草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

入荷のお知らせ

2009-11-25 14:09:11 | ぎゃらりー「草の葉」
2年ぶりの塙さんのホームスパンが届きました。


今回のテーマは、「きれい」と「チェック」だそうです。
ストールやブランケットは、落ち着いた原毛の色ですが、
マフラーや、ポットマットは、ほんとにカラフルです。
冬の挿し色に、キッチンに、
おしゃれで楽しくなりそうです。
それにしても、
塙さんの日々の研鑽には脱帽です。
小柄なお体のどこにあのパワーが潜んでいるのやら。
コレはと思う方の展示会には、大きな車を運転してどこへでも。
古本屋でやっと手に入れたチェックの教則本。
オーソドックスな、しかも膨大な種類のチェックに、
今、夢中だそうです。


糸の組織が作り出す風合いを、手にとって感じてください。
さまざまな色と、チェックが、日向ぼっこしながらお待ちしています。


   ダークなコートの下に、セーターの上に、
   男性の方、とってもおしゃれですよ。

感謝の日

2009-11-24 19:52:33 | ぎゃらりー「草の葉」
勤労感謝の昨日、
小春日和の昼下がり、
志村陽一さんのピアノコンサートが行われた。


五十嵐啓子さんの絵画パルティータを背に、
それは、バッハのパルティータ第1番から始まった。
休憩を挟んだ後半は、彼のオリジナル曲。
舞踏曲が多かった前半とはガラリと変わって、
流れるような抒情曲が続く。
そして、
それまで、たくさんの日差しを投げかけながら、共に聴いていた太陽は、
アンコール曲、ピアソラのタンゴで、
名残の光を纏いながら、ステップを踏み始める。

まもなく目の前の小野子に姿を消すと、
ワタシは___幸せの一日を想った。


足をお運びくださったお客様に感謝。
手をかけたおいしさに感謝。
もちろん、ピアニストに感謝。
感謝、感謝の一日であった。


    埼玉からいらした一葉さんの一句は、
    『草の葉に響くピアノや冬紅葉』

    

     ありがとう。。



蜂っ!・・・みつ

2009-11-23 04:41:35 | 山の暮らし
今年の母の誕生日プレゼントは、
要望にこたえて、蜂蜜を。



    ::::



我が家の北の道を挟んだすぐ横に、養蜂場があったはずなんだけど・・・・
昨年から、おじさん、巣箱共々姿なし。
どうも、ココに、
養蜂歴60年のうちでも、
驚くほど獰猛なスズメバチ(2年前、一度刺されているワタシは、こりゃ、大変!)が襲来したため、
おじさん、自分の身が危ないと撤退したらしい。
そこで、
ワタシは、60km離れた、おじさんの家まで買いに行くことに。
おじさん宅には、いろんな種類の蜂蜜が並んでいる。
蜜源は相当あるようで、ワタシもいろいろ食べてみた。
主流のアカシアはもちろん、菜の花、桜。
体に良いといわれ、栗やソバにも挑戦してみたが、薬のような味で、どうも。
今回は、年によって取れないときもあるという夏の花々の混合と、
高山で取れたというリンゴの蜜を。
16年ぶりの野ばら採蜜は、売り切れていて残念。
ウリ科のもあったが、
味はマメ科に劣るというので、コレはパス。

訪問するたびに、いろいろ興味深い話が聞けて、楽しみなのだが、
今回の目玉は、≪オオスズメバチの焼酎づけ≫。
なんでも、
飲んでは前立腺、高血圧に、塗っては、腰痛に効くそうな。


以前、ハチの針刺し治療を勧められるも、
怖いと恐れをなしたKさんだが、
コレにはすぐに飛びついた。


    グビッ、スースー。

    さてさて、
    生きたまま漬けられ、
    苦しみながら出した毒。
    怨念入りのコレは、
    長年の腰痛の苦しみを救えるのか。。
    
    

ありがとう

2009-11-17 18:54:13 | 山の暮らし
日も暮れ、冷たい雨の降る中、帰宅すると____
玄関先でいい香り。
ぽっかり、明かり?とおもったのは、ユズ。
そして、
その傍らには、今抜いたばかりのようなみずみずしい野菜。
????
誰からかしら?
一瞬の戸惑いののち、
あっ閃いた。

たぶん、U屋さん。
だって、
あの出汁のきいたおいしいうどんの上には、確かユズがのってたワ。
カブの酢漬けもだしてくださったし。
そういえば、
一面梅林の横では、大根が元気に背伸びしてたじゃない。
こだわりのうどん屋U屋さんは、
梅を栽培し、
有機野菜を作っていらっしゃって、
店でも、ご自分で育てたそれらを使っておられるのだ。

そうそう、U屋さんだ。
今日は、お店の定休日だし。

雨の中、畑で収穫後、わざわざ、
山を越え、一時間の道のりを、
おいしい野菜を届けに来てくださったのだ。
そのありがたさに、
食べる前から、またもや満腹!?



   感謝、感謝。
   で、
   早速、夕ご飯は、
   カブのサラダと、大根の味噌汁、
   それに、チンゲンサイの炒めものといきましょ。
   おっと、
   虫食いだらけの、青々としたカブの葉っぱも。ね。


ピアノリサイタルのお知らせ

2009-11-16 20:05:12 | ぎゃらりー「草の葉」
志村陽一さんの第1回ピアノリサイタルのお知らせ。


期日:11月23日(月曜日、祝日)
開場:午後1時半
開演:午後2時
演目:バッハ、モーツァルトとオリジナル曲
会費:初回特別料金1000円(コーヒー、手作りケーキ付)

去る秋と来る冬、
移ろう季節の奥に、
五十嵐啓子さんの絵画が佇み、
バッハやモーツァルトを誘います。



    ::::



今回は、期日が迫っているため、当方の準備等の関係で、
先着15名様限定とさせていただきます。
よって、ブログのみでのお知らせになります。
只今の段階で、若干のお席がございますので、
ご希望の方は、早めにお電話でお申し込みください。
尚、第2回、第3回と企画できればと思っていますので、
今後ともよろしくお願いいたします。



ま・ん・ぷ・く。

2009-11-15 17:30:11 | おでかけ
先日、おいでくださったU屋さんの店の、その庭は、
なんとも趣のある。
ご主人が、何十年もかけて、
おひとりで、コツコツと作り上げた庭。
四季折々の花や木は、
光や影はもちろんのこと、
何気なくある石やコケ、水を伴って、
いつ行っても、新しい顔を見せてくれる。



    ::::



以前、伺った折、下さるとおっしゃった植木を、
天気の良い今日、いただきに行った。

店から、上へどんどん登っていくと、
そこは一面の梅林。
そして、
右手に赤城山、左手は榛名山と、感動の眺望。
そこにあった、紅葉を1本いただく。
大きな葉っぱが赤く、黄色く色づいて、なんとも美しい。


    
    風情のある庭を見ながら、
    洗練された素敵な器で、
    素朴で、品のあるうどんや葛餅、かぼちゃプリンにコーヒーをいただいた。
    
    その上、
    枝ぶりの良い紅葉が、我が家に仲間入りとは・・・・
    
    ああ、
    本日は、ま・ん・ぷ・く・なり。










冬展とライブコンサートのご案内

2009-11-14 10:50:40 | ぎゃらりー「草の葉」
佐々木さん、馬渡さん、佐藤敬さん、田鶴濱守人さんの器を中心に、
只今、冬展やってます。
それぞれのほっこり土の風合いを、
手にとって感じていただけたらと思います。




      ::::




また、12月2日(水曜日)は、満月の日コンサートを行います。
最初は、満月祭として、
市も出店ありの、
夜、屋外で火を焚き、鍋を食しながらのコンサートの企画でしたが、
季節がら・・・・ちょっと。ね。
少し残念ですが、ソレはまたの機会に。

今回は、午後3時スタートです。
ギャラりーのほうは、通常通り午前11時からやっておりますので、
もちろん、早くにおいでいただいて結構です。
出演予定者は、峰岸千絵さん、369銀河宇宙さん、シーガル吉田さん。
飛び入りもあるかも。
終了時刻はいつになるやら。
お帰りはご自由ですが、
折角ですので、満月を愛でたいものです。
会費500円。コーヒー付き。
も~し、お泊まりしてまで楽しみたいという方、
また、遠くからご来店の方がいらっしゃいましたら____
残念ですが、この小さな家には泊まれません。
夏なら、テントを張っていただいて構いませんが、
何しろ氷点下にもなる時期ですし、ココでの凍死は、避けていただきたいと。
近くに国民宿舎「わらび荘」℡0279-63-2036があります。
各自でご予約くださいませ。


  *ご不明な点がございましたら、
   営業日(但し、11月28日第4土曜は臨時休業)にお電話ください。


おしゃべりの日

2009-11-11 20:58:05 | 山の暮らし
あ~今日は、一日、よくしゃべったワ。

山の暮らし____
一日、一言も口を開かないこともあるというのに・・・・


お昼前、来てくださったMさん。
雨の日のピアノの弾きがたり。
若さの輝きが気持ちいい。
来月、コンサートをしていただく予定。
是非、大勢の方に聴いてほしい、柔らかな歌声。

打ち合わせが終わり、お帰りになって、
入れ替わりに、いらっしゃったのは、
山間で素敵なうどん屋さんを営むUさん。
ぎゃらりー「草の葉」の営業日に合わせ、
ご自分のお店を休んで、わざわざおいでくださった。
同年代ということもあり、
話題はあっちへ飛び、こっちへ飛びの楽しいひと時。



    ::::



薪ストーブの部屋から、外に出ると、
いつの間にか雨はやんでいた。
ワタシは、庭の中央に立ち、
星のない空を見上げ、ひんやりを大きく吸い込む。
真っ暗な外から、少し離れて見る部屋の電球は、
今日のうれしさを含んで、明るさを増したように思えた。














草木染め

2009-11-09 09:35:33 | 山の暮らし
さてさて、
昨日の草木染めの結果は・・・・


やはり?失敗?
15年以上前に、一度講習に行って、スカーフ(もう、とっくに処分)を染めたことがあるので、
今回が2度目。
K先生の教えをメモって、その通りに。
いや、その通りにしなかったからかしら。

1.栗のイガを煮ること15分。
  煮汁は3回採ると言われたが、面倒くさくって1回のみ。
  そして、薪ストーブの上の鍋いっぱいの黒い染液の中に、
  綿の白いブラウスを入れ、箸で混ぜながら、15分。
  じゃなく、余分に10分位漬けておいた。
  綿は染まりにくいというし。
  初めは、箸でグルグル回していたのが、
  すぐに疲れてきて、グツグツの中に入れっぱなし。
  コノ手抜きがいけなかったのか?
  でも、全体が茶色で、いい感じだったように思ったけど。
2.鉄の媒せん液を作って、ブラウスを広げて入れる。
  この液が、またいい加減?
  ブラウス150gとして、その20倍の水は3リットル。
  この量が測れず___
  えーーと、2リットルのペットボトルがこれくらいだから、少し足して___っと、目分量。
  水が目分量なら、鉄粉も。
  その1%じゃ、30g。じゃぁ、このくらいかな。
  でも、よく色止めできるように、ちょっと多めに入れちゃえ。
  ムラにならないように、確か、広げて入れろと先生は言ってたワ。
  そこんところ、注意して入れたつもり。
  すぐに、グレーのいい色に。
  いや、思ったより濃いワ。
  でも、まっいいか。
  結構、簡単じゃん。
  と、
  ここで気を抜いたのが悪かった?
  15分と先生はおっしゃったけど___
  液の中で、服をひっくり返しながら、しばらくユラユラやっていたけど、
  自分の指が黒ずんできたし、面倒だし、
  もう、こりゃ、成功だろって、
  そして、しっかり、色が定着するようにと、
  おやつを食べている間の30分位、漬けておいた。
3.そして、再び、染液の中で15分。
  じゃあなくって、
  次のおやつを食べている30分間位、薪ストーブの上でコトコト。
4・さてと、
  取り出し、水でよーく洗って、ハンガーに吊るしてみたら・・・・



      な~んと、
      色ムラ。
      前身頃には、ボタンの跡がくっきり。
      いや、それより、気になるのは、
      濃淡ありありの後ろ身頃。

      あらら。。。。

      気に入っていた、この白のブラウス、
      ちょっと、シミのようになっていた箇所があり、
      おしゃれな、薄ーいグレーにでも染められたらなと思ったのだけど・・・・

      着ることができるかしら?
      「草木染めなのよ。手染めなのよ。」と、
      いちいち、断りながらの着用では・・・・ね。。
   

  
  

晩秋のにおい

2009-11-08 15:28:27 | 山の暮らし
今朝の散歩は、
ベーシックコースの途中から、少し足をのばして大回りを。
あまりに紅葉が美しかったから、
そのまま帰るのはもったいない気がして。
久しぶりのカッコウコース。
といっても、今はもちろんカッコウの鳴き声はないけれど。
朝日は、向こうの林は照らしているけど、
小さな森を背負った数件の家に、届くにはもう少し。
所々に、よく耕された小さな段々畑。
うっすら朝靄のかかる里山のその風景は、
我が家からの普段の景色とは、一味違って、
どこからかともなく、朝餉の匂いがして、
「おーい、ご飯だよぉ」って、聞こえてきそうな。




    ::::



太陽はすぐに翳って、どんより。
家にいると寒くって、まきストーブ。

突然、思い立って、
昼食後、天文台の坂道まで栗のイガ拾いに。

先日、Kさんに教えを請うた草木染め、やってみよう。


まきストーブの上に、
栗のイガ山盛りの鍋を乗せ、
コトコト煮出すと・・・・・


   あ~~あ~
   この小さな家の中、
   隅々まで、しっかり
   終わる秋の匂いが満ち満ちた。
   

メガネ

2009-11-06 11:50:01 | 山の暮らし
メガネを新調した。

3年ほど前に作ったメガネが、少し前からから行方不明。
使用後、ケースにしまってあるはずなのだが、
ケースの中はからっぱ。
ちょいと、そこらに置いたのかと、
あちこち探すが出てこない。
そんなに奥にしまうわけないし、
この小さな家、探す場所もしれている。
たまにしか使わないとはいえ、やはり、ないと困る。
そこで、
眼科で検眼し処方箋をいただき、さっそくメガネ屋へ。
なんと、
3年前の3倍も度が進んでいた。
ちょうど変え時だったのか?
これで、しっかり本が読めると、
1週間後の出来上がりを楽しみにしていた。
のだが・・・・


この新しいメガネ、どうも具合が悪い。
文字が気持ち悪いくらい大きく見える。
そして、
右から左へと視線を動かすたびに、
本の次のページを開くたびに、
文字がビヨ~んと歪んで見える。

しばらくかけていると、目はかすむし、
なんだか、軽い船酔い状態になるので、
なかなかメガネを取り出す気になれない。
4日経った現在、
相変わらず、小さく読みずらい字は虫眼鏡を使っているし、
しつこく、失くした以前のメガネを探す日々。
    

    コレって、
    慣れるものかしら?
    それとも、
    また、作り直し?
    




さむっ!

2009-11-02 17:08:56 | おでかけ
朝から、東の子持山を覆っているのは、
どうも雪雲?と思っていたら、
一日中降っていた冷たい雨が、
30分ほど前からカキャシャカ、カキャシャカ。
キャー。霰!
あっという間に、今、庭は真っ白。
いよいよ冬のお出ましか。




     ::::



昨日は、益子へ。
今回は、日光まわりで。
いろは坂は混んでるかもとちょっと躊躇したものの、
なんの面白味もない国道を走るよりは、
同じ4時間以上の道のりなら、
そりゃ、紅葉を見ながらのほうがいいだろって。

あいにく?
紅葉の時期は過ぎていたが、
それでも、戦場ヶ原や中禅寺湖あたりは、人がいっぱい。
午前8時だというのに!
車を止める場所もないし、
なにしろ、震えるような寒さだったので、早々に。
おかげで、いろは坂の渋滞はなく良かったけど。



益子も相変わらず人、人、人。
車、車、車。
店、店、店。
前回の学習ができてなくて?
7時間かけても半分も見ることができなかった。
ただ、靴だけは、気をつけてeccoを履いていったため、
足が痛くなることもなく快適に歩きまわれた。



人出を目当てにこの時期開催される、
多くの個展や作品を見るのは、ワクワクものだけど、
作家発掘、出会いの場という仕事がらみとなると・・・・
同じ作風が多すぎて新鮮味がなく、
ちょっとがっかり。


来年はどうしよっかな?

あらまっ、ブログを書いている間に雪に変わった。
初雪!

   なんだか、グーンと冷えてきた。。