太陽とは恐ろしいものだ!
昨日の予行演習の時、
振り返りざまに、ちらっと横目で太陽を見ただけだったが、
その後、数時間、
めまい、頭がくらくら、気分が悪くなり吐き気までして。
そして、
今日も頭痛が続いている。
網膜を傷めるとは言っていたが、こんな症状も出るのかしら?
そんなことで、
どうせ天気も悪いようだし、
テレビで見ればいいかと思っていたのだが・・・・
起きたら、何といい天気!
夜ならあきらめもつくが、
なにしろワタシの活動時間帯での世紀の天体ショー。
これは貴重だ。
やはり見ないわけにはいかないかと、
安物の遮光板に不安を抱きながら、いざ!
そうして、
徐々にほの暗く、ぐんぐん肌寒くなる中、
今か今かとソノ時を待つ。
日食メガネをかけ、恐る恐る一瞬振り向き見る。
「おお!欠けてる、欠けてる」
キャンバスに映った太陽を覗きこんだり、
撮影場所はどこがいいかとあちこち歩きまわり、
取りあえず手当たりしだいバシャバシャ写真を撮りまくる。
もちろん、太陽は撮れなかったが、
何十枚と撮ったのに、カメラが悪いのかワタシの腕が悪いのか、
あはっ!こんなもの。
さて、肝心の金の環だが・・・・
「もう少し」
「もうすぐくっつくかな」
と思いながらウロウロしている間に、時計を見たら7時37分。
「あらっ?じゃあ、アレだったのかな~?」って感じ。
いつの間にか終わっていた。
頭の中に、一生懸命ソノ像を思いだそうとするが、
出てくるのは、テレビに映った美しい金の環。
直後にSr.Mから興奮した様子の電話が入る。
遮光板が売り切れて買えず、紙に穴をあけ、ブロックに映して見たそうだ。
シスターたちみんなで大いに盛り上がったとか。
「えっ!見えたの?」
「うん、うん、綺麗に環が見えたよ」って。
「凄いよ、凄い。あなたも見たでしょ」と言われ、
遮光板を買い損ねたSr.Mに負けるわけにはいかず、
「うん・・見たよ」
ワタシも、同じように厚紙に穴をあけやってみたんだけど、
こちらの方は、ただ光がポツンと映っただけ。
欠ける様子すら分からずじまい。
ホントかなぁ?
そっちも、テレビで見たのものを思いこんでるんじゃないのぉ?
まっ、いいか。
一応、お互いこの目で見たことにしておこう。
ちなみに
ソノ時の動物の行動は?と期待したが・・・・
メグには、な~んの変化もなし。だった。。
(まさに、ソノ時のメグ)