草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

うれしさのお返し

2008-06-08 13:35:39 | 山の暮らし
 日曜の朝の散歩は、遅く出て、ちょっと長め。

帰宅後、ゆっくり朝食していると____
見慣れぬ軽トラ。
誰かな?
手にビニール袋を提げた、気のよさそうなおじーさん。

あっ!
「この前はありがたかったよ。」
「ホントにうれしくて、日記に書いたんだよ。」
「これ、家で採れたものだけど、たべてくんない。」
まあ!
先週の日曜、
道路を挟んだ向かい側の広大な空き地を、
ギーン、ブーン・・・・
草刈されていたおじーさんだった。
暑い日だったので、休憩されていた時、アイスを差し上げた。



  小さなたった1つのアイスクリーム___
  死にそうなくらいの暑さの中で、
  とてもとてもうれしかったとのこと。
  そして、50年来つけている日記に記すとともに、
  どうしてもお礼を言いたかったとのこと。



我が家から、7,8kmくらい下った地区から、
朝一番に取った野菜をもってきてくださった。

これは、これは。
わざわざおいでくださり、ありがとうございます。
感激です。



高山に移住して1年が過ぎたが、
ワタシのいる集落は、一番小さな地区で、
しかも、ここだけ、取り残されているように高山のはずれにポツンとある。
十数件の集落の方たちの家とお名前は、どうにか把握できたが、
他の地区の知り合いは、わずか3,4名。
そのほとんどが、移住してきた人たち。

下の人たちは、代々続く昔っからの人たちだから、
よそ者を受け入れがたいと聞いていたが・・・・
なんのなんの。
「気の置けないウチだから、遊びにきいんさい。」
ニコニコ、気さくな笑顔を残して帰って行かれたAさん。
高山での顔見知りがおひとり増えた。




   ありがとうのお返し、
   うれしさのお返し、
   ワタシも、早速、日記に書かせていただきます。