草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

災難

2014-09-29 13:54:10 | 山の暮らし
あと数分で家に辿りつくというところだった。


高山に移り住んだ頃名付けた、
北群馬橋と高山をつなぐ急坂にいくつもある「魔のカーブ」。
そう、その上り切った最後の急カーブで、下りてきた車と衝突。
その衝撃で、
車を移動させることもできないくらい右腕がしびれ、痛くなり、
ワタシは、またしても救急車に乗るはめに。
えーと、
1、2、3、4、5?6回目?
高山に来てこの7年間で、もうわからなくなるくらいお世話になってしまった。


幸い、骨に異常はないということで、
抗炎、鎮痛の貼り薬と痛みどめの飲み薬が処方され、
2日目には腕は動かせるようになったものの、
95時間経った現在もまだ痛みが続いている。
しかも、
そのあと右ひじピリピリ、左肩甲骨内側、左首筋、右肩痛みと
まるで、モグラたたきのように、
あちこち次々と症状は出たり引っ込んだり。

「後で出ることもあるよ」
「半年くらい続くこともあるよ」
なんて聞くと、
これからどうなるのって、戦々恐々。

相手が曲がり切れず、センターラインを越えてぶつかってきたわけで、
車の修理代も含め金銭的には心配ないとはいえ、
車で40分もかかる原町までの通院やら渋川の警察署へ出向いたりと、
余計な手間と心労と相成った。
それに何と言っても、
しなくてもよいケガをさせられ、
心身ともにつらいというか、悲しいというか。
とんだ災難だ。

あの場所をあと1分早く通っていれば、
あと1分遅く通っていればと思ってみるものの・・・・


こちらに何の落ち度が無くとも、
いつどんな形で降りかかってくるのかわからないのが災難で、
不運としかいいようがない。
人生はこんなもの? なんだろうか。


       人生を支配するのは幸運であり、英知にあらざるなり。
                        ___キケロ___
                 





御嶽山の噴火のニュースを見ながら
ただ、ただ溜息。。
                  





風の旅

2014-09-17 16:51:21 | おでかけ




顔のお手入れ遅かりしのまま、
前回から20年ぶりの中学の同窓会へ。

大体において、
同窓会出席者自体が、
只今のところ、ほぼシ・ア・ワ・セ?なのだろうから、
当たり前と言えば当たり前?
み~んな○歴とは思えないくらい元気で若い!!
外見も気持ちも。
夜中12時までの2次会まではどうにか付き合えたが、
普段、8時就寝のワタシは3次会はパス。
20年後はたぶん、もう・・・・




           ふるさとの土をわが踏めば
           何がなしに足軽くなり
           心重れり
             ____石川啄木____






   




風のさわぎが大きくて、
今回、行こうか行くまいか
散々迷った末の帰郷であったが、
遠き日々に思いを巡らしながら、変容した街中を歩き、
また、修道院で懐かしいシスター方にもお会いでき、
ついでに、高千穂峡まで足をのばし観光し、
久しぶりの子らとの旅で、なかなかできない語らいも持てた。

で、
ヨカッタ。 のだろう。


    




 



                     風 しばし動きを止め
                     心 わずかに軽くなりけり