草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

この日に

2013-07-26 09:26:46 | 雑感






        山道はわかりにくいから
        遠くに見えるあの木を
        目印に行くといい

        迷いそうになったら見上げてごらん
        あの木をめざしていけば
        いつか必ず着けるから

        目印は遥かなものがいい
        高いものがいい
        遠い道を行くときには

               ___光原百合『旅の初めに』___







今朝、
目覚めると、外は土砂降りだった。
それでも、ワタシは歩きだす。
今日のこの日を確かめたくて。
霧が深くて、あの木は見えないけれど、
それでも、歩くほどに微かに浮んでくる。


アナタも、
この日の一歩を踏み出しただろうか。

アナタが歩き始めたこの道は、
ごろごろごろごろ石ころだらけ。
それでも、
転んで擦りむいた膝の皮は、徐々にしっかり厚くなる。

アナタの選んだこの道は、
きりきりきりきりきつい上りばかり。
それでも、
その向こうにあるものが、いつかはきっと見えてくる。

この日のこの道は、
二度と歩まぬ一瞬の道。

ほら、日が差してきた。










        

久しぶりの血圧話題

2013-07-20 16:03:06 | 山の暮らし



もう1週間ほど高めが続いている。


朝は120~130ほど、夜は110~120で、
概ね良好状態が続いているのだが、
月に2度ほど160位に上がることがある。
それでも、2,3日で元に戻っていたのだが・・・・
こんなに続くのは、昨年、血圧が高くなり始めた時以来かな。

大抵は最初が高いので、2,3度測っている。
昨日の受診が済み、ほっとし、
これで落ち着くかと思われた今朝だが、
147-102でググッと驚き、
2度目は、157-101。
えっ!と3度目に挑戦したところ、169-108。
そんな馬鹿な!と思ったが、なんと4度目は177-106。
途中、エラーなんかにもなって、
血圧計が壊れたんじゃないかとおもうくらい、測るたびドンドン上昇するので、
もうこれ以上は見たくない!と、止めた。


3か月前の受診の時、
病院では高かったものの、
レントゲンや心電図やエコーでも異常なしということで、
「まあ、いいでしょう」と。
そして、低めで推移していることがわかったから、
もう毎日測る必要はない、時々でよいと言われた。
血圧を測ることが、一種ストレスだったから、
「やったぁー」と小躍りしたものだった。

測らなきゃ、知らなきゃ、数値を見なきゃ、
気持ち良く過ごせるかと思ったのであるが、
いかんせん、
ワタシの性格からか、そうはいかなかった。
測らないとそれはそれで気になるもので、
結局、その後も朝晩測っているわけで。


足裏マッサージにふくらはぎもみ。
酢大豆食べたり、週4日の一時間ウォーキングと、
真面目にやっているんだけどな~


たまに上昇するのは、やっぱり褐色細胞腫のせいかと尋ねてみると、
「その可能性もあるんだよな~。でも様子見るしかないでしょ。」と。

次回は、また一通り検査するらしい。
眼底、血液、尿にレントゲン、血管エコーも。
ふっ。。
こんなことが、いつまで続くのやら。。
           



            今日も、車に乗っていて、
            ガソリンスタンドの数値にドッキリ。
            ドンドン上がっていて恨めしい。

            ああ、120や130が懐かしい~
            



             
          

初めてのおつかい

2013-07-17 15:16:41 | おでかけ




先の連休に娘が帰省。

彼女が車の運転免許をとって、9か月ほどになる。
だが、
東京では、全く乗ることがなく、
帰省した時、助手席ワタシでちょっとだけ。
これじゃぁ、いつまでたっても慣れないワ。
一年経ったら初心者マークも外さなきゃなのに。

ということで、
今回少し長めで、
隣町、中之条までドライブ。
図書館に行って、ランチを食べて、
帰りは渋川周りで、
吾妻渓谷は消えて?いたけど、渋川で買い物して・・・・
ぐるっと回って実質2時間ほどの運転。

ほっ。
オツカレサマ。
と、帰宅したら、
買い忘れ。
コンビニでも間に合いそうなものなので、
さあ!
村のコンビニまで、往復10kmを娘が一人で運転していくことに。
何かあったら、
軽トラで救助に駆け付けなければならないので、
携帯持参でワタシは、メグの散歩へ。

松任谷由美のCDを聴きながら運転したという彼女。
結構、ヨユーかと思えば、
そうでもなく、横に誰もいないというのは、
相当キンチョーだったようだ。


      
        待ってる方も
        当人も
        ひやひや、どきどきの30分間デシタ。。
        
        
         














風は凍るのだろうか

2013-07-12 18:07:23 | おでかけ



前橋のギャラリーで開催中の
型染めの大木夏子さんの個展へ。


夏のピアノカバーになるようなものがあればと思ったのだが、
『風の塔』と題された作品の前に釘付け。


オーナーと話もしたりで、
2時間近くいたが、
その間、脳裡に浮かぶリフレイン
  風は凍るだろうか
  風は凍るだろうか


それは、たしか石原吉郎の詩の中の言葉。



     

          西のベランダの軒先に提げてみたいなぁ。
          そしたら、
          凍った風の塔を見ることができるかもしれない。
          たとえ、真夏であっても。。
     
       

庭一回り PART2

2013-07-10 11:09:49 | 山の暮らし
生命謳歌の夏を迎え、
我が庭にも色々な花が咲きだした。


      


10本ある夏椿の木。
たくさんの蕾をつけている木があるかと思えば、
全く花のない木も。
どうして?






そして、
今年も
鮮やかな色のオリアジサイ。
ホントは、もっと深い青なんだけどなぁ。






                       ところで、
                       コレは何の木?
                       今朝の散歩で見つけた。
                       木の実好きのワタシとしては、
                       是非、我が家に迎え入れたいのだが・・・・








 

アリ騒動 第2弾

2013-07-09 17:46:26 | 山の暮らし


あれ以来、アリは出てこないので、
気持ちも落ち着いていた。
のだが・・・・

本日、もっと厄介なものを見てしまった。


あの時、
屋内の隅にアリ塚?らしきものを見つけたのだが、
またもや、砂の小盛りができていた。
そして、
その付近に、羽アリ=シロアリ?が10匹ほど。

ギャァー!!!!


元田んぼだった敷地。
しかも、敷地の真ん中に湧水。
集落の方々が、
「ココは、以前、牛がハマッて抜けられないことがあったよ」
「こんなところに家を建てるなんて!とみんなで言ってたんだよ」
「ココは土が悪いから、何植えたってダメだよ」
「ここらは、一年の半分くらいは霧だよ」
と、口ぐちにおっしゃっている場所。
(ちなみに、これらは全て、家が建ってから判明したコト)

ということで、
湿気が多く、
危惧していたのだが・・・・


土間とコンクリートの立ち上がりの角。
取りあえず、今回も
アリキ○チョールの極細ノズルを穴に差し込み、
シューとやっておいたが・・・・

ネットで調べると、黒アリの羽アリがいるらしい。
腰にくびれがあるようにも思われるが・・・・?
残念ながら、ワタシには見分けがつきまセン。





                       
         

                次々にアクシデント、難題続きの山の暮らし。
                6年たっても、なかなか落ち着かない。
                さて、
                コレもどうなることやら。。
            



夏が来た

2013-07-08 08:35:03 | 山の暮らし



何度、均しても、
メグが掘って、掘って。
土がぼこぼこ。

で、
レンガを敷くことにした。
200枚。
これで、もう安心。




               ::::




夏が来たので、
今日から、朝散歩を早朝にシフト。
テレビをつけると、
「熱中症」「熱中症」と連呼してるしね。

それで、
出来上がったばかりの
このお気に入りの眺めの場所で、
今年初めての半袖に着替え、
遅めの朝食。

原発事故以来、控えていた屋外での飲食。




             やっぱりいいねぇ~
             この景色。
             やっぱりいいねぇ~
             大好きな夏の日差し。







天の川

2013-07-07 20:03:45 | 雑感





        知りたいことがある
        見たいものがある
        聞きたいこともある
              

        秘めた想いが
        そろり踏み出そうとするが・・・・
        やっぱり 渡れない     
          
        天の川は渡れない
        たとえ 梅雨が明けたとしても
 

        それでいいのかもしれない
        それがいいのかもしれない

        
        
 
       

               
                 三裂星雲付近のこの天の川の画像は、
                        いつもの如くYさんから拝借 

恥ずかしや!ああ恥ずかしや!!

2013-07-06 19:41:51 | 山の暮らし
すわっ!一大事!!
と、
ワタシは、駐在所に電話を入れたのだった。


ほどなくして、来てくださったおまわりさん。
ワタシの話を聞きながら、
白い手袋をはめ、カバーをはずして、
しばし沈黙。
そして、
購入したガソリンスタンドに連絡を取りたいという。


そして、
「う~ん、このバッテリーは、やっぱりそこで取り扱っているようですよ」と。
「えっ!」
目をパチクリさせているワタシに、
軽トラに付随しているネジとバッテリー本体についている埃がほぼ同じ状態である。
もし取り替えられたのなら、違うはずだと。
探偵のようなことをおっしゃる。

おお!さすが。
目の付けどころが・・・・




アレ全体がバッテリーだと思ったワタシは、
こんな汚い古いものが取り付けてあって、
穴が開いて液がでている!
と、慌てたのだった。
が、
ソコは、ウォッシャー液なんだって。
その入れ物が劣化していただけ。
エンジンが、かからなかったのは、
単に、普段、ほとんど乗ってなかったからだって。



まあ!
お騒がせ。。

しきりと恐縮しきっているワタシに、
迷惑顔ひとつせず、
「いやぁ、コレが仕事ですから。
また、困ったことがあったら、いつでも呼んでください。
みなさんの生活を守るよう努めます。」
と、優しく心強いお言葉と、防犯のアドバイスを。
ああ!感謝!!



       ということで、
       アナタもワタシも
       これで、ゆっくり就寝できます。
       おやすみなさーい。。





恐ろしや!ああ恐ろしや!!

2013-07-06 17:25:23 | 山の暮らし



恐ろしや!恐ろしや!!


バッテリーが盗まれていた!!


雪の日がなくなってからは、
ほとんど軽トラに乗ることはないのだが。
昨日、れんがを買いに行った折、
どうも走りが悪いなと思っていた。
しかし、重いレンガのせいかと・・・・
だが、今日、再び乗ったところ、
重くないはずなのに、動きが悪く、
しかもエンジンがかからなくなった。

う~ん。
確か、4月に新しいバッテリーにしてもらったはず。
それから、数回しか乗ってないのにとおもって、
バッテリーを覗くと、
まあ!
ソレは、あの新品とは似ても似つかぬモノ。
手で触れただけで、破れ、中から液体が。



昼間、留守の間にやられた!!!



そういえば、
しばらく前に、同じ集落のHさんが、
「草刈り機を盗まれた」と言っていたことがあった。
その時、
まあ!と思ったものだったが・・・・



      長閑なこの村で
      怖いね~

三重奏

2013-07-03 16:40:09 | 山の暮らし
  





ドクダミ三種そろい踏み。


でも、
やっぱり好きなのはこれかな。






            おっ!折しも
            点けっぱなしのFMから流れてきたのは、
            スメタナのピアノ三重奏曲。
            久しぶり。
            いいなぁ~
         
       

虫さされ

2013-07-01 14:45:32 | 山の暮らし




チクッ。
うっ!
注射針で刺されたような痛さに、
急いで服を脱いで裏返しにし、あちこち調べてみるが、
なぁ~んにもいない。
だが
やっぱり、ぷっくり赤く腫れている。
また、何者かにやられた。


今年は、いやに虫に刺されることが多いような。
キ○カンでは効かず、
A薬局で勧められたル○ジEXとやらを塗ったが、
3週間前のアレは、まだ薄黒く残っているし、
そのあとのアレも、まだ時折痒い。
ステロイドが強そうなので、
今回は、B薬局でお勧めのム○Sにしてみた。
ステロイド入りはあまり使いたくないのだが・・・・しつこく痒い。

そのせい?かこのところ血圧も高め。


犯人はブヨなのかなぁ?


初めてブヨの恐ろしさを知ったのは、
ココに来て最初の夏。

長靴、靴下、長ズボンだったにも関わらず、
知らぬ間に足首を刺され、
真っ赤に腫れあがり、靴が履けないどころか、
歩くことができなくなり、病院に行ったのだ。

被害を受けるのは、たいていは朝夕、草むしりの時。
それからは、その時間帯を避けていたこともあり、
その後は何回か刺されはしたが、
それほどひどくなるようなことはなかったので、
免疫?ができたかなと思っていた。
が、今年は、ちとヒドイ。
そして、様子が違う。
なんといっても、
外ではなく、いづれもウチの中でチクッ。
しかも、
足首なんかではない。
服に覆われている体の中心や、腕や肩。
今回は首。
右首にチクッときて、
急いで服を脱ぎ、点検したにもかかわらず、
それから数分後には、ご丁寧にも左首を。

犯虫はどこに潜んでいたのやら。
そして、どうやって逃げ去ったのか。

全く、ムカツク!!ったら、ありゃしない。


         しかも、しかも、
         なぜかいつもワタシだけなのだ。
         昨日も、数分だけ庭にいたワタシが被害に遭って、
         一日中、屋外いたKは一向に刺されないのはなぜ!?
        (ちなみに、ワタシはブヨはもとより、毛虫、スズメバチの経験もありというのに、
         何者にも、一度もやられていない)  

         くっ!ムカツク~