草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

屋久島はいつも雨だったぁ~

2015-09-30 16:29:57 | おでかけ
娘と3泊4日で屋久島に行ってきた。


何しろ、羽田に行くまでに5時間以上かかるので、
飛行機を乗り継いで屋久島に着いたのは夜。

翌日は、白谷雲水峡&太鼓岩トレッキング。
ホントは、もちろん、縄文杉トレッキングが希望だったのだが・・・・
旅行会社窓口では、ワタシを前に、
「若い人でも、リタイヤしますよ!」と。
20年以上前に行った母に尋ねると、
「今は、以前よりずっと楽に行けるよ」と。
その頃の母の歳と同じくらいとはいえ、
若いころから山登りをしていた母と同等には考えられず、
また、若いとはいえ、普段から運動どころか、座り仕事の娘では無理か!
と、諦めた。

あいにくの雨の中。
カッパにリュックで、登りはじめの1時間ほどで、ハーハー息切れ。
途中の川の増水の心配もあって、ガイドの「『苔むす森』までにしましょうか」との提案もあったが、
せっかくだからと結局、『太鼓岩』まで。
晴れていれば絶景のはずだが、一面霧。
残念ではあったが、途中、いくつもの圧倒的な屋久杉、
そして、
『もののけ姫』の舞台となった何とも神秘的な『苔むす森』、
そして、そして、
貴重なヤクシカの親子のほほえましい姿とも出会え、
良かった。良かった。。







次の日は、バスで屋久島を半周。
実は、初めてのピアスを創っていただいた作家さんに会いに行くとうことから始まった今回の屋久島行きだった。
彼のブログ掲載の画像が、
そして、
奥様の描かれる屋久島を基にした森、空や海があまりに美しく、
一度訪ねてみたいと思ったのだ。
後でわかったのだが、宿の人が言うにはレンタカーで回るべきだったと。
バスは、1,2時間に一本。
しかもぐるっと一周はできず、
バスの路線のないところこそ、屋久島の醍醐味だったらしい。

朝、北にある宮之浦を出るときは、土砂降りだったが、
バスに乗って1時間半の南にあるギャラリー付近では、青空。
そして、お目当てのジュエリーと絵画の展示はもちろん、
海中温泉や、
道沿いの色とりどりに咲き誇る原色の花々に、
南国情緒をたっぷり堪能し、
良かった。良かった。。




ちなみに、また、バスで北に向かうほどに天気は悪くなり、
宿に着いた頃には土砂降り。
そんな中、カヌーを楽しみにしていたというので、娘だけはちょっとだけやったが、
ワタシはパス。

帰る日も朝から大雨だったが、鹿児島に着いたら晴れ。
途中寄ったカフェで買ったプルメリア。
飛行機の一席をもらって連れ帰りはしたが、
さてさて、この地で果たして花を咲かせることができるだろうか。



       雨、雨、雨の今回の屋久島だった。 
       いつ、どこで雨が降り出すかわからない屋久島。
       雨が多いからこその巨大杉なのだろう。
      
       屋久島では、毎日傘は持参すべし____
       とうのが、今回の教訓だったが、
       
       も一度くらいは行ってみたい気もする。
       そして、今度は是非、縄文杉トレッキングにも挑戦してみたいナ。

       だって、
       同じ宿に泊まった人たち(確かに若い人ばかりだったけれど)は、ほとんどみんな参加したし、
       リタイヤは1割だというし、
       ワタシだって、日々ウォーキングしてるし・・・・ね。。




2015.9.19

2015-09-21 05:19:12 | 雑感



聴く力のない者たち
大勢の声に耳をふさぎ
戦争法案を通してしまった

70年守り続けた平和憲法、戦争放棄
それは大きく覆されてしまった

のちに知る歴史の大きな禍根
それにワタシは居合わせてしまった





         この重量のある機械は
         地面をどっしりと圧えつける
         地面は強く踏みつけられ
         反動し
         濛濛とする埃をたてる。
         この日中を通っている
         巨重の逞しい機械をみよ
         黝鉄の油ぎった
         ものすごい頑固な巨体だ
         地面をどっしりと圧えつける
         巨きな集団の動力機械だ。
          ずしり、ずしり、ばたり、ばたり
          ざっく、ざっく、ざっく、ざっく。

         この兇逞な機械の行くところ
         どこでも風景は褪色し
         黄色くなり
         日は空に沈鬱して
         意志は重たく圧倒される。
          ずしり、ずしり、ばたり、ばたり。
          お一、二、お一、二。

         お この重圧する
         おおきな真っ黒の集団
         浪の押しかえしてくるように
         重油の濁った流れの中を
         熟した銃身の列が通る
         無数の疲れた顔が通る。
          ざっく、ざっく、ざっく、ざっく
          お一、二、お一、二。

         暗澹とした空の下を
         重たい鋼鉄の機械が通る
         無数の拡大した瞳孔が通る
         それらの瞳孔は熱にひらいて
         黄色い風景の恐怖のかげに
         空しく力なく彷徨する。
         疲労し
         困憊し
         幻惑する。
          お一、二、お一、二。
          歩調を取れえ!
     
         お このおびただしい瞳孔
         埃の低迷する道路の上に
         かれらの憂鬱の日ざしをみる
         ま白い幻像の市街をみる
         感情の暗く幽囚された。
          ずしり、ずしり、ずたり、ずたり
          ざっく、ざっく、ざっく、ざっく。

         いま日中を通行する
         黝鉄の凄く油ぎった
         巨重の逞しい機械をみよ
         この兇逞な機械の踏み行くところ
         どこでも風景は褪色し
         空気は黄ばみ
         意志は重たく圧倒される。
          ずしり、ずしり、ずたり、ずたり
          ずしり、どたり、ばたり、ばたり。
          お一、二、お一、二。





朔太郎の聞いた軍靴の音が
朔太郎の見た疲弊した顔が
今、ワタシにも聞こえ見えはじめる

空気は黄ばみ
意志は重たく圧倒される



2015年9月19日
手放した美しきもの


    こころせよ こころせよ




  



遅かりし!

2015-09-13 16:00:01 | 山の暮らし




今夏は、やけに蜂が多かった。



既に、3か所の巣を退治したはずだが・・・・
まだ、ブンブンブンブン飛び回っている。
おちおち草むしりもできない。
この前は、ヤマボウシの赤い実にくっついていると思ったら、
今日は、なんと、ブドウの実に。

我が家の貧弱な
それでも貴重なブドウを。
な、なんと!!

一粒食べてみたら、まずまず。
素朴な甘さで、もうちょっと待とうと思ったのは昨日のこと。

ああ!悔しい!!
しっかり吸われて、今日はもうすっかりシワシワに。
こんなことなら、昨日のうちに収穫しておけばよかった。




        それにしても、
        おなかいっぱいにしたこいつら、いったいどこへ帰るのか。
        突き止めなきゃ。

○の居ぬ間に・・・・

2015-09-04 10:58:24 | 山の暮らし



10か月が過ぎても尚、ワタシに慣れない黒猫親子だが、
最近、ワタシの居ない間の母屋に侵入している様子。

来る冬に備えて、
暖かい母屋を体感、慣れさせておくのだと飼い主は申すが、
とんでもない!
あの汚さや臭さは、離れネコ小屋だけでもう充分。


だが、
日に日に、行動が大胆に?!
我が物顔で、あちこち荒らしまわっている。
これでは、
徐々に、ワタシの居場所は侵略され、
いつの間にか、
ワタシが居候させてもらっている状態に?






                            鬼さん、頑張って!!






                             メグもね!!