鉄ちゃん爺やの 独り言

鉄ちゃん爺やは大阪に住んでますので
画像で隠れた関西の名所も紹介します。

東下り(あずまくだり)3日目  鹿島神宮を訪ねる

2017-09-30 12:50:14 | 神社
3日目はJR千葉駅前のホテルを早めに出発し
利根川を越えて常陸の国の一之宮へ向かいまっせ。

(JR総武本線 快速電車 E217系)


(JR千葉駅 総武本線 駅名標)


(JR千葉駅 9~10番線時刻表)


鉄ちゃん爺やの記憶が確かならば、千葉駅7時55分発の
成田空港行きの快速電車は、現役時代に埼玉県の戸田から
1年間だけ錦糸町駅から千葉駅まで乗っていた列車のはず。

平成13年のことで電車もこれと同じE217系でしたな。

(JR千葉駅  廃止された総武本線の階段)


当時はこの階段を下りて、駅ナカのカフェで朝食を取り
再びこの階段を登って、普通電車で事業所へ向かいました。

昔の事業所はここから二つ先の駅からバスで5分ぐらい。

現在のJR千葉駅は新しい橋上駅に改修されたようで
この懐かしい階段も、使用が終了したようですわ。

それではJR総武本線の快速電車で、出発進行!

JR総武本線の快速は成田空港へ向かいますんで
鉄ちゃん爺やは、ここ成田駅で乗り換えになりまぁ。

この列車は成田駅から銚子駅までのローカル線でおます。

(JR成田線 208系 普通電車) (JR成田駅で撮影)


(JR成田線の 車窓から撮影) 


再びJR佐原駅で今度はJR鹿島神宮行きに乗り換え。

JR佐原駅発が9時16分で、この電車に乗っていたのは
鉄ちゃん爺やを含めて、たったの13人というありさま。

鉄ちゃん爺やが現役時代だった平成13年頃には東京駅から
特急「あやめ」「すいごう」というのが走ってましたんや。

現在は路線バスの方が安いとか、特急は廃止されてますわ。

この乗車客数を見れば特急電車は廃止されて当然かも。

ここからはJR鹿島線という枝線のようなコースでんな。

(利根川の本流を 渡ってます)




利根川の本流を渡ると、千葉県から茨城県に入りまぁ。

この辺りは水路が入り組んでいて、水郷地帯と呼ばれ
独特の風景を醸し出しているようでんな。

(続いて 常陸利根川を 渡ってます) 




潮来花嫁さん~🎵 潮来花嫁さんは~🎵 船で行く~🎵

こんな歌が有りましたが、当時の風景とは様変わり。

現在は観光用の船が運河を通るだけのようですわ。

残念ながら途中下車してたらスケジュール的に無理が。

デジカメで遠くを写したんですがイメージは叶わず。

(JR鹿島線 潮来駅の駅名標)


(JR潮来駅前の 風景)


(JR鹿島線 車窓から撮影)


潮来駅を出た列車は海と勘違いするような大きな
「北浦」を渡って鹿島神宮駅に向かってますんや。

(JR鹿島線 北浦を渡ってます)








向こうに見えるのは東関東自動車道路のようでんな。

現役時代に何度か車で通った記憶がおますんや。

当時はこれが利根川の本流だと勘違いしていたかも。

大阪へ戻ってネットの地図を検索したら「北浦」と
呼ばれる、湖なのか入り江なのか定かではおまへん。

(終着駅 JR鹿島神宮駅)




JR鹿島線はここで終了ですが、線路は先に延びて
次の駅は「鹿島サッカースタジアム」だそうです。

鹿島アントラーズの試合がある時だけ、JRも臨時で
次の駅まで走らせているようですが、第三セクターの
鹿島臨海鉄道で大洗や水戸などへ行けるようでんな。

画像に見える赤い電車が鹿島臨海鉄道の車両ですわ。

(駅前の 鹿島神宮への道標)


ここは茨城県鹿嶋市で「山」へんの「嶋」を採用。

これから向かう鹿島神宮は「山」へんがおまへん。

静岡県で紹介した三嶋大社と三島市と同じスタイル。

一之宮に敬意を表し一文字だけ変えているのかも?

(鹿島神宮への参道)


(塚原卜伝 生誕の地)


(塚原卜伝の銅像)


お名前は良く存じているんだけど詳しい業績は
知らないので、剣の達人だったと記しておきまひょ。

なだらかな登り坂を約10分歩くと門前町らしき
所で登り坂はお仕舞になりましたで。

(鹿島神宮の 門前町)






(鹿嶋市 マンホールの蓋)


(鹿島神宮の門前に 親子鹿の銅像)




鹿島神宮では「鹿」は神様のお使いとして昔から
大切に保護されてきたようでっせ。

関西でも奈良公園の「鹿」も春日大社に伝わる
神様のお使いとして、放し飼いがされてるのは
有名ですが、ここ鹿島神宮が本家本元なんですわ。

(鹿島神宮の大鳥居)


(鹿島神宮 境内案内図)


(鹿島神宮の 由緒書き)


春日大社は社伝によれば鹿島神宮と香取神宮の
お二人の東国の神様と、河内の国の神様である
枚岡神社のご祭神である二人の神様を合わせて
四祭神をお祀りしているとされてまんな。

春日大社は藤原氏の氏神として昔から崇拝され
皇室や五摂家にも大切な神様とされてきました。

現在も天皇陛下が元旦の早朝に「四方拝」と呼ぶ
厳粛な神事にも、鹿島神宮・香取神宮が含まれ
関東では氷川神社と合わせて遥拝されるとか。

(鹿島神宮の楼門)(国の重要文化財に指定)




(楼門の説明書き)


水戸黄門さんの父上である徳川頼房公が奉納と。

日本三大楼門の一つとして有名なんだって。

広い境内ですが拝殿と本殿は直ぐ側におますんや。

それじゃ参拝させて貰いまひょ。

(鹿島神宮の 拝殿) (国の重要文化財に指定)











元和5年(1619年)二代将軍・徳川秀忠公により
奉納された神殿で、重要文化財に指定されてまぁ。

(鹿島神宮の 本殿と拝殿)






(ご祭神 武甕槌大神の 説明書き)


ご祭神は「武甕槌大神」(たけみかずちのおおかみ)

日本書紀から読み取れば、次に訪れる予定である
下総の国の一之宮である香取神宮のご祭神。

「経津主大神」(ふつぬしのおおかみ)とお二人で
出雲に行って、大国主命から国譲りをされた神様。

だから日本国を創生した「武の神様」となりますかな。

だから現在でも重要な神様の一つとされる訳ですかな。

それでは奥宮まで歩いて行くことにしまひょ。

(鹿島神宮の森)








なんでも鹿島神宮の森は約20万坪もある広さだとか。

うっそうと茂る杉やヒノキなど神聖な雰囲気が感じますよ。

(鹿島神宮の 奥宮)






徳川家康公が本殿として奉納された物を元和5年に
新しい本殿ができた際に、奥宮として移設したとのこと。

だから昔は本殿だった重要な神殿なんですわ。

奥宮から右に折れて森を奥に進んで行きまっせ。

(鹿島神宮の森)




(鹿島神宮の 要石)








水戸黄門で有名な徳川光圀公が要石(かなめいし)の
周りを家来に「七日七夜」にわたって掘らせたが
巨大すぎて、堀り起こすことが出来なかったとの伝。

地震を起こすナマズの頭を押さえている「鎮め石」
とも呼ばれる、鹿島神宮でも有名な場所でっせ。

(松尾芭蕉の句碑)




(鹿島神宮の森で 自撮り)


(武甕槌大神の 石像)


武神そのもののお姿を彫ってあるようですな。

それでは社務所に戻ってご朱印を頂戴しまひょ。

(鹿島神宮の ご朱印)




(社務所に飾られた作品)






(横綱 稀勢の里の土俵入り)


稀勢の里さんは昔で言う、常陸の国のお生まれだから
ここ鹿島神宮の拝殿前で横綱土俵入りを披露されたとか。

実は鉄ちゃん爺やが訪れた4日後の9月1日に例大祭が
行われるんでその準備が境内で行われてましたで。

(例大祭の準備をされる 氏子さん)




9月1日の例大祭は知っていたんですが、人出が多く
ゆっくりと参拝出来ないと考えパスしたんですけど。

それではJRの駅へ戻ることにしまひょ。

(鹿島神宮の参道 埋め込みパネル)






(鹿島神宮 大鳥居前で 自撮り)


戻る途中でこんなオブジェを見つけましたで。

此処は鹿島アントラーズさんの地元でしたわな。

(鹿島アントラーズ 優勝のオブジェ)




(JR鹿島神宮駅にて 撮影)




JRの女性乗務員さんにお願いして写して貰いました。

208系の電車を綺麗に入れてくれはりましたで。

(JR鹿島線での 車内風景)




帰りは鉄ちゃん爺やを含めて、たった6人の乗客。

これでは大赤字なるでしょうな。

でも~ 廃止にはできない路線かも?

(利根川を渡る JR電車の先頭から撮影)


JR佐原駅で女性乗務員さんにお礼を述べて下車。

気を付けて、ご旅行をされますよに~ とのお言葉。

(JR佐原駅舎)




こんな暖簾が掲げてある駅舎なんて初めてで驚き。

観光案内所でレンターサイクル借りて次の一之宮
香取神宮へ向かいます、此処から約3kmぐらいかも。

長くなりまんので、香取神宮は次回にさせて貰いまひょ。

ほんなら~ これで、さいなら~🎵

コメント (16)
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