草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

締めくくり

2010-12-31 15:01:41 | 山の暮らし



2010年が終わります。
この前、世紀が変わったと思ったら、もう10年が経ってしまった。
時の流れのはやいこと。


今年のワタシの三大ニュースは___

* 遠く離れた傘寿を迎える母を真ん中に、
  妹と女3人、伊豆への旅。
  ここまで3人とも元気でいられたことに感謝。
  あと何回、共に出来るだろう。
  もう少し、
  もう少し元気でいてほしい。元気でいたいものだ。

* そういえば、今年も4月に救急車、そして入院騒ぎだっけ。
  まだ、毎月、検査通院が続きはするが・・・・

* そうそう、思いもかけぬ次男との同居となりにけり。
 

あっという間に一年が過ぎたようだけど、
こうしてみると、
いろいろあったんだなぁ。

来年は、何か楽しいことがあってほしい。




       ::::




「草の葉」のほうは、
素敵な作家さん、作品との出会いはもちろん、
和菓子教室、コンサートとたくさんの方がおいでくださり、
ひろがりのうれしさを味わった。
この拙いブログにも、
お会いしたことない方々も訪問くださっているようで、
ありがたく思っています。

どこかでつながっているという幸せを感じながら、
2010年をおしまいに。




      最後に、
      笑いおさめを。

      ソレは昨日のこと。
      今年最後の生協の配達。
      普段は留守のため、なかなかお目にかかることのないオニーサン、
      「いや~この前は白菜有難うございました。お礼を言わなきゃと思っていて」
      「えっ?」
      一瞬、何のことやらとキョトンとしてしまったワタシ。
      「発砲スチロールに入っていた白菜、おいしかったですよ」
      その途端、
      アハハハ、アハハハ・・・・
      笑いが止まらない!
      ギャハハハ、ギャハハハ・・・・
      おなかをよじって笑い転げた。
   
      冷蔵庫に入りきれない白菜を、
      一時、次回返却する発砲スチロールの箱に入れて、外に置いておいた。
      そのままだと凍るからね。
      そう、それを、
      すっかり、出すのを忘れていて、
      そのまま、オニーサンのもとへ。
     
      自分へのプレゼントと思われた次第。


      アハハハ、アハハハ・・・・・
      今思い出しても、5~6分は笑える。


      ギャハハハ、ギャハハハ・・・・・

来年も、たくさん笑える年でありますように。




         ご覧の通り、 
         画像掲載の件、解決しました。
         ご報告まで。




ん?

2010-12-30 08:30:03 | 山の暮らし


ん?
これはなんでしょ。
愛視聴番組N〇Kの『野菜の時間』の講義通りにやったつもりなんだけど・・・・
「たしか鉛筆の太さになったら」というので、
3か月待ちに待ったけれど、
いつまでたっても、ぽやぽや髪の毛?の太さのままのタマネギ。

で、
こっちも



寒さに強く、冬でもできるはずのコマツナ。
5cmくらいになったあと、ずっとこの状態。



この前収穫したサツマイモも、悲しいかな。
親指くらいのが数個取れただけ。
全く食べられなかった。
10苗植えたのに、どうも葉っぱが茂らないと思ってはいたが・・・・
この冬、薪ストーブで焼き芋にするのが楽しみだったのに、
とってもとっても、とっても残念。

そして、
初めてのダイコンもこの通り。
細かい石まで、せっせ、せっせと取り除いて、
「大根十耕」と言われた通り、
耕して耕して耕して(まあ、全ては次男がやったのだが)、
この日を待ったのに。

う~ん。
葉との付け根が直径4cm、長さは25cmで、
一口大根っていったところ。
食べられるのかしら?
せめて、葉っぱだけでも食べたいところ。








        ん?
        ところで、
        前回から、このブログ用の画像、
        オリジナルサイズにすると、
        とてつもなく、大きくなってしまうようになったんだけど。
   
        ん?




         

holy,holy,holy

2010-12-25 13:26:14 | 山の暮らし


今年もまた、
ワタシにも遠くのサンタからプレゼントが届いた。
「人に贈ることができるというのは幸せなこと」
という言葉とともに。

ワタシは、いつも貰うばかりで・・・・ゴメンナサイ。
でも、
貰う人がいないと寂しいよね。
な~んちゃって。



         ::::



昨日、今日と、
エンドレスで讃美歌を流す。

「もう!まったくぅ!」
讃美歌でも聴かなきゃ、
ココロのざわつきを鎮めることができやしないよ。






         問い


ゆっくり考えてみなければ
  いったい何をしているのだろう わたくしは
ゆっくり考えてみなければ
  働かざるもの食うべからず いぶかしいわ鳥みれば
ゆっくり考えてみなければ
  いつのまにかすりかえられる責任といのちの燦
ゆっくり考えてみなければ
  みんなもひとしなみ何かに化かされているようで
いちどゆっくり考えてみなければ
  思い思いし半世紀は過ぎ去り行き
青春の問いは昔日のまま
  更に研ぎだされて 青く光る

           ____茨木のりこ___






たまに一緒に口ずさみながら、
何十時間も聴いているうちに、
ようやく落ち着きを取り戻す。



       『幸せは自分の心の中に』
       ひょっとして、
       これが「問い」の答え?

       Joy to the world!

交響曲

2010-12-22 14:48:16 | 山の暮らし




なぜだか、12月は交響曲が聴きたくなる。
なぜだか、それもベートーヴェン。
第9じゃなくてもね。




     ::::





先日、NHK教育でやっていた、
ロンドンフィルの第5番、第6番。
タイムリー!
それもなんと、
指揮者は若き日のフランツ・ウェルザー=メスト。
しっかり録画した。
そして、
31歳の彼のベートーヴェンを、
このところ何度も繰り返し聴いている。



谷川俊太郎はベートーベンという詩の中で、
____かっこよすぎるカラヤン__と、
詠っていたけれど、


あ~
なんともかっこよすぎるウェルザーメストよ。




      そうそう
       2011年、ウイーンフィルのニューイヤーコンサートは、
       彼が指揮をするらしい。
       これは見過ごすわけにはいかない。
       50歳になった彼も、
       やっぱりかっこよすぎるんだろうなぁ。
       今からワクワク




   

もどかしさ

2010-12-17 18:22:09 | 雑感




     知らず知らずに涙が出てくる
     届かぬ言葉の
     そのもどかしさに?
 
     知らず知らずに不機嫌になる
     掴めぬ希望の
     そのもどかしさに?

     先の見えぬ山道を
     ゆっくりゆっくり歩いていると
     遣り過ごしたはずのもどかしさが
     また、後ろにいるのだ


     確か遣り過ごしたはずなのに
     何度も何度も
     遣り過ごしたはずなのに

   


流れ星

2010-12-15 15:00:14 | 山の暮らし


我が家は県立天文台のすぐ近く。

標高が高く、
辺りにはほとんど街灯もなく、
日が沈むと間もなく漆黒の闇。
星を見るには最適なのだが、
なにしろ、
ワタシは午後9時には就寝。
そのうえ寒がりときている。

なかなかソノ機会がない。

今朝は朝5時すぎに流れ星を。
空を見上げて、ものの数分でサァースゥー
5分間ほどの間に、4~5個も見えた。
なんとなく願い事もできたような?気分に。





         ::::





出来れば、若い頃の井上靖のように、
「日本海の砂丘の上で、ひとりマントに身を包み、仰向けに横たわって、星の流れるのを」
見てみたいものだ。
「一条の青光をひらめかし忽焉とかき消え」るソレは、
その時、ワタシの魂に何を語るだろう。


___ひとり恒星群から脱落し、天体を落下する星というものの終焉のおどろくべき清潔さ____

ワタシの終りも、そうあってほしいのだが・・・・





     嬉しさと、
     切なさの流れ星よ。

湯たんぽ

2010-12-09 21:04:47 | 山の暮らし


今朝はブルブルッときたぁ~
-5℃。



今夜も雪だるまマークが出てきたし、
冷え込みそうなので、
冬本番にはちょっと早いけれど、
湯たんぽを用意。


就寝の9時前に、ストーブにたっぷり薪を入れておく。
すると、
真冬でも、この小さな家の中は、
起床の5時頃には、16℃ほど。
なので、
そんなに寒くはないのだけれど、
2年ほど前から、
夜中にトイレに起きるようになってしまったこともあり、
寒がりのワタシは、用心のため対策を。


ストーブの上で、シュンシュンに沸いているお湯を入れる。
あっちちいっ。
布団に入る2時間ほど前に入れて、
寝るときは、脇に押しやっておく。
コレで、
寒い夜もアンシーン



  
     ところで、この湯たんぽ、
      なんと長男が赤ちゃんの時に使っていたもの。
      ということは____もうウン十年以上前のもの。
      ヒエ~~~~
      いやはや、モノ持ちがいいというか・・・・

       コットウヒンです。







風の季節

2010-12-08 14:18:39 | 山の暮らし


朝、目を覚ますと、
外はうっすら______
今冬初。
いよいよ風の季節に。


バッハのオルガン曲で、今日を過ごす。

低音と高音が交り合うオルガンの音色は、
窓外の風音の加勢を得て、
一層、深く冬の息づかい。

そして、
それを聴いたまわりの木々は、
おもいおもいに体を揺らし、
心を揺らす。


    くるみの木は
    わを えがきながら
    ゆれている

    くりの木は
    わらいが とまらないように
    ゆれている

    しらかばは
    ふるい ワルツを
    おどっている

    おんなじ かぜが
    ふいているのに

    はんのきは
    おじぎしながら
    ゆれている

    ななかまどは
    あかんぼを だいて
    あやしている

    もみの木は
    そらにむかって
    うたうたってる

    おんなじ かぜが
    ふいているのに


      ____岸田衿子「かぜと木」___









乾燥注意報発令

2010-12-05 15:41:30 | 山の暮らし



昨年払った枝を、今冬の焚きつけ用にしているのだが、
もう底を尽きそう。
結構要るもんだ。


そこで、
心とは裏腹に?
12月とは思えないくらい暖かで穏やかな今日、
敷地南にある川沿いで焚き木拾いを。


この場所は、
川の向かいに高く鬱蒼とした森があるため、
冬、雪が降ると春まで溶けない。
しかも、湿地のせいか、
夏は、ワッサワサと草が茂る。
ので、
やるなら今、この時期。
カラッカラに乾燥していて、もってこい。


腰を曲げたり、斜面で踏ん張ったりと、
ちょっと大変なのだが、パキポキ、バキボキ。
しっかり乾いていて、
面白いように、ポキパキ、ボキバキ。

無心にやっていると、
夏の草むしり同様、
余計なことを考えずにカイカーン
ここ数日の心のガサガサには、
実に具合が良い。

少しはしっとりしたかな?

ついでに、
ゆっくり湯船につかって、
たっぷりクリーム塗って、
夜は、湯気モクモクの鍋にして、と。

     
     でも・・・・
     どうも、まだしばらくは続きそうなんだよね。
     この乾燥注意報。
     ああ、キミよ、ワタシよ、
     ご注意あれ。。