鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

東下り(あずまくだり)2日目 三嶋大社を訪ねて~🎵

2017-09-16 19:28:59 | 神社
駿河の国と伊豆の国の境界は黄瀬川だとのこと。

その昔、源義経が奥羽からやってきて、兄である
源頼朝と初めて対面したとされる処でっせ。

現在の都市名で言えば沼津市が駿河の国で
三島市は伊豆の国となりまんねんで。

でも沼津市・三島市・裾野市あたりは一体となり
そんな区分が通用しないような気がしますんや。

静岡県東部の工業都市と呼ぶ方が正しいのかも。

(静岡県三島市 マンホールの蓋)


ミシマザクラと呼ばれる花が一面に描かれてますんや。

ソメイヨシノのルーツを研究中に三島市で発見された
品種で、ソメイヨシノが変化したものとの説が。

三島市役所が出来た頃の話で「市の花に指定」され
現在ではマンホールの図柄として使われているとか。

三島市は古くから伊豆の国一之宮である三嶋大社の
門前町として栄え、東海道の宿場町でもおました。

(JR三島駅舎と自撮り)


JRの駅舎も三嶋大社の玄関口だと言うことで
神社をイメージするような建物ですわ。

10年ぐらい前にこの駅前から路線バスに乗り
有名な「柿田川湧水群」を訪れたことがあり
三島市を巡るのは二度目になりますかな。

今回は三嶋大社を拝観することにしまひょ。

(三嶋大社の 大鳥居)




(旧の東海道 三嶋大社の門前)


江戸時代の東海道は箱根を越えて平地に出ると
この三嶋大社・大鳥居の前を通過しますんや。

逆に江戸へ上る際には三嶋大社に参拝してから
三島の宿に1泊し、明日の箱根越えに備えたとも。

三島女郎衆がノーエ~ なんて歌もおましたかな。

(三島大社の 総門)


(総門の説明板)


(三嶋大社の 神門)


この門を潜ると舞殿と拝殿が正面に見えてきまっせ。

中世から戦前までは三島神社と呼ばれていたそうですが
現在は三嶋大社と呼ばれるようになったとか。

(三嶋大社の 拝殿)




(三嶋大社の 神紋)


ご祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)と
事代主神(ことしろぬしのかみ)とされてます。

事代主神は大国主命(おおくにぬしのみこと)の
息子さんで、一般的には「えびす様」と呼びますかな。

合わせて三嶋大明神と呼び、源頼朝の流人生活時代から
信仰が篤く、旗揚げに際し、ここに祈願をしたとのこと。

そんな事から武人の信仰が江戸時代まで続いたようでんな。

(三嶋大社の 拝殿前にて自撮り)


(三嶋大社の 本殿と拝殿)




画像の向って右側が拝殿で左側が本殿になりまぁ。

戦前の官幣大社なので立派な建物に成ってまっしゃろ。

(三嶋大社の ご朱印)


(三嶋大社の 舞殿)


境内に立派なご神木らしい樹木がおましたで。

樹齢1200年と言われるキンモクセイのようですわ。

(天然記念物 三嶋大社のキンモクセイ)






9月と10月の二度も黄緑色の花を咲かせるんだとか。

その香りは二里四方に及ぶと記されてますんや。

8月27日だったので少し早すぎたようでんな。

(三嶋大社の 神池)




(蘭渓燈籠の 石碑)




(三嶋大社の神池 蘭渓燈籠)
 

何処かで、もう少し小振りだけど同じのを見た記憶が。

どこだったか思いだせないのでご免なさい。

(厳島神社の 説明書き)


(厳島神社)


北条政子が奉納した神社のようでんな。

ご承知だと思いますが源頼朝公の奥さんですよ。

それでは歩いてJR三島駅の方へ戻りまひょ。

(三島水辺の文学碑)




表通りから斜めに入り近道と考えた小道です。

ここも富士山麓から湧き出た小川のようでっせ。

(若山牧水の 文学碑)




(司馬遼太郎の 文学碑)




誰でも知っている文学者の碑が並んでますんや。

こんな風景も水辺の街である三島市にはお似合いかも。

(井上靖の 文学碑)




(正岡子規の 句碑)


(松尾芭蕉の 句碑)




喉が渇いたのでコップを持ったらセンサーが働き
からくり人形が湧水を出してくれる仕掛けに。

巧く考えて作ったもんだと感心しましたね。

冷たくて美味しい富士山の湧水でしたよ。

(からくり人形が 水飲み場に)






(楽寿園 入園券 300円)


日本庭園のようなんで立ち寄ってみましたんや。

明治維新に活躍された小松宮彰仁親王さんの別邸だったとか。

富士山の噴火した溶岩流の上に樹木が育っているそうで
独特の景観を見ることが出来る日本庭園なんだって。

(楽寿園 遊歩道から撮影)






明治44年に小松宮彰仁親王が亡くなられた後に朝鮮の
国王世子・李根氏に譲渡されたという経緯があったとか。

(朝鮮灯篭)




李根さんが朝鮮から持ち込んだと言われている燈籠だとの説。

李根さんが住んでいたと言われる建物も残ってますんや。

(楽寿館 京風の数寄屋造り建物)






(楽寿園 遊歩道にて自撮り)






富士山から湧き出た水が池を作っているそうですが
近年は水量が減少しているが、原因が定かでないとも。

こんなお化け灯篭を園内で見つけましたで。

(楽寿灯篭)






園内には動物園も有って地元では家族連れで
ここ楽寿園を訪れる方も多いとのこと。

(楽寿園 建物)




(かき氷で 一休み)






楽寿園の北門を出たら、そこはJR三島駅前ラッキー!

JR三島駅から普通電車で熱海駅の方へ向かいまひょ。

鉄ちゃん爺やの背後に写ってる電車は伊豆箱根鉄道で
有名な修善寺や伊豆長岡温泉へ行く鉄道でっせ。

この電車に鉄ちゃん爺やは乗ったことは無いんですわ。

(JR三島駅ホーム で自撮り)


(JR東海さんの 普通電車)


(JR三島駅 駅名標)


(JR熱海駅 駅名標)


JR三島駅から二つ目が熱海駅でここがJR東海では終点。

駅名標もオレンジ色のJR東海さんから、今度はJR東日本の
緑色の表示に変わりまんねんでで。

JR熱海駅まで来たら東京駅や高崎駅や宇都宮駅など
関東の駅名が現れて、東京の香りがしますんや。

でも~ ここはまだ静岡県で昔の伊豆の国なんですよ。

JR熱海駅を発車した電車は次のJR湯河原駅で神奈川県に入り
昔の国で言えば、相模の国になるんでっせ。

(神奈川県寒川町 マンホールの蓋)


JR熱海駅から普通電車でJR茅ヶ崎駅で相模線に乗り換え。

神奈川県高座郡寒川町に辿りつきましたんや。

長くなりますので寒川神社は次回にさせて貰いまひょ。

ほんなら~ これで今日はさいなら~🎵


コメント (18)
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