籠坂峠~三国山~パノラマ台 へのハイキング
曇りのち雨のやや良くない気象予報でした。
仲間13人と、多少の雨を覚悟で、マイクロバスでハイキングに出かけました。
ところが、小仏峠を過ぎたあたりから少し青空が見られ、大月に近づくにつれ富士山が雄大な姿を見せてくれました。
結局、この日はハイキングのあいだじゅう、空は晴れ、富士山はくっきり姿を見せ、暑くもなく寒くもない、さわやかな絶好のハイキング日和でした。
仲間の中にいた“晴れ女”のおかげでしょうか。
今日のハイキングルートは下の地図の赤線です。
そして、その経路断面図は次の通りです。
最初200m登り、6kmぐらい平坦な山尾根をにぎにぎ、がやがや散歩し、最後に200m位降る、優しいハイキングでした。腰痛の私には大変好都合なルートでした。
さて、ハイキングの詳細ですが、
今日の路は山梨県と静岡県の県境を辿るコースで、若芽の生い茂るブナ林の中を歩きました。
従って、石がらもなく、乾いた黒土を気持ちよく歩く“ふんわかコース”でした。
ブナ林は、もともと日本の森を形造っていた自然林だそうですが、戦時中の政策で杉林に変えられ、今では希少な森林になっています。
世界自然遺産の白神山地はブナ林の最たるものです。
ブナ林は典型的な落葉広葉樹林で、常緑樹に比べ葉が薄いため、光を良く通し、森林の中を明るくしてくれるそうです。そのためか、したばえもよく育つとか。
ただ、光の強い太平洋側では、したばえが育ちすぎて、歩きにくいとか。
また、ブナ林は人工のダム以上に水を蓄える効果があることから“緑のダム”ともいわれています。
多少関係あるかな~?ブナ林にはミズナラも含まれているそうです。
途中には、山ツツジがちらほら紫の花を見せてくれていました。
その他にもいろいろな花が咲いていました。素晴らしい眺めでした。
そして、最後の降り路がちょっと木の根っこが出ていて、転ばぬよう注意しましたが、小さな子供達でも楽々歩ける道のりでした。
その証拠に、明神山では幼稚園年少組のお子さんもいましたし、若々しいフランス人の男性は走って降りていました。余談ですが、奥さんは日本人で子供さんも2人いるそうです。人生を楽しんでいるようでした。
明神山へ上る途中の富士山と山中湖は絶品でした。下の写真です。
カシバードで向かいの山々を撮影してみました。中央の山は以前登った石割山です。
そして、明神山頂上の写真は次の通りです。
右のカシバードの写真と比較してみてください。
そして、後は山中湖畔のお湯につかり、ビールを楽しんで、マイクロで大した渋滞もなく、早々と新宿に帰り着きました。
幹事さんありがとうございました。