先日伺ったIさん宅で、
居合わせた客人と3人でディスカッション。
用は別にあったのだが、たちまち白熱教室と化した。
数時間の討論で、結論が出るものでもなく、
ふうっー
溜息で終わったのではあるが。
人は、同じ間違いを繰り返している。その先に未来はあるのか?
::::
政治家たち、答えてほしい
あの動力が、今あるがままにありつづけると
考えたのはなぜか
古びた炉心は
だれも住めなくなる未来の波に
呑まれて崩れおちる
原子炉はまだそこに立っている
暖めるもの、殺せるものが、まだあるというのか
___J.D.マクラッチー「一年後」より___
利権や名誉が情報を操作し、
知るべきことを知らされてないことも多々ある。
物質的な豊かさや便宜と引き換えに失くしたものに、
人は、
いつ、気づくのだろう。
太陽からの距離がほどほどで
それで水がたっぷりと渦まくのであるらしい
中は火の玉だっていうのに
あり得ない不思議 蒼い星
すさまじい洪水の記憶が残り
ノアの箱船の伝説が生まれたのだろうけれど
善良な者たちだけが選ばれて積まれた船であったのに
子子孫孫のていたらくを見れば この言い伝えもいたって怪しい
軌道を逸れることもなく いまだ死の星にもならず
いのちの豊饒を抱えながら
どこかさびしげな 水の星
極小の一分子でもある人間が ゆえなくさびしいのもあたりまえで
あたりまえすぎることは言わないほうがいいのでしょう
___茨木のり子「水の星」より___
気の遠くなるほどの年月をかけて生まれた地球は、
多くの生命を育む水の星。
向上、進歩、喜びと思ってきた人間の知恵の先にある破壊を
人は、
いつ、知るのだろう。
::::
あら
今、聞こえてきたNHKニュース。
整備新幹線着工認可だって!
なんでぇ~
オスプレイがいよいよ配備と?
なにぃ~
大飯原発再開反対デモ画面がちらっと映ったかと思ったら、明後日原発起動って!
なんてこったぁ~
あらあら。。