草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

cleaning

2013-08-24 17:35:31 | 山の暮らし



そろりそろりと
ようやく夏がお暇しそう?

気持ちの良い風が吹くので、
モーツァルトの室内楽曲を大音量でかけて、
朝から、納戸の片づけ。




               ::::



小さなこの家に移り住むにあたって、
半分近くはモノを減らしたつもりが、
6年の間に、またまた増えて、
あちこち片づけなければならないのだが・・・・

長年納戸の湿気に頭を抱えていて、
1年前から、
あれやこれやと建築家に指示を仰いでいるが、
なかなかコレといったものまで行きつかない。
一年中、毎日除湿機を使用している状態。
もと田んぼ、
一年のウチ、半分は霧と、
もともと、湿気のある土地もあろうが・・・・

まあ、モノを置かないのが一番。
だが、そうもいかない。
我が家の唯一の収納場所なのだから、
どうしても、ココにモノが集まってしまう。


わずか3畳分くらいを6時間以上もかけて、
一応、片付け?てみたが
結局、出たのは大のごみ袋に一つ分。
そして、
コレをどかしてみただけ。
ワンルームのこの家に入った途端、
見渡せてしまうため、目隠しに仕切っていたのだ。
たまにしか着ない服、使わないバッグ、履かない靴だらけなのだが、
なかなか処分できない。
たまには要ると思うとネ。


必要最低限のものだけの家。
さっぱりと生活する。
憧れるんだけど・・・・
いつか必要かも、いざという時には、アレがあったら素敵かな、
と、ついつい・・・・



   




                 そうそう、
                 例のCDプレーヤー。
                 CDクリーナーでクリーニングすると、
                 一回は、まともに作動するのだが、
                 2度めは、やっぱりカチカチカチカチ。
                 初めの5~分を我慢すればよいのだが、
                 それでは、モーツァルトに申し訳ないので、
                 ワタシは、せっせと片づけをしながら、
                 いちいちこちらもクリーニングして聴いたのだった。

                 買い替えるしかないかナ。。
           

同異

2013-08-21 17:38:43 | 山の暮らし



朝から、陽が翳り、時折雨もぱらぱら。
久しぶりの涼しさは、絶好の読書日和。
そして、
その合間で、残っている強力粉でパン作り。


なので、
今日は、ホームベーカリーを使わず、じっくり?テキトー?に。

強力粉の量にライ麦粉やお湯の分量は合わせたが、
それに加える塩、砂糖、ドライイーストは面倒で目分量。
その上、頂いたグランベリーやオレンジピールも投げ込んだ。
強力粉を全部入れてしまったため、打ち粉の分がなくなり、
手にくっついてどうしよううもない。
「これでもイイヤ」と、オリーブ油をつけ丸めることに。
それでも、途中まで(一次発酵くらい)は、まあまあうまくいったが、
本に書いてある通りに、2回、3回と発酵を繰り返し、
ガス抜きをし、丸めるごとにどんどん小さくなっていく。
本の3ページ目ころになると、目の前のものが写真とは明らかに違う。
キャンバス地とやらもないし、
オーブンに敷く粉も、パンの上に降りかける粉もない。
「もうどうでもイイや」と、やけっぱち。
布巾にべったりくっついているものを、無理やり剥がして、
本来の大きさの半以下になったものをオーブンに入れる。

そうして、
お手本とは似ても似つかぬものが、
ちょうど、動物行動学者、日高敏隆さんの本を読み終わったところで、
3時間近くかかって出来上がった。




ガとチョウの違いは、昼と夜の活動時間の違いによるものだが、夜の生きものであるガの中には、その本来の姿から転向し昼に飛ぶようになったものがいて、その多くがチョウに似てみえるそうだ。
また、モンシロチョウは、休眠サナギになって翌春まで眠って過ごすかは、日長ではなく、温度で決まるため、暖かい年には秋遅くまでいることになるが、アゲハチョウの幼虫のサナギが休眠サナギになるかどうかは、幼虫時代の日長できまるので、春に出てくる時期も秋に姿を消す時期もきちんと決まっているそうだ。
そして、それは秋に芽生え、冬を越し翌春に花をつけるアブラナ科を食べるモンシロチョウと秋には葉を落としてしまうカラタチやサンショウを食べるアゲハチョウのエサの違いによるだろうということだなのだ。
温帯地方に棲む大抵の昆虫は、年によって異なる温度に惑わされないよう、日長を頼りに一年の設計をたてているが、モンシロチョウはその逆。しかし、面白いのはどちらもうまくいっていることだと。

生き物は揺れ動く日々の気温に反応するのではなく、それぞれの方法でそれを積算して、季節を計っているのだという。
自然界の何と不思議なことか。





                    う~ん。
                    人口では、そうはいかないものの・・・・

                    時間や材料、温度や捏ね方。
                    いつも同じとはいかない。
                    ちょこちょこ違いがあって、出来あがったものも違うけど、
                    でもまあ、コレもパンはパンだわサ。
                    変に納得?無理にこじつけ?

                    早速、食べてみまっしょ。。





     

これは、成果と言えるのか!?

2013-08-19 17:18:52 | 山の暮らし



8月の村の広報に、
小中学校の廃棄机、椅子の無償譲渡の記事があり、楽しみにしていた。


本日、軽トラで意気軒昂と出かけた。
ワタシの目的は、小学校の木の椅子。
それは147脚もあるというので、
その前に、少し気になっていた中学校の丸椅子とやらを見に行った。
1時少し前だというのに、既に20人近くの人たちが、
ワッサワッサといろんなものを運び出していた。
お目当ては、折り畳み式長机らしく、あっという間に無くなった。
丸椅子も人気で、みんな次々と運んでいたが、
ワタシが思っていた木製ものとは違っていたので、
早々に引き揚げ、小学校に向かった。

期待に胸ふくらませて会場に入ると、
あらあら・・・・スチール製ではないか。
それとも、コレを木製というの?
ワタシは、全部木で作られた、あの懐かしい椅子だと思っていたのだ。
コレなら、ココに来るまでやってた塾で使用していて、
移り住む時、処分したものと同じではないか。
机や椅子を15、20と競って運び出している人たちを横目に、
がっかりして、立ち去ろうとすると、
係の先生曰く、
「これが廃棄されるんじゃ、もったいないんですよ。
どうぞ、持って行って下さい。
外に置いて使うのに重宝しますよ」と。
「ああ、そうですか。それでは」と、
外ででも使おうかと、2,3脚運び始めたら、
「人が来た時、使えますから。たくさん持って行って下さい。
処分は忍びないんですよ」と。
「では、もう少し頂きます」
そしたら、
「これはどうですか?」とソファを勧められた。
「いやぁ~、これは置く場所がないから」と断れば、
「では、これなんかしっかりしていいですよ」と、靴箱を。
確かに、木製でワタシの好みだが、大きすぎ。
「いいですね。でも、一人じゃ運べばせんから」とやんわり断ると、
「取り置きでもいいですよ」と。
いやいや、外に置くとしても、やはりじゃま?
そしたら、
どこからか、箱に入った電話機を持ってきて、
「これは新しくていいですから、持って行って下さい」と。
「はあ」と言っている間に、
持ち帰る椅子の上に置いてあった。

ところで、
この電話機、家に戻って、見てみると、
あらあら、小学校、中学校などのシールが付いている。
新しいのかしら?
だとしても、こんなもの貰ってもどうする?



       
村の児童、生徒数の減少による備品処分であったようだ。
有効に使ってほしいという気持ちはわかるが、
さてさて、どうしよう。。

取りあえず、
屋外で本でも読むのに、
木陰を追いかけてあっちこっちに運べるコレを、試してみるぅ?




   

              と、思ったが・・・・
              以前ならともかく、
              アレ以降、外での読書は控えてるわけだし、
              いづれにしろ、
              この椅子を庭に置いておくのは・・・・
              どうも・・・・ね。。
              

庭一回り PART3

2013-08-18 16:56:00 | 山の暮らし
         




今夏の猛暑続きは尋常じゃない!?

ココに来て、初めて扇風機を出したのは昨夏。
それは、
例の放射線量が気になって、夏でも窓を開けずに過ごしたので。

でも、
確か、熱中症ごときものになったよネー。
というので、
今夏は、窓を全開にせざるを得ない。
昼間はそれで凌げるのだが、夜はなんと扇風機を使うはめに。
「長袖パジャマに肌掛け布団がいるんだよぉー」と、
触れまわっていたのに、
もう1週間も、一晩中、扇風機を回す夜が続いている。





                   ::::



当地は例年になく夕立ちも少ないせいか、
華奢なケヤキは、すでに葉が黄色くなって、
3月に植えたヤマボウシも葉っぱが枯れて息絶え絶え状態?
アノ大切なオオヤマレンゲの葉っぱも何枚も枯れ始めていて、来年が心配だ。
そして、
これまた大切にしている、たった3株しかないレンゲショウマ。
その一株の葉っぱが真っ黒になってしまい、どうなるかと案じていたが、
どうにか花を咲かせてくれた。









           夏大好きのワタシだが、
           今年ほど秋が待たれるとは。


           セミの声は多少静かになって、
           赤トンボが盛んに飛び回ってはいるものの・・・・




ヒヤヒヤ

2013-08-17 14:35:15 | おでかけ




娘の友人が来訪し、
レンタカーで群馬を案内するという。
高崎、前橋をぶらぶらして、榛名神社のパワースポットへ行き、
四万温泉で宿泊し、水上で川遊びというコースらしい。

その予行練習のため?
昨日、草津の先にあるチャツボミゴケ公園に行ってきた。
片道2時間。
行きは、草津周り。
草津までは広い道で、まあまあだったが、
道路に停車中の車にあわやと言う場面もあり。
そして、
草津からの10km余りが、かなり狭い道で、しかもガタガタ未舗装道も。
「スピード落として」
「ゆっくり、ゆっくり」と、
助手席のワタシの口は忙しい。
手に汗の本人はもちろんのこと、
到着時には、ワタシもフッー。


そして、
一息ついて、
ちょうど見物し終わった頃に、急な雷雨。
これじゃ、あの道は危ないだろうと、
案内所で、もう少し広い道を教えてもらい、
帰りは、六合周りで。
初めは広く舗装された道で、車も通らず、
「こっちは快適だね」なんて余裕だったが、
途中から、細く、くねくねの下りカーブばかり。
しかも、今度は結構対向車がくるのだ。
「ああ、そこで止まってて」
「ハンドルゆっくり切って」と、
またまた、ワタシの口は忙しかった。
そして、
中之条で遂に、ギブアップ。

家に着いたら、2人ともどっと疲れが。



いやはや。
今日、明日の3人乗せてのレンタカーの運転、大丈夫かしら。
前橋、高崎は交通量が多いし。
北部は山道や細い道だし。

心配、心配。。








           そうそう、チャツボミゴケは・・・・

           涼しげな滝に思わず手を入れてみたが、生ぬるい。
           なんと、ここは、温泉水だった。
           このコケ、強酸性の水中で生育する珍しいものらしい。
           鮮やかな緑一面の川面が見られると聞いていたが、
           水量が少なかったためか?
           最大級の群生地である穴地獄は、
           茶色く枯れている?ような感じで、ちょっと残念だった。







しっかり白馬

2013-08-15 16:34:09 | おでかけ
 
 


    夏が来ると、急に信州の風が恋しくなって東京を逃げ出すのが、毎年の習慣のようになっていた。

山口耀久ではないが、
ワタシも、
夏になると、必ず信州を見たい、信州に行きたいと思うのだ。
こんな田舎に移り住んでも。
風景が違うんだよね~

九州生まれのワタシは、なぜか若いころから信州に憧れていた。
そして、できるなら八ヶ岳山麓に移り住みたかったのだヨ。

信州の夏への憧れは、今でさえも続いている。



                ::::



ぶらっと白馬に行って、
心残したのはちょうど一年前。

今度は、しっかり八方池へ行ってきた。


ぶらっと普段着のまま。
あいにくの霧雨の中、ブルブル震えて、
まともに散策できなかった栂池自然園の事を踏まえ、
今回は、しっかと準備して。
その準備とは、
登山靴に厚手の靴下、帽子はもちろん、
パンツにスパッツまで重ねたトレッキング用の服装に、
リュックの中には、ヤッケとスウェット、その上ダウンまで。
そして、
標高2000mというので、
さぞ寒かろうと、もしものことを考えホッカイロも。


八方駅からゴンドラとリフトを乗り継いで、標高1830mの八方池山荘まで。
今回のリフトは、足が地面に着きそうな位の低さで安心。
そこから2060mの八方池まで歩く。
は、
普段、上り下りの多いココらを歩いているワタシにとってはへっちゃら。
人、人、人でずるずる、ぞろぞろ芋づる状態の山道を、
ワタシはちょちょいと掻き分け、ひょひょいと飛ぶように。
だったのだが、
なにしろ暑さには閉口。
「上は寒いから、寒いからと言っておいて、この暑さは何!」
と、娘には散々言われた。
そう云えば、裸で登っていた若者も。
2000m級の山だって、天気が良いとこんなに暑いものかしら??
あまりの暑さに、八方池の付近の様々な高山植物を見る余裕もなかった。


それでも、
真っ青な空に映える白馬三山はさすが、見事だった。




          八方尾根を登る登山者が一番心を惹かれるのは、不帰東面の壮大な岩場であろう。そ            れは遠見尾根から見るカクネ里周辺の眺めとともに、後立山連峰における最も迫力のある
          風景のひとつである。
                    ____山口耀久『不帰二峰東壁』____
         
         


         登山家ではないワタシゆえ、
         そこまでの醍醐味は味わえないまでも、
         岩ゴロゴロの道をえっさか歩き、
         白馬三山の広大な雪渓を目の当たりに、
         う~ん、満足。。

ふ・く・ざ・つ

2013-08-13 12:15:30 | おでかけ
 


ちょっと長い夏休みで、
娘が帰省しているので、
運転の練習も兼ねて連日おでかけ。

一昨日は、知り合いのレストランへ。
そして、昨日は映画に。
『風立ちぬ』は、既に観たというので、
朝一番で、ワタシはソレで、彼女は『少年H』。
そのあと、
少~し山の方まで行ってランチ。



          数か月ぶりに会って、
          一緒に暮らし、
          あっちへ、こっちへと
          こうして、
          娘と出かけるのは楽しく嬉しいのだが・・・・
          
          彼女も年頃。
          学生時代に仲のよかった友人たちは、次々結婚。
          3人の子どもがいる人も。
          今か今かとソノ時を窺っているが、
          全くソノ気配はなく、
          ワタシのソノ時の年齢もとうに過ぎて、
          
          ちょっと、ふくざつ。。
          


どうするぅ~?

2013-08-07 16:33:17 | 山の暮らし




半年くらい前から、ちょこっとおかしかった。
朝一番にCDを聴こうとするが、読み取れない。
エアーダスターでシューッとやると回復。
そんなことをちょこちょこやっていたが、
暖かくなってから、わりと順調だったので、
ココの寒さが影響したのかくらい思っていた。

ところが、
1カ月ほど前から、
例の瞑想用のCDを入れると間もなく、
カチカチカチカチと音がして、音楽が途切れるるようになった。
朝夕、毎日流しているので、初めは聴き過ぎによりCDにキズでもと。
ところが、別のCDを入れても。
しかも、カチカチカチカチが頻繁に。
それでも、1,2分すればちゃ~んと聴こえるようになるので、
いつかは、何かの拍子に機嫌が直るのではとほっといた。
ところが、ところが、
だんだんひどくなって、一時停止が何度も何度も。
このところは、10分くらい経たないとスムースに聴けなくなってきた。
これでは、大好きな音楽を聴く気にもなれない。


というので、
マランツに電話をしてみたのだ。

どうもレーザーピックとやらの機構部分に支障があるらしい。

が、
10年ほどたっている製品なので、もう部品はなく修理はできないというのだ。
ヘッー!!
「どうにかできないんですか」粘るワタシに、
「クリーニングしてみるという手もあることはあるが、
出張費を払ってやってみたところで、直る可能性は低い」と。
ならば、「買い替えるしか?!」
「そうですね」
恐る恐る
「ちなみに、これと同程度ものでおいくら?」と聞いてみると、
ギヤッー!!
な、なんとご、ごじゅうまんえん!!!! だと。


ワタシにとって、音楽が聴けないのは致命的?だから、
どうにかしなくてはいけないのだが・・・・



スーパーオーディオCDプレイヤーにしないで、
CDプレーヤーにするか、
いやいや、
せっかくなら良い音聴きたいワ。
でも、高すぎる。
しかも、良いもの買ってもまた10年くらいで壊れるんじゃ。
それとも、この際だから、
ワタシが常得意である通販生活に載ってた、
音のプロが評価したというボーズ社のものにするかナ。
8分の1位の値段で買えるし。
いやいや、
マランツのスピーカーやアンプは使えるのだから、
それを使わない手はない。
他社のもので程度の良いお買い得品はないものか。

どうしよう、どうしよう、どうしよっ。
ああ、どうするぅ~






              このところ、
              6年程経った、このパソコンも、
              メールを打つにも、ブログを書くにも、
              遅くて遅くて、すぐに固まって動かなくなるし。
              こちらも変え時どき?
              
              今は使い捨ての時代?
              良いものを長く____
              が、信条のワタシとしては、どうも・・・・ね。。




     
               











お茶の時間

2013-08-02 11:38:33 | 山の暮らし



6月の本庄のギャラりーでの個展時に注文していた、
角居康宏さんの作品が手元に届いたので、
早速、
同じころ仕込んだ例の梅ジュースの初試飲。

血圧が高くなってからは、
なるべく冷たい物(大好きなアイスクリームは別だけど・・・・)を
避けるようにしているので、氷無しで。
彼のポットに浄水器の水を入れ、しばし冷蔵庫へ。
とろ~りとした梅ジュースをカップに入れ、その水で薄める。

錫は、熱の伝導がよいから、
すぐに冷え、結構冷たいままで。
と、
黒砂糖を使ったので、色は悪いが、
なかなかだった。


今度は、
炭酸水で割ってみよっ・・・・と。