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陸自PKO撤収

2017-03-13 | 日記

陸自PKO 南スーダンから5月撤収 

 逃げるのか トランプ政権と同じだ!

 

国名は 南スーダン共和国  

独立後も、政府軍と反政府勢力は対立しており、内戦状態。

南部の石油の利権や、一部民族の帰属も問われている。

新政府は、スーダン人民解放軍が中心となっている。

2012年には、南スーダン軍が油田を占拠し、戦闘は継続、

避難民が230万人以上とか。

 

 
2016年の軍事情勢, 赤は政府軍、緑は反政府軍、青斜線はスーダン軍が優勢な地域

 2015年8月、政府間開発機構による調停の下、対立していたキール大統領派とマシャール派が調停案を受け入れ、

紛争解決に関する合意文書へ署名を行なった。

合意文章に基づき、マシャール前副大統領が第一副大統領に就任し、国民統一暫定政府が設立された。

しかし、合意後も両陣営から協定の細部への不満に加え、内戦中の戦争犯罪の特別法廷の設置や州の再編案などで対立は続き、

内戦により疲弊しきった経済はインフレ率295%のハイパーインフレを引き起こした。

 

首都ジュバでは両陣営による銃撃戦が断続的に続くなど内戦再燃の危機が高まり、

2016年、現地で支援活動を行う日本を含めた欧米各国は国外退避を決定している。

政府軍の破壊行為が止まらない一方、反政府側のスーダン人民解放軍や民兵集団が台頭し、

組織の分裂や支配地域が広がる状況にある。

PKOはジュバ辺道路補修210キロ、用地造成50万平方メートルを建設したが、

200万といわれている難民を無視したままでいいのか。

撤退の理由に「ジュバでの施設整備は一定の区切りを付けた」。

現地の「治安の悪さ」を強調し、十数か国が部隊が展開する中、日本は引き揚げるのか。

国際貢献に関心を示さないトランプ政権と同じでは?