鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

鉄ちゃん爺やの一人旅  宇佐神宮に詣でる

2019-04-04 21:00:58 | 神社
今回の一人旅を利用し兼ねてより参拝が叶わなかった
約4万社に及ぶ全国八幡社の総本宮・宇佐神宮へ。

心のふるさと宇佐参りと呼ぶそうですわ。

(宇佐神宮 上宮)


ここは大分県宇佐市ですが小倉と同じ昔は豊前の国

距離は小倉駅から約75kmなんですが不便なダイヤ。

JR中津駅から先の普通電車が2時間に1本ぐらい。

日豊本線と称するのにローカル線並みのダイヤでんな。

片道2920円は痛うおますけど仕方がない出費ですわ。

JR小倉駅8時発の特急ソニック3号に乗車でした。

(ソニック3号 乗車券&特急券)


(JR宇佐駅に到着した 特急ソニック3号)


(JR宇佐駅舎)


この日3月18日は宇佐神宮で最も重要な祭典があり
「例祭」と呼ぶ神事が行われることを確認してましたんや。

普段は路線バスも少ないが「例祭」となれば臨時ダイヤで
特急電車の到着に合わせて増発と勝手に推察してました。

ところが路線バスは平常通りで1時間15分待ちでんがな。

バス停で同じように考えていた青年とご婦人2名の4名で
タクシーに割り勘で乗ることを進言し同意を得ましたんや。

JR宇佐駅から約10分で1300円の料金でした。

(宇佐神宮の参道で 相乗りをしたご婦人2名)


お隣の中津市からお参りに来られたご婦人でした。

ワンコイン500円を三人から頂いたので結局は
鉄ちゃん爺やの出費は200円のプラスに?

(宇佐神宮の表参道)




宇佐神宮は豊前の国の一之宮であり、皇室では伊勢神宮に
次ぐ重要な神社で、平安時代には京都の入り口に当たる
八幡市に「宇佐神宮」から分祀されて、現在でも関西の
八幡宮と言えば「石清水八幡宮」とされていますね。

(宇佐神宮 大鳥居)




(ご神興発祥の地 顕彰碑)


(朱塗りの神橋)


本殿まで約2kmぐらいの表参道が続いてますんや。

神橋を渡って少し歩くと右手に「初沢の池」が見えてきました。

(宇佐神宮 初沢の池)


(初沢の池 & 宝物館)


「日本三沢の池」と呼ぶそうですが詳しくは分かりません。

奈良・猿沢の池 京都・大沢の池 の三つなのかしら?

二つ目の大鳥居が見えてきましたで。

一の鳥居とか 二の鳥居とか、呼ばないようでんな。

(宇佐神宮 二つ目の大鳥居)


(ご朱印の 受付所)


朱印帳を預けて本殿にお参りすることにしまひょ。

珍しい写真を見つけましたので張り付けて置きまっせ。

(神様と仏様 宇佐神宮の勅使門の前で ご挨拶)


日本で初めて 神様と様が会ったのは この場所だとか。

平安時代に神仏習合が始り宇佐神宮も「八幡大菩薩」さまと
お呼びし江戸時代の終わりまで神社とお寺が一体でしたんや。

確かに神仏習合はここ宇佐神宮から始まったようでんな。

(宇佐神宮 下宮)




(下宮の祭殿に 例祭のお供物


(宇佐神宮 下宮を側面から撮影)


宇佐神宮は上宮と下宮の二つに同じ祭神がお祀りされてますんや。

一之御殿  八幡大神 (応神天皇)

二之御殿  比売大神 (多岐津姫命)

三之御殿  神功皇后 (応神天皇の母親)

上宮は一般の参詣人が内殿には入れないので、下宮が内部を
撮影できて、遠くから三つの御殿を見ることが出来ますんや。

それでは上宮の方を参拝することにしまひょ。

(宇佐神宮 西大門)






(宇佐神宮 上宮の勅使門)






(宇佐神宮 上宮 一之御殿)


(宇佐神宮 上宮 三之御殿)


上宮は勅使門を中央に向かって左から 一之御殿 二之御殿
三之御殿が 並んでいて回廊の石段の下から拝礼をする形ですな。

(宇佐神宮 二礼 四拍 一礼)


各地の神社での拝礼は  二礼 二拍 一礼  が一般的ですね。

ここ宇佐神宮と出雲大社だけが 二礼 四拍 一礼 だそうですわ。

(宇佐神宮 例祭の鉾と神旗)


(宇佐神宮 上宮の ご神木)


宇佐神宮では上宮だけにお参りするのは「片参り」と呼ぶそうで
下宮と合わせて両方にお参りすんるのが正しい作法だそうです。

蛇足に成りますが神宮を名乗る神社は天皇を祭神にしている
昔流に言えば一番重要な神様という事になりますかな。

伊勢神宮・熱田神宮・明治神宮・橿原神宮・平安神宮 等々

当然ながら宇佐神宮も応神天皇をご祭神にお祀りしている訳で
八幡宮の中で「神宮」を名乗れるのは、ここだけのようですね。

(巫女さんと 神官)






午後からの例祭に備えて巫女さんと神官が忙しそうにされてます。

お祓いを受けて関係者が内殿へ入られるんでしょうか?

(宇佐神宮 境内の 力石)


(宇佐神宮の ご朱印)


(神官と 住職さんのご挨拶)


現在でも宇佐神宮では神様と仏様が例祭に参列されるようですね。

こんな風景は珍しいのでデジカメで失礼ながら撮影させて貰いました。

(勅使と 幣帛を待つ関係者)


幣帛(へいはく)を先頭に行列が参道を進んで来ました。

午後まで待てば例祭が見物できるんだが次の予定も有り
幣帛(へいはく)の行列だけ見送ることにしまひょ。

(勅使と 幣帛の行列)








午後からの「例祭」も拝見したかったんですが、午後からは

下関市に在る長門の国の一之宮へお参りしたいので退散しました。

(JR新下関までの乗車券)


(JR小倉駅までの特急券)


(JR宇佐駅に到着の 特急ソニック)


今回はこれにて お仕舞にさせて貰いまぁ。

次回は山口県・長門の国一之宮を載せる予定でおます。

ほんなら~ これで、さいなら~♪
コメント (11)
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