ということで、(ふみこさんのコメントから)思い出した。
週2日ほどお手伝いに行っている前橋のAで、
先日、恐ろしい光景を目にした。
アスファルトで舗装された場所に、
いくつものドクダミが顔を出していたのだ。
土じゃないよ。コンクリートだよ。
割れ目があるわけじゃないのにだよ。
どうして?どうして??どおーしてぇ???
不思議さを通り越し恐ろしさを感じながら、
じっと眺めているワタシの傍らで、
Lさんが発した一言は、さらにワタシを恐怖に陥れた。
「家の中にだって出てきますよ」
ヒエッー!!
たいへん、大変。
その清楚な花が大好きで、
ドクダミの群生を夢見て、
せっせせっせと、庭のあちこちに植えたのだった。
それは、良い?としても、
北側は、ご丁寧にも家屋に接して植えちゃったぁ。
もう、床下にもぐりこんでる状態だワ。
家屋から離れている場所だって安心はできない。
今や、ウワッ!というくらい増えているし、
四方八方から、静かに家屋に向かってじわっじわっと忍び寄ってきているのだ。
家が包囲されるのは時間の問題か。
「キレイだなぁ~」
無邪気に喜びに浸っていたのは昨年の夏まで?
「絶対、植えなすんなよ。
手に負えんごつなるばい」
5年前来訪した母の言葉とともに、
夜中に目をさました。
ゆうべ買ったシジミたちが
台所のすみで
口をあけて生きていた。
「夜が明けたら
ドレモコレモ
ミンナクッテヤル」
なぜだか、
石垣りんの『シジミ』の詩のフレーズが思い浮かんできて、
ゾクゾクッ。。