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雪の新宿御苑を散歩

2013-01-17 | 散策

雪の新宿御苑を散歩

 

一昨日の成人の日に大雪が降りました。

以前から雪の新宿御苑を見たかったので、翌日ネット検索したらお休み、それで翌日伺いました。

都心で8センチの積雪を記録しました。こんな積雪は2006年以来7年ぶりだそうです。

 

今日は新宿口から入りました。ちょっと薄曇りで、薄暗い様子でしたが・・・

 

園内は写真家がたむろしているだけで、いたって人も少なく、雪景色を楽しむには好都合。

私は、積雪で歩きにくいだろうと、登山用のアイゼンを携行しましたが、正解でした。

通行止めの箇所も無視して歩き回りました。

  

 

花はほとんど見られず、僅かに、ボケと水仙が咲いていました。

残念ながら水仙の写真は撮り忘れました。

 

あちこちに倒木が見られました。特に、タイサンボクの枝が多く見られました。

葉が大きくて雪の重みに堪えかねたのでしょうか。

 

下は御涼亭前の池の写真です。

カモの泳いだ軌跡が氷の上に描かれていて、ちょっと微笑ましい風景でした。

 

フランス式整形庭園横の巨木が目を引きました。

 

 

案内板によると、モミジバスズカケノキだそうです。別名プラタナス、

「春に長い花軸の先に花が咲き、やがて球状の実が垂れ下がります。」

とありました。

そして、その横の説明板を引用すると、

「園内のスズカケノキは、枝をきらないで自由にのびのびと育てています。そのため、普通ではなかなか見られないような自然の樹形が観察できます。ところが、フランス式整形庭園のスズカケ並木を見てください。樹齢は同じにもかかわらず、樹高は低く、幹まわりも小さいことがわかります。

都内でよく見かける街路樹も、枝がじゃまにならないよう枝をきってるため、本来の樹形とはちがった形になっています。(国民公園 新宿御苑)」とありました。

 

そこから先は、イギリス風景式庭園が、広々と雪に覆われ、足跡もまばらで実に気持ち良く歩きました。

丁度、管理人らしい人に遭遇して立ち話をしたら、

「めったに見られない景色です」と、彼も嬉々として楽しんでいました。

 

そして、その中にユリノキが一本聳えていました。

 

その説明板を紹介しますと、

「ユリノキ (百合の木)

北アメリカ原産の落葉高木で、明治20~30年代に日本で初めて新宿御苑に植えられたといわれています。

明治40年(1907)には東京市に街路樹育成用として種が払い下げられ、赤坂迎賓館などに植栽され、全国に広まりました。」とありました。

花は5月だそうです。

代々木公園にも大きな木があります。両方とも見に行きたいですね。

 

そのあと、園内のレストランで、雪景色を見ながら昼食をとりました。

もちろん熱燗付きで、それも興に乗り2本!

 

いい日、いい一日でした。

 

 


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