が、
あなたの心のあるものを
きっと、優しく強くするでしょう。






ナヌナヌ!?

2008-06-16 06:05:56 | 山の暮らし
 昨日はびっくり!

妹を川場村に案内し、昼過ぎ帰宅すると・・・・
入口で、こちらの軽トラにちょこちょこと寄ってくる黒いもの。
ナニ?ナニ?
轢きそうになって、あわてて車を止め、下りてみると・・・・
なんと、小さなフレンチブルドック?
まあ!
そういえば、朝、
妹との会話の中で___
妹が、一人暮らしの母に、
「かわいいフレンチブルドックを飼うように勧めているんだよ。」と言っていた。
ワタシも、
「アレはかわいいよね。メグのような大きな犬じゃなく、ソレなら良かったのに。」と。

エッ!
それで?

確か、前夜、歯科通院のため帰省していた娘も聞いていたわ。
エッ!
じゃあ、私たちが出かけていた間に、買ってきたの?
まさか!
「ねえ、ねえ、どうしたの!?買ったの!?」
あわてて、ガラス戸をあけ聞いてみた。
大きな音で音楽を聴きなら、パソコンをやっていた娘も驚いて飛び出してきた。
もちろん、そんなことはない。
どうも、迷い犬らしい。
ちょこちょこ、娘の後を付いて回る。
その姿が、かわいいのなんのって。
メグの餌をあげてみると、パクパク。
相当、お腹がすいていたようだ。
それにしても、どこから来たのだろう?
3人であれこれ。
このあたりでは、見たことのない犬。
きっと、別荘の方が連れてきた犬で、迷子になったんじゃない?
どうしよう?
写真を撮って、あちこちの電柱に張り紙する?


そこへ、メグが散歩から帰ってきた。
Kさんが、メグに餌を・・・・
すると、
すかさず、クロちゃんが・・・・
メグが食べようとすると、
ウーと唸りながら、メグのごはんもぜ~んぶ食べちゃった!!
しかも、その上、
メグの小屋に入り、そこでおしっこ。
アラアラ・・・・

もしかして、
一番近くのTさんが、新しい犬を飼い始めたのかもしれないと、
クロちゃんを連れて、聞きに行くが、
やっぱり、違う。
Tさんからは、メグと一緒に飼えばと言われちゃった。
しかたなく、また、とぼとぼ引き返す。
もちろん、クロちゃんも、ちょこちょこついてくる。
まあ、困った。
どうしよう。。

夕方、とりあえず、予定していた映画に行くことに。
しばらく、車の後をついてきたが、途中で引き返す。
たぶん、メグと遊んでいるかな。




   夜、帰宅してみると・・・・
   クロちゃんの姿は消えていた。
   メグに聞いてみたが・・・・
   少し寂しそうに、顔を傾けただけ。

   飼い主が見つからなかったら、飼うしかないよね。
   一応、病院で、いろいろ調べてもらわないとね。
   犬小屋は、メグのを明け渡すしかないかしら?
   などなど、車中、話していたんだけど・・・・


   突然現れて、突然消えた!
   ????
   





薬王園

2008-06-14 18:03:42 | おでかけ
 再びの薬王園

熊本から東京出張のついでに、昨日、妹が我が家にやってきた。
今朝の散歩は、1時間半コースで。
高山の景色は、もちろん素晴らしいと感激していた。

が、
高山で案内するようなところは、特にないので、
隣の中之条の薬王園に。
血圧、体脂肪測定に、足裏ツボ体験。
薬草やハーブ畑を歩いて、お土産売店。
一通りまわって、いよいよ、薬膳レストランへ。
さあ、今度こそ、食べてみるぞと意気込んだが・・・・
____モロヘイヤ、オクラ、ナメコ、とろろいも、冬瓜、セロリ、稚アユの南蛮漬け、ゴーヤなどなど___
並んでいるものもののほとんどが、どうもワタシの苦手なもの。。

夏は熱が内にこもるので、薬膳としては苦いものがいいらしい。
ちょっと考えたが、やはりパス。
「薬と思って食べればいいよ。」と言われたが、
やはり、おいしく食べたいから・・・・
妹だけが薬膳にして、ワタシは、雑穀ごはんと季節の野菜のてんぷらに。
デザートには、ベニバナのアイスクリーム。
ああ、おいしかった。。


梅雨の合間の少し暑いくらいの晴天のなか、
ちょうどやっていた、「カモミールの摘み放題」



   さて、カモミールティーが飲めるかな?





考えてはみたものの・・・・

2008-06-11 14:13:26 | 山の暮らし
 ヤギを飼うことを考えてはみたものの・・・・


「たかやま高原牧場」のヤギがとてもかわいらしかったこともあり、
我が家の庭のあまりの草の原に、

ヤギを飼おう___
と、一旦は決めたのだが・・・・
ヤギの乳は手に入るし、糞は畑の肥料になるしでね。

80匹位いるというヤギ牧場にいって、
飼い方をはじめ、いろんな話を聞かせていただき、
コレという子ヤギに、目をつけてきたのが10日ほど前。

が、
以前、飼ったことのあるHさんの話を聞き、
よくよく考えてみたけれど、
やはり、大変そう。

夏の間は、庭の草を食べさせるとして、
長ーい冬は____
夏の間に刈った草を、頂いたりするわけだが、
ソレを乾燥させ、濡れないように保管しておく広い小屋が必要らしい。
それか、お金を出して、飼料を買う?
(それじゃあ・・・)
きれい好きのヤギの小屋作りも結構、大変そう。
毎日の乳しぼりも、休むわけにはいかない。
それに、天気の良い日は、庭に紐でつないで置けばいいかと思ったが、
それでは、首をつってしまうとのこと。
結局、晴れでも雨でもワタシが刈り取った草を、ヤギ小屋で食べさせるのがいいらしい。
(それじゃあ・・・)
そして、
なんといっても、決断を鈍らせた理由は____
ヤギは、よく脱走するらしいということ。
Hさんが中途断念したのも、
何度となく脱走して、困ったらしいから。
ウーーン。
我が家のすぐ前は、Yさんの田んぼや、花き栽培のビニールハウスがあるし、
少し行くと、集落の人たちの畑がいっぱい。
草だけじゃなく、何でも食べてしまうらしい。
(それじゃあ・・・)

かわいいだけじゃ・・・・ねぇ。
広~い草原がなければ、
放し飼いというわけにはいかないってことのようで・・・・

ヤギを飼うというのは、白紙に。



    ::::

で、
今日は、ワタシがヤギさんの代わりに草取り。
敷地に入ってすぐの、家屋の裏あたりは、少し土が盛られていて、
ココは、果樹の場所と決めていた。
冬の間の薪ストーブで、たっふりジャム作りができるように、
去年、ブルーベリーや、ラズベリー、グランベリー、ブドウなどの苗をたくさん植えた。
・・・・はずだった。
ところが、草に負けたのか、
ブドウは枯れて、
手間いらずだと聞いていたブルーベリーも、
無くなったり、枯れたり、白くカビのようなものがついていたり・・・・
その代り?
生ゴミを埋めていたところから、
なんとジャガイモの葉が出ていた!

ジャガイモ好きのワタシ。
今年こそは、じゃがいもをたくさん作ろうと思っていたが、
いつ、どのように植えていいか分からず、
あたりをきょろきょろしていた間に、
なんと、もう、近所の畑では、白いジャガイモの花が!
時期を逃して、残念がっていたので、
勝手に出てきた、じゃがいもの葉にバンザーイ!!

これは、草を取ってあげなきゃと・・・・




    2時間、しっかり汗をかきました。
    紫外線もしっかり浴びました。

    ベリーの木、元気に育つといいけれど・・・・
    どんなジャガイモ、できるかな。。

    。画像奥のヒノキの木の前あたりに、
     かろうじて、わずかに残った華奢なベリーの苗木。(見えるかな?)
    。画像手前は、
     シメシメ出てきたジャガイモ。
     と、好きだから、残しておいたツユクサ。
    



六月の雨

2008-06-09 17:52:11 | 山の暮らし
 中也のいう___菖蒲のいろの みどりいろ___

午前中は、薄日も射し暖かかったが、
午後は一転。
カーディガンを羽織る寒さで、雷も鳴り雨がひとしきり。
やはり、六月だなあ。

入梅が早かったこともあり、
今年のミツバチの様子は今ひとつだとか・・・・



数週間前から、一層目が見えなくなって、
今日は、ついに、老眼鏡をかけての読書。

これが疲れるんだよな。
1時間余りでギブアップ。


    三木清が悪かったのか?
    目はシパシパするし、
    首から肩にかけて痛ーい。
    こめかみあたりも痛ーい。

    
    例のめまいの時も、
    確か、その数日前から、首や肩が痛かったし・・・・
    
    

    気をつけなきゃ。。






6月14日(土)は、
      都合により、ぎゃらりー「草の葉」は臨時休業させていただきます。






うれしさのお返し

2008-06-08 13:35:39 | 山の暮らし
 日曜の朝の散歩は、遅く出て、ちょっと長め。

帰宅後、ゆっくり朝食していると____
見慣れぬ軽トラ。
誰かな?
手にビニール袋を提げた、気のよさそうなおじーさん。

あっ!
「この前はありがたかったよ。」
「ホントにうれしくて、日記に書いたんだよ。」
「これ、家で採れたものだけど、たべてくんない。」
まあ!
先週の日曜、
道路を挟んだ向かい側の広大な空き地を、
ギーン、ブーン・・・・
草刈されていたおじーさんだった。
暑い日だったので、休憩されていた時、アイスを差し上げた。



  小さなたった1つのアイスクリーム___
  死にそうなくらいの暑さの中で、
  とてもとてもうれしかったとのこと。
  そして、50年来つけている日記に記すとともに、
  どうしてもお礼を言いたかったとのこと。



我が家から、7,8kmくらい下った地区から、
朝一番に取った野菜をもってきてくださった。

これは、これは。
わざわざおいでくださり、ありがとうございます。
感激です。



高山に移住して1年が過ぎたが、
ワタシのいる集落は、一番小さな地区で、
しかも、ここだけ、取り残されているように高山のはずれにポツンとある。
十数件の集落の方たちの家とお名前は、どうにか把握できたが、
他の地区の知り合いは、わずか3,4名。
そのほとんどが、移住してきた人たち。

下の人たちは、代々続く昔っからの人たちだから、
よそ者を受け入れがたいと聞いていたが・・・・
なんのなんの。
「気の置けないウチだから、遊びにきいんさい。」
ニコニコ、気さくな笑顔を残して帰って行かれたAさん。
高山での顔見知りがおひとり増えた。




   ありがとうのお返し、
   うれしさのお返し、
   ワタシも、早速、日記に書かせていただきます。

犯人判明

2008-06-06 11:44:22 | 山の暮らし
 忘れもしない昨年11月26日の出来事。

犯人が判明。
その名は、「黄色スズメバチ」
やっぱり。

今日、半年ぶりに、我が家の向かいの養蜂場のTさんがいらした。
捕獲しておいたホシを見せたら・・・・
そうかもとは思っていたが、
専門家の口から告げられる言葉の数々に、ショックは隠しきれない。
「こりゃ、大変だよ!コレに刺されたんかい?」
「アンタ、刺されて本当に大丈夫だったんかい?」
「血管をやられると、5秒で心臓に達するよ。」
「オレも一度、やられたが____
そりゃひどくて、すぐに、目が見えなくなり、耳は聞こえなくなり、救急車で運ばれ、7本も点滴したよ。」
「コレに刺されて、年間40人は死んでるよ。」
「アレルギーの人は、即死だよ。」
「ミツバチを襲いに来るからな。」
「2度目は特に危ない。注意しな!」

といわれても・・・・
注意しようにも____
養蜂場は、すぐ向かいにあるわけだし・・・・
前回は、いつ入り込んだのか、納戸に潜んでいて、
朝、セーターを着ようと手を伸ばした途端だったし・・・・
すぐに救急車を呼んでも、来るまでに30分はかかるし・・・・



    と、いうことは____
    次は、ワタシは死ぬしかない!?