草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

ぎゃらりー「草の葉」 臨時休業のお知らせ

2009-07-31 10:17:18 | ぎゃらりー「草の葉」
ぎゃらりー「草の葉」、都合により、
8月5日(水曜日)は、臨時休業とさせていただきます。



    ::::



梅雨が明けているとは、到底思えないような天気が続いています。
それにしても、夏は一体どうしたんでしょう。
真っ青な空に、もっくもくの白い雲、
太陽はジリジリ照りつけて、
水も緑も、虫も子供も勢いづく。
すべての生命の謳歌の感じられる、
あの夏が、
あぁ~懐かしい。



ワタシの大好きな夏は、
今年はやっては来ないつもり?


   それなら、開き直って、
   雨の中、
   庭に出て、
   ちょっと、踊ったりしましょうか?
   
   

    

2009・7・26

2009-07-26 19:29:34 | 雑感
あの夏は幸せだった。
とにかく幸せだった。



    ::::



    この世が創られた時と同じに
    光は突然人々の肩に重く輝く

    こんなにも単純なのに
    生きるということは

    初心な合唱団のように
    いっせいに鳴き始める蝉

    人々の生きた七月
    人々の生きる七月・・・・・

    夕立が化粧を洗い落としてしまったあと
    幸せと不幸せの顔はそっくり

        ___谷川俊太郎「七月」___





蝉の声がいやにせわしい夕方、
突然に風が止み、蝉の声も止む。
そして、
31年前の夏がささやいた。
「キミは、今、幸せかい?」

一瞬の静寂。

そのあとに、再びひっきりなしの蝉の声。
時の薄情さを知るかのような、
激しさ、切なさが突き刺さる。
そして、
今の夏が、キミの背にそっとつぶやく。
「幸せに、幸せにね。」


ブルーベリージャムを・・・・

2009-07-24 16:09:04 | 山の暮らし
我が家のブルーベリー(と、いっても、15個ほどしかなかった)と、
先日頂いたTさんちのブルーベリー(これがほとんど!)を一緒にして、
ジャムを作った。

200g入りの小さな瓶、一個分しかできなかったが、
チョー簡単に、
チョーおいしくできた。



早速、お決まりのヨーグルトに入れて・・・・
そして、
鍋にくっついているジャムがもったいなかったので、
少量の水でかき混ぜて、ブルーベリージュースも。

黒砂糖を使用したので、ジャムのほうは、
黒っぽい色の出来上がりとなったが、
ジュースは、
見とれてしまうほどの、きれいな色だった。。

痛いわ!

2009-07-23 17:08:20 | 山の暮らし
週2日ほど通っている前橋のボランティア。
午前9時ころ到着して、
「さあ、帰ろう!」と、
午後2時ころ、軽トラに乗り込んだら・・・・

えっ!
フロントガラスに何か付いてる?草?
信号で止まったとき、よーく見てみたら、
なんと、ガラスにヒビが入っていた。
駐車場に止めている間に、
誰かの車が撥ねた小石かなんかが、当たったって感じ。

もう、全く!

これって、直さないといけないのかしら?
25cmくらいで、内側から見ると、結構目立つし、
ちらっちらっと気にはなるけど、
幸い?助手席側なので、
「気にしない!」と、言い聞かせれば、
それはそれで済むようにも思えるけれど・・・・
でも、
車検の時には、どうせ直さなければならないものなのかしら。




    このところ、
    いろんなものの購入で、出費もかさんでいるというのにぃ。
       

小さな森訪問

2009-07-22 06:59:35 | おでかけ
昨日、友人の家の小さな森を訪ねた。

森の入口で、
思わず足を止め、息をのむ。
寄り添って立つ3人の門番の、
その太さ、高さ、そして真っ直ぐさに圧倒される。
百年くらいはここにいるらしい。
見上げる先には、
葉を茂らせ、天高く大きく広げた枝枝。
見渡す地面のあちこちには、
生まれて数年の、無数の小さな苗木たち。
大きな森になるのはいつ?
その悠久の時を想う。



    ::::




      「たのんだよ!」
      きのみきに おでこくっつけて
      こねずみが こえかけた
      「やくそくね!」
      きのえだに ほっぺたよせて
      こりすが ささやいた
      「きっとだよ!」
      きのねっこ つついて
      もぐらが さけんだ

      たくさんのそうだんを
      ふところにいれて
      わたしは「よしよし」と
      ゆれるのである
      いつでも
      いつまでも
      「よしよし」と
      ゆれるのである

      ___そうだんごと 
                   けやきだいさく___




恐る恐る幹に手をあて、
「おねがいね!」
ワタシもつぶいてみる。
枝が大きくうなずいたような気がした。

雄々しくおおらかなこのイチョウに、
いつでも、
いつまでも包まれていたいと思った。
 






ブヨ来襲!

2009-07-20 15:02:39 | 山の暮らし
にっくきブヨに2年ぶりに襲われた。

昨夕、散歩の途中、
近所のTさんの畑でブルーベリー狩りをした。
ほんの2,30分くらいの間だったと思うのだが。
突然、両足にちくっと痛みが走り、
急いで帰宅して、ズボンをたくし上げてみると、
ひざ下10cmくらいの脛やふくらはぎに、
5mmくらいの傷が両足2か所ずつあり、血が出ている。

ブヨだ。
ブヨにやられたのだ。

そうだ!アレアレ。

2年前の初めて高山の夏、
初めてブヨにやられ、足がパンパンに張れ、
皮膚科受診後も、しばらくは歩くのもままならず、
とんだ目にあった後、
「ポイズンリムーバー」とやらを買ったのだった。
注射器のような形状の筒を、患部に当て、
ぐ~んと毒を吸い出すもの。

早速、使ってみたが、コレが痛いのなんのって。
周りの肉ごと吸い込むので、肉がちぎれそうに。
それでも、
前回のように、腫れて歩けなくなるのは大変と歯を食いしばり耐えた。



    ::::



そのおかげ?で、
今朝、起きたら、
幸いにも腫れ自体はそうでもなかった。
が、やはり、患部は熱を持っていて、痛みで歩くのが難儀。

靴下、長ズボンも履いていたのに。
ズボンの下からもぐって?それともその上から?
それにしても、一緒にいたKさんは全く刺されていない。たぶんメグも。
どうして?
そういえば、前回も、ワタシだけだった。


刺されやすい人とそうでない人がいるの?
毒吸い込み器も、すぐにやらないと効果はないらしい。
刺されやすいワタシは、いつも持ち歩けということか?



Tさんちの何種類もあるブルーベリーは、
これから次々と実をつけるようで、
「また、採りにおいで」と、
お誘いを受けたが・・・・
ウーーン。。


    
    

    毒吸い込み器使用中のワタシの画像は、あるにはあるが、
     公衆に見せられるようなシロモノではないので、
     代わりに爆睡中のメグので____
     あっ!
     コレもマズかったかしら!?

ぎゃらりー「草の葉」 臨時休業のお知らせ

2009-07-18 16:21:16 | ぎゃらりー「草の葉」
7月22日(水曜日)、
ぎゃらりー「草の葉」は、臨時休業させていただきます。

「いや~、行こうと思っていたのにぃ。」
「その日しか行けないのにぃ。」
と、いう方がいらしゃいましたら・・・・
午前中だけは在宅しております。。




    ::::



先日、いらしてくださったNさんから頂いたお土産のあんみつに、
バニラアイスを乗っけて、
玄玄舎さんの器で____
ソーメン用にと思った、優しい泡入りの器ですが、
コレが、ヨーグルトやあんみつに大活躍。
今まで、陶器や、漆器で食べていたけれど、
夏はやっぱり、ガラス器かしら。

こんなぴったりに出合うと、
小さなうれしさが、フツフツ・・・・

    で、
    もう一杯、お・か・わ・り。。
    

「山の暮らし」新聞掲載

2009-07-17 14:23:32 | 山の暮らし
地元の新聞にワタシの「山の暮らし」を取り上げていただいた。


ぎゃらりー「草の葉」の宣伝にもなるかと、取材を受けたのだが・・・・
ウーーン。。
記事になったものを読むと、
伝えたかったことの5,6割といった感じ。
しかも「自給自足を実現」の文字が、なんとも気恥ずかしい。

数時間の取材で、本質に迫るということは難しく、
それを文字にするとなればなおさらで。
内容についての事前の準備を、全くしていなかったワタシの言葉の足りなさもあったろうし。
今日のどんより天気と相まって、なんだかモヤモヤ状態でいる。




でも、まっ、いいか。
新聞は、その名の通り、毎日新しさが届けられるもので、
その日の記事は、その日だけのもの。
その日が過ぎれば、過去となるわけで、
たまたま、ワタシの記事を目にした人にとっても、
「ふーん、そうか」ってな感じで、その時だけで終わるのだろうから。

ただ、新聞の使命ということにまで突っ込むと____
誰かの中に、
この小さな記事の中の一言が、残ってしまうこともありうるわけで。
    今、聴いているチャイコフスキーの「序曲1812年」の数小節が、
    なぜか、ずっと、ワタシの中にひっかかっていたように・・・・










薪割り機登場!

2009-07-12 21:33:23 | 山の暮らし
薪割り担当のKさん、
最初から、弱気ではあったのだが、
3年目にして、「もう、ダメ」状態が多くなった。
薪作りの醍醐味は、
グッと振り上げた斧を、下ろした、その瞬間、パキッと快音。
ソレがたまらんだろう。
と、思うのだけど、
そう思うのは、傍らにいるワタシだけで、
50過ぎてやり始めた、
しかも腰痛持ちの当人にとっては、
単にキツイだけらしい。

ということで、
ついに、油圧式の薪割り機を購入。
今日は、2人とも出かける用があったため、
1,2本を試してみただけだが、
あっという間に割れた。

高いものは、60万円、80万円、いやそれ以上もあるなかで、
一番安い、4万円位のものなので、
太いものや節のあるものは無理だろうし、
すぐに壊れる類のものかも知れぬが、
まあ、とりあえずは・・・・



    コレなら、ワタシにもできそう。



野菜収穫 キタアカリ編

2009-07-10 18:47:29 | 山の暮らし
しばらく前から葉っぱが枯れていた。
そろそろ収穫時かと、今日見たら、
葉っぱは、すべて消え去り、茎も消えかかっていた。
で、
よし、今だとばかりにジャガイモ掘り。
ごろごろ出てくるかと、
食べきれないくらい出てきたらどうしよう。
な~んて、勇んで掘った割には、収穫はこれだけ!?
確かに、数は植える前の2倍くらいにはなったが、
総量は同じくらい。いや、ひょっとすると少ないかも。
大体、一か所あたり、2個くらいしかくっついていなかった。
しかも、小さいのなんのって!
????
これじゃ、
種イモのほうが食べがいがあった!?
何のために植えたのか。
固い土をえっさか耕し、牛フンを混ぜ、
Tさんの教え通り、間引きをし、土もかぶせたのに・・・・
元の量より減るなんて!
????


でも、まあいいか。
今年、初めて挑戦したジャガイモだし、
新ジャガには間違いないし、
第2段のダンシャクに期待をかけ、

今夜は、大好きな肉じゃがにしよう。。



    ::::



な~んて、思いながら、夕方の散歩に行ったら、
途中で、Tさんに出会った。
早速、ジャガイモの話をしたら、
「掘るのは、ダンシャクのほうが先だよ!」
「えっ!だって、キタアカリのほうが、枯れて茎もとろけてなくなっていて・・・・」
「そりゃ、病気だよ。べた病だ!」



    あらあら。
    やっぱり、コレも湿地のせい?



熊本の味

2009-07-08 19:15:02 | 山の暮らし
夏になると、熊本に帰りたくなるワタシのために、
母から、熊本の味がどっさり届いた。

毎度お馴染みの「アベックラーメン」と「いきなりだんご」に加え、
「ドーナツ棒」とやら。
どうも、幼い頃から食べ親しんだ、黒砂糖のかかった「黒棒」のおしゃれ版らしい。
最近の熊本ではとても人気があり、海外にも進出しているとのこと。
あっ!それから、見慣れないものが・・・・
「アベックラーメン」には、ベーシックのもののほかに、
とんこつ味も出たようだが、コレはまたそれとも違う。
その名も「火の国熊本とんこつラーメン」
早速、今日のお昼に試食。
____火の国熊本は情熱の国、その情熱をラーメンつくりに傾注しました。___
ウン、
コレは、どうもスープが主役のようだ。
ベーシックのものに対して、添付のスープの重さがなんと4倍も。
しかも濃厚なスープ。
たっぷりのお湯に溶かし、これだけで満腹になりそう。
ただ、
ラーメンのスープを、ほとんど飲まないワタシにとっては、
そして、
年齢とともに、より一層あっさり味を好むようになったワタシにとっては、
やはり、ベーシックのほうが・・・・

「黒棒」にしても、
「アベックラーメン」にしても、
おかしなもので、
改良版より、やはり昔の味がしっくりくる。

インスタントラーメンで、唯一、ワタシが食べられる「アベックラーメン」。
イモ好き、甘いモノ好きのワタシには欠かせない「いきなりだんご」。
懐かしいその味は、
一口食べると、
幼い頃が蘇ってくる。



    ずっと、残ってほしいなぁ。。






        夜になって、今年初めてのカナカナセミの声を聴く。
          夏だぁ~。

七夕

2009-07-07 19:34:06 | 山の暮らし
年々、小さくコンパクトになっていく七夕飾り。
あれもこれもと願い事は多いが、
今年は、短冊も最低限の4枚だけ。
えっ、四つも!?



    ::::



今までに叶った、一番大きな願い事は、
23年前の「女の子が生まれますように・・・・」

その女の子も、今年、社会人となり、
3か月の揺れの期間を経て、今月から正社員になれたらしい。
これからも、
大きな波、小さな波、数々あれど、
あちこちにぶつかりながらも、
自分を信じ、乗り越えていって欲しいものだ。
下を向いていれば、波しか見えず不安にもなろうが、
顔をあげると、空には無数の星。
たとえ、曇っていようとも空いっぱいの星だよ。

キミのいる、この星が属する太陽系、
それは、何兆という星が集まった、
一つの銀河系の中の、ごくごく小さな星の集まり。
そして、
こんな銀河系が、この宇宙には何百万個もあるなんて。




   今夜は、
   見えない星を仰ぎ見ながら、
   とてつもない宇宙を思おう。






ブルーベリー記念日

2009-07-06 16:33:38 | 山の暮らし
移住した年に5本植えたブルーベリーの苗は、
なぜか、次の年にには、2本になっていた。
そして、新たに2本加えたものの、
今年は、初年度の生き残り2本が瀕死の状態で、
次年度のものも
なぜか1本は消えていた。



    ::::




このミステリー_____
実は、土が悪さをしているらしい。

この家が建つ数年前のある日のこと。
近所で飼っていた牛が脱走した。
飼い主がさんざん探した末に、発見したその場所は、
まさに今、ワタシがブルーベリーを植えているココであった。
沼地状態に足を取られ、にっちもさっちもできないであえいでいた牛の話は、
ここらでは有名らしい。
軽トラの車輪がのめり込んで、身動きできなかったという話も聞いたし、
土地の人によると、
ココは、
「どうしようもない」湿地らしいのだ。

そのため、
ブルーベリーの根がとろけて、
いつの間にかなくなってしまうという現象がおきるようである。




    ::::




さて、
ワタシは、苦難の年を経て、
今日、めでたく最初の一粒を収穫したのだ。
と、いっても、
ついこの間、すでに実がなっている苗を植えたのだから当たり前?
でも、
周りとは明らかに違う、
濃い色の大きくぷっくらとした、この一粒を見つけたときは、
感激!
待ち切れず、もいでしまったが、もう少し置いたほうがよかったのかな?
まだ、酸っぱかった。


一緒に並んでいるラズベリーも、
3年目の今年、やっと実をつけた。
少しずつ貯めてジャムにするつもり。
でも、赤くなるのは、毎日、3,4個だけなので、
入れ物にいっぱいになるには、相当かかりそう。


今年、ワタシの口に入ったいちごは、結局12,3個だけだったし、
ラズベリーも、結局、ジャムにはならずじまいかも・・・・



   
    なんてったって、
    「牛もがき」の場所の産物だから。ね。


ゆ~らりゆらり

2009-07-05 21:57:49 | おでかけ
ゆ~りゆらり
ふ・し・ぎ

鈴木浩さんの「鉄のかたち」展へ。

鉄というと、
硬いというイメージなのだが・・・・
確かに100kgもある、どっしりとした鉄のベンチもあったけれど、
ワタシの目を引き付けたのは、コレ。
風や震動で、ゆ~らりゆらり。
剛でありながら、
飄々として、しなやかなその様は、
「肩の力を抜いて生きよ。」
とでも言っているかのようで、
飽きもせず、眺め入る。




    そういえば、
    数日前から、ワタシの歯もゆ~らり揺れているのが1本あり。
    それも前歯。
    イヤだな~。
    しっかり磨いているのに、
    定期的に歯科も受診しているのに、
    抜けるの?
    そしたら、さし歯!?
   
   

「今日のキラメキ・明日のカガヤキ」展

2009-07-03 13:30:15 | ぎゃらりー「草の葉」
7月に入り、ぎゃらりー「草の葉」もいよいよ夏の装いです。


ガラスの器と
国安真美さんの天然石を使ったブレスレットが加わりました。

見て惹きつけられた石が、今、その人の必要としている石。
着けてみて、気持ちにしっくりくるものをお選びいただけたらと国安さん。
今日のワタシと目が合ったのは、
ローズ色の大きなロードクロサイトの入ったもの。
説明によると___
豊かな愛情で包み、心に受けた傷を癒してくれるとのこと。
奇しくも、
前向きに乗り越えるようサポートしてくれるという、
誕生石のガーネットも控え目に入っていました。
ガラスは、お馴染みの作家さんの定番に加え、色ガラスのものが少々。


光に助けられ、美しさを増すそれぞれは、
見ることで、
使うことで、
身につけることで、
きっと、
今日の小さな幸せ、
そして、明日の希望をもたらしてくれるでしょう。