草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

雪の日

2013-01-14 14:41:51 | 山の暮らし





東久留米のSさんから電話があり、彼の地も雪だとか。
数日前から、天気予報が爆弾低気圧で大雪注意と言っていたし、
雪のときだから、標高700mのココは仕方ないのだけど。

朝、真っ暗ななかでしんしんと降り続けていた雪は、
このまま、もう決して止むことはないのではないかと思うくらいの勢い。
ココに来て一番の雪の日になりそうだ。

例年にない厳しい寒さで、薪の消費量もぐんぐんで、
今日こそは、備蓄の薪仕事をと思っていたのに。

これでは、手も足も出せない。


長田弘のいうように、
空が消え、影が消え、音が消え、鳥が消え、
一日というものが、
ぱったりと消え去ってゆくような日は、
確かに、
いつの間にかいなくなった人たちのことを思い出してしまうものだ。

そして、
なぜかこんな日にはヘンデル。優しく寄り添ってくれる。。




       
       

新入り

2013-01-09 16:24:41 | 山の暮らし



ついに
掃除機買っちゃった。



この小さな家には掃除機は不要。
置場もない。
簡便な箒で充分。
な、はずなのだが・・・・


箒で掃くたび、歩くたびに、細かい粉塵が限りなく出てくる土間。
長年の悩みの種である。
雑巾で拭けば一瞬はきれいになるのだが、
小さな家とはいえ、
床面積の半分以上を占めるこの部分を
這いつくばって、毎日拭くわけにもいかず。
しかも雑巾はいっぺんに真っ黒。
まるで土を拭いているようなもの。
デッキブラシやモップを試すも、その労力に見合う成果はなし。


設計者、タイル業者と相談した結果、
一番よさそうなのは、
この厄介なタイルの上から、セラミックのタイルを新たに貼るということだった。
が、しかし、
それでは、自然素材のせっかくの吸湿性が失われるらしい。
そうでなくとも、
この家、湿度が高くて冬の結露に閉口しているのだから。
ああ~悩むところ。

そこで、取りあえず、
箒を使わず、掃除機でやってみたらというアドバイス。
箒で掃くことで、タイルの中からより粉塵がでるらしい。


強い吸塵力という謳い文句につられて、
通○生活で購入したマ○タの高性能クリーナーとやらでやってみたものの、
一晩中充電しても30分ほどしかもたない上、
肝心の吸塵力もイマイチ。


土足生活の外国に倣って、やっぱりアレがいいか。
いや、取りあえずには高すぎる?
それに、サイクロンだと、面倒くさがりのワタシには・・・・
で、
正月に帰省していた娘がアレコレ検討して、
フツーのコレに。

         
以前の家では、セントラルクリーナーだったため、
なにしろ、フツーの掃除機というものが25年ぶり。
説明書を見ながら組み立てるも、細かい図は分かりづらく、
「どうして閉まらないの?」
「なぜ、動かないの?」
「これは何に使うの?」
3回も『お客様相談センター』に電話して、開封から2時間かかってやっと試行。
「で、どうだ?」
といわれても、
今日は、これまでの2種類の箒で履いたのち、モップをかけてからの実行なので、
なんとも・・・・

『手軽できれいに』を期待しているのだが、相手はなかなか手強い。




         
         しばらくやってみようとは思うが、
         粉塵ですぐにフィルターが目詰まり?
         すぐに壊れて部品交換?
         
         と、なりそうな気もしないでもない。
         安上がりなコレだけで、なんとか落ち着けばよいが。





そういえば、
ココに来て、もう2度も買い替えた洗濯機だが、
このところ、調子がまたどうも。
脱水までくると、再びすすぎに戻りを永遠に繰り返す。
手動でやるも、数回やってやっとという気まぐれさ。
こちらのほうも新入りとなるか。。



『置かれた場所で咲きなさい』

2013-01-03 08:59:40 | 山の暮らし




このところ、やはり夜、血圧が上がり気味。185になることも。
非日常や運動不足ってことかな。
今年も血圧日記で始まり?



帰省した娘から手渡された渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』


現実が変わらないなら、
悩みに対する心の持ちようを変えてみる。

境遇を選ぶことはできないが、
生き方を選ぶことはできる。



厚着もせず、平然と初日の出を待ち続ける娘を横目に、
ブルブル、ガタガタ震えながら、ついにギブアップのワタシ。
昨日は、朝から晩まで映画鑑賞のはしごのため街へ。
空き時間にアパレルショップをあちこちまわる。
鏡に映る娘はどれでも似合っていて、まぶしくて、
傍らの者はなんとも小さく、萎んでいて・・・・
慌てて視線を落とし、飛び退き、
その者を視界から消してしまう。


年をとることで失うものは数知れず。
でも、失ったものを嘆いていても何も変わらないのだ。


笑顔でいると、不思議と何事もうまくいくという。
騙されたと思ってやってみるか。
今日という日を「私の一番若い日」として
笑顔、笑顔、笑顔、笑顔を心がけて過ごしていこう。なるべく・・・・ネ。


      今年もどうぞよろしくお願いいたします。