草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

before/after

2011-02-26 15:17:25 | 山の暮らし
しばらくご無沙汰のブログでした。
こんなに間があいたのは、
そうそうアレ以来?
で、
あれは3年前~
の今頃だったし、
もしやと心配くださっている方もあったようですが、
今のところ?大丈夫デス。
どうもこの季節は・・・・ですがね。

夜、布団に入るときや、
夜中目を覚ました時など、
クラッやキーンとすると、
「あっ!来たか!」と不安がよぎることも度々ありますが。


ココに来て、来月で4年になる。
あっという間だった様な気がする。
もう、そろそろこの環境に慣れてよさそうだけど、
11か月前のアレもあることだし、
ここ数カ月は用心、用心。

用心と言っても、なるときはなるんだろうけれどね。





       ::::




そういえば、
移住以来4年間、ずっと気になっていたのが靴箱。
めでたく、今日解決!?


この家には玄関はないのだが、
もちろん玄関らしきものはあって、
そこのところの靴箱が長きにわたっての懸案事項だった。



普段は、この棚の下に並べておくのだけど、
これじゃねぇ~
キッタナイ靴がいつも目ざわりで。

で、
コレに。


何しろ、小さい家の中に靴箱を入れるわけにはいかず、
屋外に置くという条件で考えていて、
鉄の十文字工房、鈴木さんにお願いすることに。


で、
ついでに、
主にワタシの靴箱がある勝手口にも、



前の家から持ってきて、
もう25年ほど使ってきた靴箱も
とても気に入っていて、愛着があるのだが、
木製のロッカーだったもので、
屋外に置いておけば、いずれ朽ちるだろうからと。





          てな訳で、
          お疲れさまでした。
          ちょっと寂しい。
          なにか活用できるかしら?


冬の言葉

2011-02-12 14:14:57 | 雑感




冬が又来て天と地とを清楚にする。
冬が洗いだすのは万物の木地。
      
天はやっぱり高く遠く
樹木は思いきって潔らかだ。
 
虫は生殖を終えて平気で死に、
霜がおりれば草が枯れる。

この世の少しばかりの擬勢とおめかしとを
冬はいきなり蹂躙する。
   
冬はこがらしの喇叭を吹いて宣言する、
人間手製の価値をすてよと。

君等のいじらしい誇をすてよ、
君等が唯君等たる仕事に猛進せよと。

冬が又来て天と地とを清楚にする。
冬が求めるのは万物の木地。

冬は鉄碪を打って又叫ぶ、
一生を棒にふって人生に関与せよと。

      _____高村光太郎「冬の言葉」___







      雪の上に落ちる雪は
      すぐに消えてしまうように思えるのだけど
      いつの間にか
      どっしりと積もっていて

      眺めているワタシの
      虚ろなはずの思いも
      いつの間にか
      ずっしりと重なって重なっていて

     「君は何を求めているのか」
      聞こえてくる冬の言葉に
      答えようにも声がでない

      いや、出るはずもない
      もとより何も考えていないのだから

      からっぽ
      からっぽ

      飽きもせず
      また、雪の落ちるのを眺めているだけ