ぶらり沼田

朝食はパンなので、
食パンやハードブレッドが欠かせない。

ただ、どこのパンでもよいというわけではなく、
もちろん、おいしいパンでなくてはいけない。
私にとっての、
そのおいしいパンが、なかなかないのである。


以前住んでいた場所のほど近く（といっても車で２０分くらい）の食パンが、
飽きることがなく、ワタシの好み。
ココからでは、１時間２０分ほどかかるのだが、
前橋に出た時は、必ずと言っていいほど寄ることにしている。
だが、
ここのパンは、人気でほとんどいつも売り切れ。
手に入るのは、５回に１度くらい。
その時は、何本もまとめ買いして冷凍しておく。

もう一店、前橋に、
土曜のみ営業の、お気に入りのパン屋があった。
そちら方面に行く時は、予約をしておくようにいていたが、
どうしたことか、最近、店を閉めてしまった。

ホームベーカリーのは・・・・
切らした時は仕方ないけれど、
今のところ、そんなにおいしいとは思えず。




　　　　　　　　　：：：：




そこで＿＿＿＿
先日、沼田からいらしたお客様が教えてくださった
パンを試すことに。
ついでに、洋菓子と和菓子も。

書いてもらった地図を頼りに、五店をまわった。
大体順調に、おいしそーなものが買えたのだが、
本命の品が・・・・
１１時過ぎの時点で、まだ配達されてなく、２時ころになるという。
え～
どうしよう。
しかも、月木のみの入荷とのこと。
またと言っても、大変だし、
それまで時間をつぶすことにした。
そうそう、途中にあった沼田公園で昼ご飯でもして。


何度か車で脇を通って知ってはいた。
横目で見て、
ふ～んという感じでいたところ。

ところが・・・・
ココが結構いいところだったのだ。

ワタシの好きな、
いつまでも見上げていたいような大木が、何本もある。
あちこちに小道もあって、
それに、高台にあるため眺望も良く、
いっぺんで気に入ってしまった。
城跡を公園にしたらしい。
歩いたり、眺めたり、休んだりの
静かないいところ。
隣町の沼田に、こんないいところがあるとは知らなかった。


デジカメを持って行かず、
肝心の画像がないのが残念。


で、本日は、パン、その他の画像のみ。

コレを１人で！？
ちなみに、
シュークリーム類やロールケーキは、
車の中に置いておくわけにはいかず、公園で食べたので、
すでにありませーん。
一番奥の
長い食パンが例の幻？のパンらしい。
お味の方は、後のお楽しみ。。







　　　　　　　追記。
　　　　　　　帰りに、ガソリンを入れておこうと、街中をグルグル回った。
　　　　　　　どこも、なぜか料金表示がないワと思ってたけど・・・・
　　　　　　　とんでもなく高かった。
　　　　　　　高山はもちろん、
　　　　　　　渋川あたりの北毛地区は、よそよりいつも高いと思っていたが、
　　　　　　　ココは、
　　　　　　　この前の東毛より、なんと１㍑あたり１２円も高かった。
　　　　　　　もう、絶対、沼田では入れないゾォー
　　　　　

互いにありがとう。

外気温１７℃の霧の中、
我が高山村に避難している方々と
４０人以上のベトナム人との交流会を持った。


ベトナムの代表的な麺であるフォーや
お祝いの一品の春巻き、
それに、疲れた時に食べるショウガなどの入った珍しい団子など、
手の込んだ料理と
思いのこもった歌の数々。




　　　　　　　　　　　　：：：：




三十数年前、
ベトナム戦争により、、命からがら逃げてきた人たち。
言葉の障壁はもちろんのこと、
身一つで、
ゼロから生きてきた人たち。
今、
恵まれて生きていることに感謝すると共に、
自分たちの境遇と重ね合わせ、
福島からの避難者に何かをせざるを得なかったのだろう。



　　　　　世界のみんな兄弟さ　話す言葉が違っても
　　　　　世界のみんな友達さ　働く場所が違うけれど
　　　　　世界のみんな隣人さ　倒れるものは助けながら



誰一人知る人のいない異郷の地で、
何一つないところから。
ここまでに、想像を絶する苦難があったろうと思うと、
彼らの歌声を聴いていて、
涙が溢れ、止まらなかった。


仰々しい励ましの言葉を並べたわけでもない。
多額の義援金を渡したわけでもない。
ただただ、心のこもった料理と歌声、
そして、
たどたどしくも温かな声掛けと笑顔。


その準備は大変なものだったろうに、
それと感じさせない、
彼らの自然な淡々とした姿に、
強さと優しさを思う。
仲介をしたワタシにとっても
寒さでブルブル震えながらも、心地よい良い日であった。





　　　　　　　楽しい出会いに　ありがとう
　　　　　　　豊かな出会いに　ありがとう
　　　　　　　互いに「ありがとう」の飛び交う素晴らしい日を
　　　　　　　ありがとう
　　　　　
　
　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　

鎮魂の木

木を植えました。
あなたのための鎮魂の木です。


残されたものがありません。
あなたを偲ぶものは
何一つありません。

想う手だてが何か欲しくて、
木を植えました。


あなたとワタシをつなぐ唯一のもの、音楽かな。
そう思い、
リュージュのオルゴール、
モルダウを手元に置いておこうと決めていましたが、
あまりにも高くて。

いいよね。
この木で。


これがあなたの木？
爽快な風情に、少し首をかしげるけど・・・・
しいて言えば、
この細い幹が、
痩せたあなたの姿を髣髴させるくらいですが。


薄緑の柔らかな新芽の頃、
目を凝らさないと見つからないような白い小花が咲く頃、
そして、赤い実の頃や葉っぱが色づく頃も、
あなたを想うことにします。
風で木の葉が揺れるのは、
歌うことの好きだったあなたが、
自慢げに、披露しているのだと思うことにします。





　　　　　　　　宗左近は、
　　　　　　　　ないこころのために墓が立っている、と云っていたようですが
　　　　　　　　涼しげなこの木をずっと見ていると、
　　　　　　　　なんだか、不思議なことに、
　　　　　　　　だんだんあなたに似つかわしく思えてきました。
　　　　　　　　あなたの、あるこころのために立っているような、
　　　　　　　　そんな気がします。
　　　　　　　　この木で良かったんですね。


　　　　　　　　清廉なひとだったのかもしれない。ホントは・・・・





　　　　

白い花

今、ここら辺のエゴやヤマボウシが真っ盛り。
ヤマボウシのソレは飾り花で、実の花は真ん中の緑のものらしいが。

我が家も今年はたっぷりと咲いた。

　

重さで枝が垂れ下がっているエゴの花。
甘～い香りで、ハチがブンブンブンブン。

それにしても、
我が家のヤマボウシはヨソのとはちと違っているような。
散歩の時、きょろきょろと近所のソレと見比べてみるが、
葉もだらりと下がっているし、なにしろ花が小さく白が鈍い。
真っ白く広げたものに比べるとちょっと貧相？



他にも、白い花が庭のあちらこちらに。

　　　　

ベランダの前に、ぽたっぽとっ。
音にならない音で落ちるエゴの花を見ていると、
森鴎外の詩が浮かんできた。



　　　　　　　　　　　　褐色の根府川石に
　　　　　　　　　　　　白き花はたと落ちたり、
　　　　　　　　　　　　ありしとも？葉がくれに
　　　　　　　　　　　　見えざりしさらの木の花
　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿「沙羅の木」＿＿＿





　　　　　　　　　　　　これからは、
　　　　　　　　　　　　シャラや大好きなドクダミの花も。
　　　　　　　　　

中仕事？

今日は、
気になっていたロールカーテンの掃除。



以前の家では、年４回、
１階、２階合わせて１６か所ほど、
しかもレースも合わせての、膨大の数のカーテンを２日かけて洗濯して・・・・
それはそれは、大仕事だった。


常にカーテンをしておく生活が嫌で嫌で、ココにきたようなもの。
確かに、人の目が全く気にならない（というか、人が通らない）ココ。
しばらくは無しで過ごしていたが、
やはり、夜が・・・・


で、
うっとうしさもなく、しかもケアが楽？なロールカーテンに。


案の定、
何と２年に一度の洗濯となった。

今回も、
取りあえず、器具からはずし、
洗濯し始めたものの、
ア～面倒。


あっ
そこでひらめいたのがコレ。

そうそう、
昨年末、
どんなものでも見る間にきれいにできるという宣伝文句に惹かれて、
ネットショッピングで買った(注。ワタシじゃないヨ）例のアレ。

ちょっと使ってみたが、な～ンだという感じ。
しかも、
テーブルのシミ取りを試みたが、
かえって、木目が台無しに。
フン、こんなもの！
と、お蔵入りになっていた。


高圧の蒸気で汚れが取れるというものらしいが、
う～ん？？
そう思えば多少きれいになった気もしないわけでもないけれど、
目に見えてどうということはなく、
相変わらず、その効果のほどはわからずじまい。




　　　　　　まあ、
　　　　　　６か所が２時間で済んだことだし、
　　　　　　きれいになったと
　　　　　　思いこむことにしよう。
　　　　　　　ネッ。

ほどほどに・・・・

昨日は、足利まで。
いつも使っている漆器の修繕を頼みがてら、入り用の器を買いに。
今日は、川場村へ。
知人が出店している初夏の市とやらがあるというので。
あっ、一昨日も出かけたっけ。
相談事があり沼田まで。


ギャラリーを閉めた途端、
あちこちと出歩くことが多くなり、
ちょっとお疲れ気味。

お昼は、
買ってきた無農薬の野菜や小豆入り玄米おにぎりで、
ゆったり。

やっぱり、
ココはいいわ～

全くの静寂を離れてのシゲキは、
たま～に
に、しておかないと・・・・ネ。




　　　　　　　　　　といいながら、
　　　　　　　　　　明日も
　　　　　　　　　　企画展を観に、前橋まで行くことになりそー

風の方向

そこは、あたりまえに在った。




　　



ワタシの住むココより、
もっと標高の高い、尾瀬のふもとの片品村。

先日、草の葉に来てくださったＫさん宅におじゃました。
古い牛舎だったものを改装して、１５年くらいになるそうだ。






　　　　　　　　　　：：：：




建物も、
室内にあるモノも、
それから、
外の草も木も虫も。

雑多に在りながら、
整然と。
一つを向いている。
あたりまえの方向。


それは、
きっと
Ｋさんの方向なのだ。





　　　　　　　すうーっと、
　　　　　　　気持ちのいい風が通り抜けていった。
　　　　　　　開け放した家の中を。
　　　　　　　そして、
　　　　　　　方位磁針を失くして、
　　　　　　　突っ立ったままのワタシの前を・・・・

　　　　　　　「こっちだよ」って。



　　　　　　

　　　

　　　　　　　

大仕事！？

久しぶりの天気の良さに・・・・
今日は働きすぎた。


気になるところはたくさんあるのだが、
まずは、例のタンポポ退治。
むしったり、ちぎったりで見える場所を一通り。



おかしいなぁ？
相当やったのに。
そんなにきれいになってないって？
その他の雑草は無視して、タンポポだけだし。
それでも、あの綿毛が見えなくなった分だけ、
少しはすっきりした感じに思えるでしょ。

それから、東の土手も。
斜面のあちこちに、
ドクダミを筆頭に、あれこれ植えたのだが、
背の高い雑草で埋没していた。
ここの草は、土も柔らかく抜きやすい種類なのだが、
土手が崩れてくるので、刈るしかない。
切れの悪い鎌だし、今日はほんの一部だけ。






そして、
こんなこともやった！
えっ！
どんなこと？
うふふ・・・・
不器用で面倒くさがり屋の針仕事。
おお！何年ぶり？！

先日いらしたピアノの調律師さん、
ピアノの蓋を開け、あまりの埃にびっくり仰天。
う～ん・・・・
歩く度に、掃く度に、
砂が出てくる例の困ったタイルのせい。
うっとうしいので、カバーをしなかったのだが、
やっぱり、するように勧められた。
で、
適当な大きさのものがないので、
大きめの布を切ったり、繋げたり。
通〇生活で、人気のミシン。
買ったばかりで、一度も使うことがなく、娘にあげた。
ので、
なんと、手縫い。

ピアノにカーブがあるから、
コレが難しいんだ。
型紙取ってなんていう面倒なことはせず、
ピアノの上にかぶせてみて、
ここを切って、ここにつなげて。
ってな感じで。

あら、おかしい！
じゃぁ、ここんとこ切っちゃおー。
えぇ、足りなくなった。
じゃぁ、ここにくっつけてと。
３時間かかって、
まさに取ってつけたようなカバーの出来上がり。




ああ、でも、
後の垂れ具合、
やっぱり、おかしい？
切っちゃおうかな？
いや、待てよ。
まあ、今日のところはここまでにして、
皆さんに意見を伺ってからってことで。
　　　　
取りあえずは、
疲れたので、まずは糖分補給ってことで、
黒糖羊羹１本とアイスを２個を。
おかしい？よね。




ついでのおまけ。。



先日、カットしたばかりの髪、
どうも気に入らなくて、
せめて、前髪だけでもと自分で切った。
おかしい！





　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　そういえば、
　　　　　　　　　　この前の娘の引越しの時、
　　　　　　　　　　確か、ミシンは消えていたワ。。
　　　　　　　　　　？？？？
　　　　　　　　　　お・か・し・い～