草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

お試し

2012-12-25 11:25:54 | 山の暮らし




新聞の宣伝記事を見て買った、高血圧を自力で下げるという本。


血圧はストレスで交感神経が緊張し、上がるということらしい。
なので、
加齢とともに落ちていく副交感神経のレベルを、いかに維持するかがカギ。
つまり、
自律神経を整えることが大切だというのだ。
いろいろな見解の相違はあろうが、
この本掲載の医師は、総じて、
元来、年齢と共に血圧が上がるのは自然なことで、生きていくのに必要だからであって、
近年どんどん下げられた基準値は、医師の経営のためで、新たな高血圧患者を作っていると指摘。
多少血圧が高くとも、無症状の人に、
心筋梗塞や脳梗塞など、副作用のでる可能性のある降圧剤投与はいかがなものかと。

そこまでとは言わないまでも、
現に、降圧剤服用で数々の副作用に悩まされたワタシとしては、
「やっぱり、薬を飲まないで過ごそう」
ってことで、
この本に書いてあることを試してみることに。


いろいろあるなかでやれそうなことは、
ふくらはぎもみ、足首回し、手指の爪の付け根もみ、15回の深呼吸、40℃の半身浴、腹巻きなど。
それに、
Tさんに教えてもらって今までも食べていた黒酢漬けの黒豆に加え、
バナナと黒砂糖を漬けた、リンゴ酢を飲むことに。


ワタシの場合、
高血圧の原因が、『褐色細胞腫』かもしれないが、
とてつもない数値に上昇するのが、常に夜というのは、
精神的なものかもしれないし・・・・で、
これらの方法も含めて、
まあ、何がどうだかわからないものの、
普段から体を良く動かし温め、血液循環を良くすることや十分な睡眠、
それに、楽観的な考えは、
血圧に限らず、全てにおいて良いことなわけで。

あっ、
パソコンなどの光刺激は、交感神経を活性化させるそうなので、
夜は極力やめようってことも。

一日に何度も血圧を測るのも、
気になってかえって上がってしまう悪循環だというが、
また受診があるし、医師から記録するよう言われていてコレは仕方ない。





                   ::::





昨夕、テレビをつけたら、
捨てきれない荷物のおもさ まえうしろ
山頭火の句が目に飛び込んできた。

心を病んだ母の介護を長く続けている人が、この句に自分の人生を見、
力づけられたという。
現実をありのままに受け入れ生きようとする思いに、
思わず鼻の奥がきゅっとなった。

          
         越えてゆく 山また山は 冬の山  
                                       だよね。
                        




          ところで、
          いつもこの時期、母から届く
          ワタシの好物の熊本のアベックラーメン。
          あらあら、いつのまに、
          パッケージに『くまもん』が?!

          
          今朝は、今冬初の外気温-10℃で、
          先日の雪も残って、外へ出るのが億劫だけど、
          さあ、そろそろウォーキングへ行くか。

          そのあと、
          こちらも早速お試ししましょ。
          味は変わらないでほしいけど。
          いや、たぶん変わらないでしょ。。
          




                         

ルルドの水

2012-12-19 13:34:29 | 山の暮らし




原発推進に再稼働、
国防軍に憲法改正。

とんでもない低投票率と選挙結果に大ショック!!

これで、また血圧が上がりそう?



「人生は大海の中にいるようなもので、
あがけば、体はさらに沈んでいく。
身を任せれば、ゆっくりと浮かび上がってくる。」
といったのは遠藤周作だったか。



ワタシの血圧のことを心配して、
シスターYが、貴重なルルドの水をくださった。





             それを少し口に入れ、
             数々のミサ曲を何時間も聴いていると、
             大きなものに任せようという気にもなってくるのではあるが・・・・






忘年会

2012-12-14 21:44:10 | おでかけ



年に1,2度顔を合わせる仲間、十人余りで忘年会。

大きなクリスマスツリーの前で、
美味しい料理を前に、
しばし、誰もが忘れたいことがあっただろうに・・・・

口を衝いて出るのは、
親の介護や仕事のこと、
そして、
自分の体や精神の衰え。

忘れられないこと、多かりし。

それでも、
一瞬の賑やかさは嬉しいもの。


忘れたいことを引きずって、
新しい年がやってくるとわかっていても・・・・



     
        キラキラ光っていて
        この世じゃないみたいにきれいだけど
        これも人間がつくったものだよ
        夜のあいだに大いそぎで
        ビニールテープを巻いたりして
        時々ビリッと感電したりして
        つくった人は寒くて寒くて
        きれいかどうかも分からなかったよ

        キラキラ光っていて
        永久に消えないみたいにまぶしいけれど
        いつかはこわしてしまうんだよ
        すぐに新しい年がやってきて
        これもあっという間に古くなる
        きれいなもののいのちは短いのさ
        ほんのちょっとにぎやかな気分になって
        あとは夢のように忘れてしまうんだ

        キラキラ光っているものは
        どうしてもどこかに影をつくる
        影しか見えない人だっているんだよ
        影のほうがいいとすねてる人だっているんだ
        そんな人にかぎってほんとうは
        もっともっとキラキラと明るいものに
        それが何かは分からないくせに
        もう泣きたくなるほどこがれているのさ


               ____「大きなクリスマスツリーが立った」谷川俊太郎____




昨晩は106-67と驚くほど低かったのに、
今夜は動悸がすると思ったら、181-110。
精神安定剤を飲んで少し落ち着いたかと再度測ると、なんと196-110。

この時間、いつもはとっくに布団の中なのに、
どうも眠れそうにない。



             今、影ばかりしか見えないワタシは、
             キラキラ明るいものに、無性にこがれている。
             それが、何かは分からぬままに?
             






ビミョー

2012-12-11 14:02:57 | 山の暮らし
これで黒白つくのならと、意を決して受けた検査。
しかし、グレーのままに。

他の部位は白だったようだが、
やはり、副腎には軽度の放射性物質の集積があって、
依然として、『褐色細胞腫』の疑いありの診断。
ただ、正常の範囲の可能性もあるというし。
ヘェー、いったいどっちなの?!

結局、
「開けてみないと(手術)、分からない」って!
でも、
ワタシの場合、両側だから無理?

そりゃぁ、
手術っていうのも嫌だとは思ったけれど、
もし、そうなら、
それを取れば、血圧は正常になると最初聞かされていたから、
「その時はその時だ」と覚悟していたのだが、
どうも、今回の医師の口ぶりからすると、
腫瘍のみを取り除くのではなく、副腎自体を取り出す手術らしい。
だから、両方というわけにはいかないようだ。
前のCTでもはっきりしなかったくらいだから、
腫瘍があったとしても、ごく、小さなものなのだろう。
それがかえって、災い?
分かりずらいから、副腎ごとってことなのか?



ということで、
120台、130台という、このところの数値を見て、
「まあ、いいでしょう」
で、血圧があがったら、降圧剤を服用するという対処療法。
そして、臓器の変化を見るため、2か月ごとの定期検査と言われた。

黒と言われたわけじゃない、
白かもしれないんだからと思っていればいいのだろうし、
何はともあれ、血圧が上がらず落ち着いてさえいれば、
特に気に病むこともないのだろう。

が・・・・
あらあら、困ったことに今朝は170以上。
こんなことがあると・・・・ね。


         





               診断もビミョーなら、
               体調も、気持ちもビミョーなのだぁ。。











さて・・・・

2012-12-01 05:51:37 | 山の暮らし



さて、
今年も残すところひと月に。



血圧、
初回は高めではあるものの、
その上、下の数値は100近くあるものの、
何度か測るうちに、130~140に落ち着くようになったので、
10日ほど前の退院後の1カ月受診は、
「様子を見ます」と言いに行ったようなものだったのだが・・・・
医師曰く。
「また、上がりますよ。今度は倒れますよ」と。
そして、その夜、
改めて『褐色細胞腫』をネットで調べているうち、ドキドキし始め、
ホントに、200に上がっちゃた。

てなわけで、
「えい!ままよ!!」とばかりに、
放射性物質を注射して検査するという、例の高額なRI検査とやらを、
ついに、2日かけて受けてきた。


「いや違うだろ」と思いながらも、
「いやいややっぱり、もしかしてそうかも」・・・・と。
結果が出るまで暫くかかるというが、
この待つ間がなんとも。





           さてさて、
           この年の終わりのワタシ、どうなっているやら。。