この小さな家に居を移した時、
俗に言う掃除機というものを棄てた。
なるべくモノを少なくと思ったし、なにぶん置場がない。
しかも、掃除機を使うほどの広さでもないし。
それでも、何かの時にと思い直し、
よく利用する通〇生活の、
小型で性能が良いとの謳い文句に惹かれ、コレを。
だが、
吸引力は地味すぎ、結局使い物にはならず、
普段は、白木屋傳兵衛のシュロの箒でサッササッサカとテキトーに。
ところで、
今回、何年かぶりに取り出したそのわけは、
例の放射線絡みで。
少しは念入り?にやってみるかと。
しかし、コレが又、使えないよぉ。
朝6時から充電していて、7時間たってもまだまだ。
というので、
その間、取り出したのがコレ。
6,7年も習ったチェロ。
一向に上達せず、練習が苦痛になって中断。
すでに、1年ほどが経ってしまっただろうか。
あるグループのクリスマス会の余興でやるように言われ、
久しぶりにケースから取り出す。
さすがに、指は覚えているようで、
楽譜を見れば、すぐに弾くには弾けるのだが、
やはり、以前と同じ。
音が汚いなぁ。
それに、すぐに疲れる。
わずか30小節足らずの曲でも、
一度弾くと、数分は放心状態で休憩。
フーッの繰り返し。
結局、30分くらいで終了。
力がいるのなんのって。
ストーブが辛いくらい暑くなる。
左の指の押さえも甘く、
右のボーイングもきつい。
しっかり押さえきれず、音が悪いのだろうが。
なんでかなぁ。。
どこそこの素人の演奏、
そんなに大変な思いで弾いているようには見えないんだけど。
でも、
年配の生徒で、腕の痛さに耐えきれず断念した人もいるようだし。
力のないワタシに向かないのか。
それとも・・・・教え方に問題?な~んて。
ウ~ンと力んで、力を入れることばかりに意識がいって、
楽器を弾く楽しみまでいきつけないでいるのだが、
相変わらずチェロの音色にはゾクゾクッ。
いいなぁ。
好きだなぁ。
先生を替えて、また習おうか。。
の、前に、
取り出すべきは_____
学びて時にこれを習う、また説ばしからずや。だったりして。