地形図で見る木曽川流域 隆起準平原と幼年谷 2013-05-21 | 読書 地形図で見る木曽川流域 隆起準平原と幼年谷 笠置ダムや丸山ダムで幼年谷の下刻は緩やかになりましたが、断面図で見られるように峡谷状の地形は顕著に残っています。 周囲は高原状(福原尾や上の洞)で、隆起準平原を表しています。 その間を木曽川が深く浸食した様子は歴然と残っています。 ダムが作られなければ、谷はもっと深く浸食され、壮年谷に近づいていたでしょう。 それにしても、こうした峡谷両岸の高原に多く水田や集落が存在するのは珍しいのでは。 普通は山林でしょうが。